悪徳マンション業者に騙されないための心理技術

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【経営者の素養を兼ね備えた投資家型】と【投資家型】はどう違うのか。
この辺りをもう少し明確にしていきます。

まず投資家そのものの定義について。
本来、投資家とは経営者の素養を兼ね備えているものなんです。

 

投資とはビジネスモデルにお金を投じること

投資とはビジネスモデルに対してお金を預けること。

例えばMicrosoft、ご存知PC用OS、Windowsを生み出した会社です。
Microsoftの株を購入する、要するにMicrosoftに投資をするということは、
Windowsに投資をするということではありません。

Windowsがもちろん主体ではありますが、
その他にも色々なものを製造、販売しています。
Microsoft Officeも販売していますし、キーボードやマウスも売っています。
2013年にはSurfaceなんていうタブレットも販売しています。

 

WindowsがMicrosoftのビジネスモデルの中心であることは間違いない。
しかしMicrosoft業績に影響を与えるのはそれだけではありません。
前述のOfficeやSurfaceが売れなければMicrosoftは大きな損失を出すでしょう。

Microsoftに投資をするというのは、Microsoftビジネスモデル全体に投資をする、
ということと同義です。

 

ですから、いわゆるプロの投資家というのは投資をしようと思ったら、
まずはビジネスモデルを理解することから始めます。

その上で、将来的に発展すると判断すれば出資し、
見込みがなさそうなら手を出しません。

Facebookに出資が集まったのも、Facebookのビジネスモデルに
大きな将来性があると多くの投資家が判断したからでしょう。

 

デイトレーダーなんかが短期的に株や通貨を売買するのは、
本当の意味での投資じゃありません。投機です。

あれは将来性あまり関係なく、短期的な変動の歪みから
小銭を抜き続けているだけですね。

 

まとめると、本来投資家はビジネスモデルを理解する必要があるので、
即ちビジネスについて本質的に理解していなければいけない。

つまり、投資家とは経営者の素養を備えていて当たり前なんです。

 

コピーライティング技術の恐ろしさ

不動産ビジネスを「投資」と考え参入する初心者がなぜ、
簡単に言いくるめられてろくに利益も出ないような物件を掴まされるか。

それは結局、ビジネスの大局が見えていないから他なりません。
不動産投資のほんの一側面しか見ずに結論を出してしまっている。

具体的には「一つの仲介業者や不動産屋から受けた説明しか」見えていない。
セールストークやコピーライティングに飲まれ、
疑うことを知らず間に受けてしまう。

 

以前もどこかで書きましたね。

年金代わりになります。
生命保険代わりになります。
節税になります。

これらの利点を言葉巧みに操り、不安を煽り、成約させる。

お金の悩みというのは非常に深い悩みですから、
ちょっとセールスを学び条件が整ってしまえば、
ビジネスについて何も知らない人にマンションを売るなんて簡単です。

 

こういったセールスやコピーライティングは、ビジネスの基礎の一つ。

いくら素晴らしいモノを作ったとしても、
売り方、見せ方を間違えればちっとも売れません。

 

身近にもありませんか?
同じ値段で明らかに品質が高いのに売れない商品とか。
あんまり美味しいとは思えないのにいつも行列ができるレストランとか。

これらは全て、ビジネスの基礎部分で大きな差がついてしまったもの。

逆にいえば、あまり良いモノでなくても、
売り方次第で、見せ方次第で売れてしまう。
儲からない新築ワンルームマンションだって売れてしまうんです。

 

引っかかるのは、投資家のつもりになった素人。
ビジネスを知らない個人の【投資家型】不動産投資家です。

一言でいえば、カモですね。

 

身を守るため、カモにならないためにはどうすべきか?

ビジネスの本質を学ぶこと。
真の投資家、【経営者の素養を兼ね備えた投資家型】不動産投資家に
なる必要があります。

 

まずは騙されずに冷静な判断ができる自分を作る

あらゆる面から言って、ビジネスの原理原則を学んでおくことに
デメリットはなく、ビジネスを知らずに生きていくことにはリスクしかない。

収益不動産などという、数千万円から数億円もするものを
これから扱っていくのに、ビジネスを理解しようとしないのは
明らかに間違っています。

ここまで読んで、そう思いませんか?

 

中には、俺にはビジネスなんてどうでもいい。
多少リスクがあっても不動産投資で早いとこセミリタイヤしたいんだ、
なんて人もいるかもしれません。

ギャンブルがしたいというなら、それでも構わない。
でもせめて、これだけは理解して下さい。

 

僕は、稼げもしない新築区分マンションを言葉巧みに売り捌く、
悪徳不動産業者が大嫌いなんです。
特に不正な手段で電話番号を手に入れて電話セールスしてくる奴ら。
本当に最低最悪の業者どもが儲けるような事態を防ぎたい。

だから、広告やセールスに使われる心理学について学ぶために、
まずはこれを読んで欲しい。

現代広告の心理技術101

現代広告の心理技術101

この現代広告の心理技術101は、どちらかというと「売る側」のための本です。

売られる側としては、売る側が何を狙っているのか、
自分がどういう心理状況にさせられているのかが理解できていれば、
騙されることもなくなります。

収益不動産、特に最初の1棟で騙されたら、
それだけで人生が詰んでしまうかもしれません。
自分だけでなく、家族も巻き添えにして。

 

なら、できる限りの自己防衛策をしておくのが当然。
現代広告の心理技術101を読んでおけば、
感情を揺さぶられていつの間にか契約させられていた、
なんてことはなくなります。

不動産投資だけでなく、あらゆる場面に使える広告知識を、
まずインプットして置いて下さい。

 

ちなみにこの現代広告の心理技術101は、
このダイレクト出版というところからしか手に入りません。

一般目線ではものすごく怪しい香りのする出版社で、
実際他のものはやたらと怪しいものが多いんですが、
少なくとも現代広告の心理技術101はものすごい良書です。

この出版社、販売中のものを突然引っ込めちゃったりもするので、
まだ販売しているようだったr早めの購入をおすすめします。
現代広告の心理技術101はダイレクト出版社の本でも
ロングセラーなので、大丈夫とは思いますが……

購入時に他にも色々薦められますが、全部無視して大丈夫です。
これを読んだだけでも、新しい世界が開けると思いますよ。

 

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