キッチンの綺麗さ、使いやすさ向上で入居率改善を狙う

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僕は実益を兼ねた趣味として、料理をよくします。

週末などは、仕事帰りにスーパーによって2日ないしは3日分の食材
を購入し、朝から晩までキッチンに立っている事もありまして。

元々がこだわりが強い人間の為、無駄に凝ってしまって時間を浪費
してしまったりするのが難点ですが、食べるところまで含め楽しく
やれているので善しとしています。

 

料理を始めた理由は単に「自分好みの美味しいものを安く食べたい」
との思いからでした。

料理自体は一人暮らしを始めて以来、ずっと挑戦をしたいと考えて
いたのもあり、すんなり取り組めました。本格化したのは1年半ほど
前からのことです。

おかげで外食回数は圧倒的に減って節約は捗るし、家族には喜んで
貰えるし、高品質の食材を自分好みの味付けで食べられる為健康的
で美味しい食事を摂る機会が増えました。

スキル的にはまだまだ習得すべき部分はたくさんありますが、今後
楽しみながら身に着けていこうと思っています。

この料理趣味、何気に不動産投資でも役に立っています。

特にファミリー向けの賃貸住宅を提供する際に、キッチンはとても
重要な存在です。炊事は家事の時間の半分近くを占める重労働。

キッチンの使い勝手ひとつでストレスの掛かり方は大きく違います。
手狭なキッチンでする料理というのは非常にイライラするものです。

 

単身向け物件でも、キッチンの良し悪しは入居率に差となるのでは
ないかと思います。

食費を節約したいとの悩みは、多くの人が抱えていて。単身者でも
それは変わりません。引っ越しを境に自炊生活を始めようとの想い
を抱えていたりするものです。

実際に実行されるかどうかはともかく、転居先を決める時点でそう
思っている以上、キッチンは物件の選択に影響を与えます。

 

それに水回りというのは目立つものです。水回りがしっかりとして
いるかどうかは部屋全体の見栄えを決定付ける。

その為、浴室と並んで重要設備としてキッチンは挙げられています。

水回りは住まいでもかなり重要な要素です。

キッチンの狭さをどうするか

では部屋作りをする上でキッチンをどのように作るべきかの検討を
していきます。

 

個人的に、キッチンにまず重要なのは炊事のスペースです。

いくらおしゃれな空間が作られていたとしても、狭すぎるキッチン
は実用性が無さ過ぎて苦しいところ。

シンクとガスコンロのスペースしかないようなキッチンが単身向け
住宅に付いていたりしますが、正直いってインスタント食品の調理
が限界です。

全く料理をしない人しか入居対象にならないかもしれません。

 

とはいってもスペースには限界があり、またキッチンを丸ごと交換
しようとすると非常に高い費用が掛かります。

資金的な余裕があるならいっそのことリフォームしてしまう方法も
ありますが、1棟マンション全室をそうしていく訳にはいかないのが
現実。

できるだけコストが掛からず、自由度の高いアイデアを打ち出して
いくのが良さそうです。

 

コストを掛けない方法であれば、キッチンカウンターやワゴンなど
を要望に合わせて柔軟に貸し出すようなサービスを検討してもいい
ように思います。

予算的には安ければ数千円からありますし、最初から据え付けると
邪魔だと言われてしまう可能性もありますから、その辺りは柔軟な
対応を心掛けたいところ。

無償貸し出しするなら、不要な人にも提供できるようなサービスを
用意しておけば、得した気持ちにさせられるでしょう。

 

キッチン用品に限らず、家具などのレンタルは賃貸不動産において
かなり有効な手立てになるのではと考えています。

管理についてどうするかはしっかりと決めておかなければいけない
ので、やや手間が掛かるのは否めませんが、それを補うメリットが
あるようにも感じます。

 

収納は教育が重要

もう一点、機能性の面で気になるのは収納です。キッチンの収納力
は生活レベルに数段の差が付くポイントであると感じています。

とはいっても、家具の大きさも食器のサイズも殆ど同じである以上、
収納力には部屋の大きさ以外の要素では大した違いがありません。

 

キッチン収納はそのものの大きさよりも使い方の違いの影響が大。

片付け上手な方とそうでない方で、同じ収納スペースでも収納力に
天地の開きができるのは、多くの方がご存じでしょう。

 

つまり、収納スペースを大きく見せるには、モデルルームの活用が
有効ではないかと僕は考えています。

収納テクニック本にある画像の様に多くの食器をうまい事収納した
様子を内見者に見せるだけで、キッチン収納は広く感じられます。

オシャレなモデルルームを魅せることで新生活の美しいイメージを
頭に思い浮かべてしまうのと同じです。

 

僕の妻もそうですが、収納や片付けが苦手な方は実に多く。お手本
を用意してあげるだけでも入居促進の役に立つと思われます。

モデルルームを作り、それを写真に撮り、希望者に配布をする程度、
大したコストは掛かりません。

モデルルームというとソファーなどの家具やローテーブル、調度品
及びクロスといったパッと目立つ外観ばかりを気にしたくなります
けれども。

こうした細かい実用性アピールも地味に効果があると思われます。
出来る事は何でもやっておいて損はありませんので、100円ショップ
の食器などでも構いませんからセッティングするようにしましょう。

 

普段から自宅で練習をしておくと、スムーズに構築できて良いです。

自宅を実験場に、各自レベルアップに励んで下さい。

 

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