サラリーマン不動産投資家としての正しい行動原理

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お金を稼ぐに当たって、重要視していることはありますか?
今回のこの問いは、目標や理想といったお金を稼ぐ「結果」
として得られるものではなく、「経過」において、です。

僕にとってこの点はかなり重要です。

 

サラリーマンの仕事というのは、組織に所属し、
「労働の対価」として給料を貰うこと。

それには「時間の消費」を伴います。

また、就業規則によりいくつかの「自由」を束縛されます。
副業禁止や転勤命令などにより、仕事時間外でも行動制限や
居住地の制限をさせられています。

サラリーマンの給料というのは、個人の時間と労働力と自由を
「会社に売る」ことで得ているものであることが分かります。
雇用契約とはそういうものなんですね。

 

安定した収入源を得るために差し出しているもの

多くの人は契約内容に不満を覚えているのではないかと思います。
自分の一生のうちの大切な「時間」を売っているというのに、
貰える対価が明らかに少ないのではないか、と。

しかし、時間は余っていてもお金が無ければやりたいことは
できないし、生きていくことすら困難になってしまうので
割りに合わないと心の奥底で思いつつ、仕事に励みます。

 

一日のうち数時間を売り渡すことで定期的に安定した収入が
得られるというのは、現代で人間的な生活をするためには
実に重要なことですから。

明日お金が手に入らなかったら食べるものが買えない生活を
したいと思う人はいません。

しかし定期収入があればその不安はなく、また節約してお金を
貯めておくことで時に贅沢をすることもできます。
収入が不安定な人はお金を貯めても贅沢に使う余裕はない。

雇用契約を結ぶというのは、商才のない凡人が生活をするために、
欲求を満たすために実に重要なことです。勿論、僕にとっても。

 

仕事に支障がない予定を立てるためには、休息の時間を
コントロールすることも重要。

健康管理も、仕事をこなしていくに大事なことです。
それは身体の健康だけでなく、精神的な安寧も大切。
趣味の時間をしっかり取れるような環境づくりが必要。

家族がストレスのない生活をできるような体制を築くのも、
結局は家族がイライラしたり不安でいると、自分の精神的な
ストレスになりますから、家族を安心、満足させることも大切。

……時間がいくらあっても足りません。

 

このように、雇用契約により安定した給料を得ることは
就労時間だけを消費しているのではなく、維持するために
多くの時間と労力を必要とすることが分かります。

ですから、早くそんな生活から抜け出したいと考えるのは自然なこと。

しかしそれでも、安定した収入源が本当に確保できるまでは
仕事をないがしろには出来ません。それだけ、安定した収入を
得ることは難しいことであり、大切なことなんです。

 

だから、僕は今の仕事に支障をきたすような事はしたくない。
あくまで仕事を中心に予定を組み立てています。

時間とお金、どちらが大切でしょうか?

安定した収入源の確保・維持は人生に不可欠

他でお金を得るために活動をすることが仕事に悪い影響を与え、
本業で昇給のチャンスを逃したり減給されたり、最悪リストラや
望まない人事異動をさせられたらたまらない。

副収入を得ることが出来ても給与収入が減ってしまっては、
何のために人より多く努力をしているのか。

ですから副収入を得るために使う時間や労力は最低限にしたい。
いつかは副収入を本業にしたいと思っていても、サラリーマンで
ある間は給与がメインの収入源。

サラリーマンとして得られる給与を最大限増やすことが仕事の中心。

 

私たちの場合、副収入のもとは当然不動産投資のことですよね。

長々書きましたが、要約すれば本業にあらゆる支障がでないように
不動産投資に割くことのできる時間を設定しなければいけないということ。

 

不動産投資をすることで会社をサボったり、請け負っていた
残業の依頼を断るようになってしまうのでは論外。

趣味の時間を削って副業に励むことも、サラリーマンとしての
活動能力に影響を与えてしまうことでしょう。

不動産投資で家族との時間が減り、家庭内不和を起こすことも、
本業にとって大きなダメージになります。

 

いつかは安定収入の額が逆転するかもしれません。そうなったら
サラリーマンはそこそこに、本業となった不動産投資を中心に
時間の使い方を決めればいいでしょう。

しかし、そうなるまでには長い年月を必要とします。

それまでは私たちはサラリーマンであることを忘れてはならない。
この原則を見失ってしまうと、せっかくそれまで何十年も掛けて
築いてきた生活が崩れるきっかけとなってしまうかもしれない。

 

サラリーマンにとって、不動産投資はあくまで副業です。
不動産投資に時間を使い過ぎることはおすすめできません。

サラリーマン家庭の大黒柱として使える時間の中に収めて
不動産投資をこなしていく感覚を忘れないで下さい。

サラリーマンが自由に使える時間は、思った以上に少ないのですから。

 

一流のサラリーマンであることは投資にも良影響

この考え方、実は融資を受ける時にも良い影響を与えます。

アパートローンを受ける際、金融機関はサラリーマンとしての
給与収入を当てにして融資をしてきます。

金融機関としては、サラリーマンとしての私たちの将来に
投資をしている一面があるんです。

だから、普通のサラリーマンである間はそれを逸脱したレベルの
融資を行うことを好みません。逆にサラリーマンとして将来有望なら
それに見合った金額の融資をしてくれることになります。

 

不動産投資を本業としたくても、そうなるまでには数年から十数年の
年月を必要とします。

その間は慢心せず、自分は一介のサラリーマンであることを決して
忘れないようにすると、思った以上に不動産投資も楽に拡大を
することが可能となりますよ。

 

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