客付業者に優良顧客として優先的に入居付けしてもらうには?

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客付業者に、自分の物件をキメ物件に選んでもらえれば、

決して空室に困ることはなくなります。

決め物件に選ばれるためには、

 

単純に借主に良い条件とすればいいのではなく、

以下の条件をクリアすることが近道です。

 

1.客付業者の優良顧客になる、ということ
2.営業マンとも親しくなっておくこと
3.客付業者が客付しやすいような部屋作りをすること

客付業者にとっての優良顧客とは

 

大家の立場から見れば、お金のやり取りは借主とするので、

大家と顧客の間でビジネスをしている、と思い込みがちです。

 

しかし、それではいけない、ということをしっかりと認識してください。

ビジネスとは、「価値と価値の交換」なんです。

 

 

大家と借主の間では、

「住居」と「お金」の交換というビジネスが成立しています。

 

これは正しいです。

 

 

では、そのビジネスが成立する間に、何があったでしょうか。

 

そう、大家と客付業者の間に、「入居者探し」と「お金」を交換する

ビジネスが成立しているんです。

 

 

客付業者と大家は、店主と客の間柄ではなく、

ビジネスパートナーとして接しなければいけません。

 

 

ビジネスはお互いが得をしなければいけません。

客付業者の目的はお金ですし、大家の欲しいものは借主です。

 

貴方は大家として、借主一人についていくらまでお金を出せるか、

考えなければいけません。そして、もしその額に客付業者が

満足いかないようなら、貴方は決してその額お客付業者の

優良顧客とはなり得ないんです。

 

 

客付業者に支払う報酬を、広告費と言いますが、

広告費は絶対にケチらないこと。

適正価格から値切ったりなんて

もってのほかですから、注意してください。

 

パートナーとして、友人として付き合っていく

 

ビジネスパートナーとなると、人としてお付き合いも必要です。

お金だけじゃないですね。客付業者も人間ですから、

いくらお金を出しても気に入らない人とは商売したくありません。

 

「高い金払ってるんだからさっさと決めろ」というような態度では、

決してうまくいかないでしょう。

 

 

自分が借主からトラブル発生時に、

「入居してやってるんだから早く直せ」

なんて言われたら、ムカつきますよね?

 

なるべく協力的な態度で挑みましょう。

 

 

何故か非協力的な態度しかできない人、いますからね。

病院に来ても、問診もまともにできないような。

 

痛いんだから早く治して家に帰らせろというオーラが出っぱなしです。

何のために病院へ来ているのか分かりません。

 

正直、診断も治療も親身になんてなれません。

 

 

それと同じで、親身になって客付けしてもらうためには、

 

1.協力できることは協力する。
2.夜電話が鳴ってもちゃんと出る。
3.電話で嫌そうな対応をしない。
4.不在着信はすぐにきちんと折り返し電話する。
5.時々挨拶に行って、菓子折りを渡す。
6.世間話ができるようになる。

 

ここまでくればベターです。

 

 

特に電話系は、入居希望者から交渉されていて判断をして欲しい、

という内容のことがありますから、

できる限り素早く対応しなければいけません。

 

そこで遅れてしまったがために、他の物件に決まってしまった、

なんてことは良くあります。

 

サラリーマンでなく、社長としての自覚を

 

客付業者も、地方によって習慣が違ったりすることもあるようですから、

ある程度以上は経験を積まなければいけない部分はあります。

 

 

しかし、ビジネスマンとしてでなく社長として、

当たり前のことは当たり前に対応できるように、

地に足のついたマインドを身につけましょう。

 

不動産投資を始めた時点で、貴方は社長なのですから。

 

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