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世の中広告に溢れていますよね。
電車の中でも、テレビを見ても、街中でも、インターネットでも。
広告がなければビジネスは発展しませんから仕方ないことだし、
エンドユーザーがサービスを無料で利用できるのも
広告料が世の中を回してくれているお陰です。
不動産投資の広告も多分に漏れず、そこらじゅうに掲載されています。
しかし、残念なことに不動産投資の広告はあまり
新規顧客向けには作られていません。
広告というのは、新規顧客向けが一番費用対効果が悪いんです。
特に不動産投資なんてニッチな市場では、買ってくれるかどうか分からない
新規顧客を探すよりも、リピートしてくれる可能性の高い
既存顧客向けの広告を流した方がずっと収益性が高い。
だからインターネット上の広告を見ても、利回りが何%です、
金利が低いですよ、といったようにメリットを打ち出すような
広告がほとんどです。
こういった広告は、既にしっかりと未来を見据えていて迷いがなく、
目標に向けて邁進している人には効果的でしょう。
しかし、僕の記事を読んでいるような、これから不動産投資を始めたい、
サラリーマン以外にも副業を持って収入を増やしたい、
と考えている段階の人にはまったく響かないですよね?
不動産投資ではそういった考えている段階の人に広告を打っているのは、
ワンルームマンション販売業者だったり、そことつるんでいる金融機関だったり。
広告コストが上がってしまう分、新築ワンルームマンションのような
業者にとって都合の良い物件を売ることでしか収益が上がらないんでしょうね。
かくして、うっかり業者にやられてしまった新規犠牲者が市場の肥やしとなり、
不動産投資市場にお金の流れを生み出している。
厳しいようですが、これが現実です。
この現実が一つの弊害をもたらしています。
それは、新規投資家の市場参入を抑制してしまっている点。
本来、真に稼ぐことのできる不動産投資へ顧客を導くのは、
仲介業者や金融機関などが広告料を払って行うべきなんです。
それにより多くの人は不安が取り除かれ、将来に希望を見出して
正しい不動産投資への道のりへ一歩足を踏み出す。
どんなビジネスでもそうじゃないですか?
医療は広告制限があるので置いておいて。
例えば化粧品なんか、新規顧客獲得に必死ですよね。
化粧品サンプルを無料で配布しまくっていますし、
テレビでも電車でもネットでも広告を打ちまくっています。
あれはリピーターになって欲しいから新規顧客を集めているんです。
無料サンプルを配ることで、お金を無駄にするんじゃないか、
自分には合わないんじゃないかという不安を取り除き、
あわよくば気に入ってもらい続けて使ってもらおう、という戦略です。
しかし、不動産投資の広告はというと。
新規向け広告はリピートを期待していないようなものばかり。
真面目な業者は新規顧客向けの広告を打つ余裕なし。
これでは、本当に不動産投資市場へ新たに参入をしたい方が
決心できるとはとても思えません。
不動産投資へ参入することで幸せを掴むことができるはずの人が
不動産投資を始めようと思えないこの環境を打破したい。
そんな想いで情報発信をしています。
ただ僕も、サラリーマンはもっと収入を得て、経済的自由を手に入れて、
夢を現実化させてただ一度の人生を自由に生きるために
不動産投資を一緒にやっていきませんかと呼びかけてはいますが、
ネットビジネスのようにリスクがほとんどないものならいざ知らず。
不動産投資のように大きな融資を抱えて、リスク承知で挑まなければ
いけないものでは、ちょっとおすすめされたからやってみよう! とは
そうそう思えないですよね。
僕自身も人の人生を左右する命題に挑んでいるわけで、
医業よりもずっと責任を重く感じます。
そんなことで前置きが長くなりましたが、第2章で扱うテーマは。
不動産投資をしようと思ってもあと一歩を踏み出せない。
果たして原因はどこにあるのか、その原因追求から始めて、
及びその不安を解消していこう、という内容です。
不動産投資へ新規参入する際に感じる5つの不安
僕も一度通ってきた道です。悩み、不安というのはどんなことでも、
大概は皆同じようなことを感じているもの。
それを言葉にできるかどうかこそ、行動できるかどうかに関わる大きなポイントです。
不動産投資をこれから始めよう、と思ったとき、
頭から離れることがない不安。
大きく分けて5つに分類しました。それが、以下です。
1.融資に対する不安
2.不動産購入価格に対する不安
3.仲介業者への不安
4.家族の不安
5.自分自身への不安
それぞれ、もう少し掘り下げて考えて生きましょう。
1.融資に対する不安
最も直接的に行動を抑制しているのが、融資に対する不安です。
借金、ローン、債務というと、あんまりイメージが良くないですよね。
借金まみれになる、とか多重ローンで自己破産、だとか。
お金というものは人を狂わせることもありますし、だからこそ借金には
強い恐怖を感じるもの。
しかも、テレビで報道されたり漫画、雑誌で表現されるのは、
100万円程度の借金で取立て屋に苦しめられ、自殺をするというストーリーばかり。
不動産投資をするのであれば、融資額は100万円どころか、その10倍、100倍。
1億円以上に登ることだって普通です。
現に僕も、2億円以上の融資残高がありますからね。
ですが、この融資というもの、そんなに悪いもの、怖いものなんでしょうか。
借金が人生を狂わせる悪であるなら、どうして借金をすること自体を
法律で強く規制したり、積極的にお金を借りようと思うのでしょうか。
多くの人が勘違いしているこの借金=悪、恐怖、という無意識こそが、
不動産投資に踏み切ることを遮る一番の原因です。
2.不動産購入価格への不安
収益不動産はとても大きな買い物です。
数千万円~数億円の買い物を不安なしにできるのは、
世界長者番付の上位に入るような人だけでしょう。
そして、もう一つの問題が価格が適正かどうか分からないこと。
基準となる価格というものが存在しないため、果たして今、
自分が購入しようとしているものが適正価格なのかどうか、
判断ができないのが大きな不安を生み出します。
暗闇を歩いているようなものですね。
しかも、当初は適正価格で購入できていたとしても、
将来的にどうなるかは分からない。
ここが日本である以上、地震からはどこへ行っても逃げることは出来ないし、
原発事故が起こって土地の価値がほぼ0になってしまう事態だって考えられます。
不動産価格の大きさ、不動産価格の不透明さ、不動産価格の将来性。
この3つが収益不動産の購入にためらってしまう価格的要素です。
収益不動産購入価格に対する不安。払拭できずとも緩和はできる。
3.仲介業者への不安
仲介業者への不安が、不動産投資全体の悪いイメージを作る
一要因となってしまっている、といっても過言ではないでしょう。
僕は、多くの仲介業者が真面目に経営しており、不動産投資においても
顧客の利益を考えて収益不動産の仲介を行っている、と知っています。
それは、既に信頼できる仲介業者さんと付き合いがあるからです。
しかし、不動産仲介業者は上下のレベル差が非常に大きい。
相手に騙す気はなくても仲介業者の判断が間違っている可能性というのは、
どこまで行っても付きまといます。
中には悪意を持って近づいてくる業者もいるし、
そういうところが一番表に出てしまっているがために、
不動産投資全体が怪しいイメージを持たれてしまっています。
そんな状況ですから、果たして目の前で必死に説明をしてくれている
仲介業者が信用に足る人物か、それとも自分を騙してお金を毟り取ろうとしている
悪徳業者なのか、判断をつけることができないのは致し方ありません。
この仲介業者への不信感が払拭できない限り、不動産購入へ踏み切ることは
決して出来ないでしょう。
4.家族への不安
サラリーマンでも、特に30代になってくると、結婚していたり、
小さな子供がいたりする人も多いでしょう。
僕も、妻子ともにいますし、これを書いている現在も妻は妊娠しています。
不動産投資は金額も金額です。流石に、家族に内緒で何千万円も
借金をするのは、家庭のことを考えると得策とは言えません。
片手間不動産投資の著者、サイコ大家さんは長らく家族に内緒で
不動産投資を拡大し続けたようですが……猛者ですね。(笑)
特にマイホーム願望があったりすると、大きな壁となります。
サラリーマンが融資を受ける際にもっとも融資を受けやすいのは、
スルガ銀行のアパートローンのような信用貸しです。
これは住宅ローンと思いっきりかち合います。
アパートローン残額が大きく残っていたら、
住宅ローンを利用するのは非常に困難です。
もし相談もなしにアパートローンを組んでしまったりしたら……
どうなるか、容易に想像できるかと思います。
5.自分自身への不安
多くの人は、自分で何かしらの事業をやっていたなんて経験、
ないと思います。
また、周りを見渡しても、不動産投資をしているなんて公言する知人も
誰一人いないのがほとんどでしょう。
僕自身もそうでした。
起業した友人はいましたが、経営について細かい話を聞いたりは
したことありませんでしたね。
むしろ、お金のルールなんて全然知りませんでした。
税金がどう、とか、融資がどう、とか。
全くと言っていいほど知識のない自分が数千万円以上の
借金を背負ってアパート、マンションを経営し、
帳簿を付けて税金対策までして……なんて、本当にできるのか。
自分には経営センスなんてなくて、泥沼にハマっていくだけなんじゃないか。
空室ばかりになって赤字経営、借金だけ残るんじゃないか。
それ以前に、指値交渉、融資付け、なんて自分にはできないんじゃないか。
そんな、自分自身に対する能力的、また「運」に不安があり、
第一歩を踏み出せない。
最終的に自分が変われるかどうかは、ここにかかっています。
第一歩を踏み込むためのお手伝いをもう少し続けます
第1章では私たちサラリーマンがどのようなポジションにあり、
将来的にどのような問題があるかを考えましたね。
自分のステージを高めて経済的自由を手にし、
質の良い人生、夢が現実化する将来を手にしましょう。
最初の取っ掛かりは、不動産投資が有力な選択肢です。
簡単にまとめると、このようなお話をしました。
ただ、それだけで終わって、はい後は自分で勉強して
計画立ててすべて決断して夢を達成して下さい、では不親切過ぎる。
第2章では、不動産投資を開始するべく一歩を踏み込むために持ち上げた足を
そのまま降ろしてもらえるように、不動産投資に対する不安を解消する、
という内容で進めていきます。
もし、もう不安なんてない。今すぐにでも収益不動産が欲しい。
そんな方は、焦らずに知識を溜め込みながら、運命の物件を探し当てるべく
毎日行動を起こしましょう。
では、次から一つずつ、不動産投資では何故この5つの不安が杞憂であるかを
出来るだけ具体的な根拠をつけながら一緒に紐解いていきますので、
不安が解消できていない方は続けて読んで下さいね。
上記項目のそれぞれのリンクから記事に飛べますので、一つずつお読み下さい。
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