医師が教える不動産投資

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いつも応援ありがとうございます。

 

前回、マンション投資をするなら区分マンションにこだわらず
もっと大きな視野を持って取り組みましょう、と結論付けました。

もちろん、区分マンションが全く稼げないとか、そういう意味ではありません。
そういう意味ではありませんが、区分マンションで稼ぐには
一定の条件を満たす必要があるんです。

その条件がやや厳しいため、初心者にはおすすめできない、
というのが実際のところ。

 

不動産投資の投資対象

では、どうすればいいか。

不動産投資の投資対象には何があるかをまず並べてみます。

1.区分マンション
2.一戸建て住宅
3.1棟アパート
4.1棟マンション
5.1棟ビル
6.区分店舗
7.区分事務所
8.駐車場
9.倉庫
10.工場
11.ホテル
12.土地

このうち、もっとも語られるのは1～4、住宅用の不動産です。
というのも生活に必須であるため安定した需要があり、
税制面でも優遇されているため、リスクが低いからです。

1棟マンションに店舗が付いてきたり、駐車場があったりと、
切り離せない部分はありますが、5～11に関しては
不動産投資の中でもややマニアックなジャンルです。

12の土地については裏話もあるのでここでは保留にしますね。

 

投資用賃貸住宅のそれぞれの特徴

不動産投資初心者が、いきなり難しいテナント系に手を出しても
痛い目を見るだけですから、右に倣えということで、
1～4についてそれぞれ特徴を挙げてみましょう。

 

1.区分マンション

何だかんだで世間的にはもっとも一般的な投資対象です。
ただ、やはり区分マンションは難しい。

価格は安いので一見手を出しやすそうに見えますが、
1棟マンションより経費が割高なる分、
利回りは悪くなります。

あくまで現金購入が前提となります。
安く買って高く売ることができれば理想ですが、
ベテランでも難しい戦術です。

 

2.一戸建て住宅

区分マンションと違って、修繕積立金の徴収や組合費などが
存在しない分、利回りが良くなります。

できれば現金購入が理想ですが、日本政策金融公庫などから
低金利で借りることができれば、融資を使うのも悪くありません。

比較的早いサイクルで売却し、現金を集めるのがいいでしょう。

 

3.1棟アパート

木造、軽量鉄骨造の低層集合住宅のこと。
価格が安く、修繕費も安く、利回りが高いのが特徴です。

法定耐用年数が短く減価償却が早い、不動産取得税や固定資産税の
負担が軽いという利点がある一方、資産価値が低いため、
金融機関から融資を引き出すのが難しい、という難点があります。

1戸当たりの家賃収入も、マンションに比べ安くなります。

 

4.1棟マンション

重量鉄骨造、RC、SRCの中～高層集合住宅のこと。
建物の耐用年数が長く、資産価値が高いのが特徴です。

アパートに比べ戸数が多く、収入が大きくなります。
資産価値が高く評価されるので、金融機関から融資が出やすい利点が
ありますが、税金、修繕費などの経費の負担が大きく、
物件の価格も高いため、実質利回りが低くなります。

10戸以上のマンションも多いため、当初から事業的規模を
狙いやすいのは大きなメリットです。

 

こうしてみると、何に投資をするかによって戦略を
変えていく必要があることに気付くと思います。

僕自身は1棟マンションからスタートしました。
RCマンションの安定感に魅力を感じたからです。

 

不動産投資の目的は大家になることにあらず。

どこに未来をみるかは人それぞれですが、
メリット、デメリットをよく理解し、
今の自分には何があっているのか検討した上で
長期的な展望を考えましょう。

不動産投資に必要な知識の各項目については、
別にカテゴリーを用意して解説しています。

また、本やノウハウ、セミナーなどにお金を使い、
自己投資をしていくのも重要です。

 

不動産投資の目標は、物件を持つことではありません。
安定した収入源を手に入れ、その先にある自分の理想を
叶えること。

中規模マンションを融資を受けて一つ手に入れたくらいでは、
夢は実現できないんです。

 

未来へ向けて自分に合わせた長期的な戦略を立てられるようになれば、
不動産投資初心者は卒業したと思って下さい。
物件を一つ購入した時点で、あなたはプロですから。

よく勉強しながら実践し、安定していてお金に困ることのない、
理想の未来を手に入れましょう！

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