資産が無い分、それなりの立ち回りをして有利な投資を掴む努力を忘れない

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

株の売買などは近年、インターネットを利用することで極めてスムーズな
取引が可能となっています。

それこそ口座さえ開設してしまえば、トラブルに見舞われない限り誰とも
接触する必要がなく。

自宅に引きこもっていても、電車の中でも、ネット回線さえ用意できれば
開場中ならいつでもどこでも取引可能。

 

注文殺到時に成約が滑ったりするのはネットに限ったトラブルではなく。
むしろネットを利用して自動売買ソフトを走らせていたり、手動でも大量
の取引を一日に行ったり、ネットにより取引は活発化していて。

その存在感は高まる一方です。

市場参加者が増え続け、そろそろ弊害も目立ち始めていますが。

 

それに比べ、不動産取引は手間が増える一方

ごく一部、ネット取引が試験的に今春より始まる予定(始まった?)では
ありますが、それでも取引の性質上、テレビ電話による説明が義務付けが
されています。

とてもではないですが、ネットで取引が簡単になったとは言えません。

 

不動産の売買には多大なストレスがあります。一度でもローンを組んで、
不動産の取引を行った経験があれば、その面倒臭さには共感頂けることと
思います。

得られる結果が同じならばできるだけ不動産取引の回数を減らしたい、と
すら僕は感じます。

僕が比較的大型のRCマンションを好む理由の一つですね。

 

不動産売買で資産家が優遇される理由

売買に伴う面倒臭さは、それこそプロである不動産事業者及び金融機関の
担当などがより強く実感しているはず。

加えて向こうは契約が一つ取れるかどうかの狭間で仕事をしていますから
そのストレスは半端ではありません。

購入者側、顧客側である私たちよりもずっと強いストレスに晒されている。

 

ですから、彼らは買う気があるのかどうか微妙な人間、買えるのかどうか
不透明な人間より、買う気があって確実に買えそうな人間を好みます。

根気よく説得して各所へ奔走して、結局ダメだった時のダメージが大きく、
辛過ぎるからです。

 

資産家が優遇される理由も、一部そこにあると思われます。

多くの資産がある顧客は企業として手放したくない重要顧客であるという
だけでなく、担当者レベルで手間の掛からない優良顧客。

購入する気が本当にあるかどうかを見抜くのはいずれにしても判断が困難
であるのはともかくとして、取引には慣れていることが多いため事務的な
部分についてはスムーズに進みやすい。

少し優遇をしてでも、リスクを抑えつつ人的資源が節約できるのは企業と
しても担当者としても、非常にありがたい話なんでしょう。

 

真っさらなサラリーマンが不動産投資を始めたい、と思う時点で、まずは
自分が不利な立場にいる事実をはっきりと認識すべきです。

実際、初めて訪れる金融機関に融資をお願いしにいってみれば、どれほど
向こうが不信感を持って対応をしてくるかが分かります。

勿論、一見さんにもとても丁寧な対応をして下さるところもありますが、
あくまでそれは表面上を取り繕うのが上手でビジネス上の対応に優れた人
に出会っただけで。

まずは疑ってかかってきているのはどこも同じと思います。

ちょっとした気遣いが商談をまとめるきっかけとなり得るものです。

私たちが資産家に対抗できること

それほど、担当者レベルでも労力を要する大金の動く取引です。せめて、
私たちは自分が原因でストレスを増やすような事態は避けるよう、心して
当たるべきと僕は考えます。

多少面倒なことを言われても、表向きだけでも嫌な顔をせずに素早く大人
の対応をしましょう、と。

 

電話一つ取っても、いかにも不信感がこもった対応をされるのと、丁寧な
対応をされるのでは、結果が同じでも気持ちが全く違いますよね。

条件があまり変わらないなら、良い気分にさせてくれた方と付き合おう、
との気持ちが強くなるはずです。

それと同じように、できるだけ相手に仕事がしやすいような対応をする。
これだけで、チャンスを掴める可能性が高くなるもの。

 

役所に何度も印鑑証明を取りに行く羽目になるかもしれません。最初から
必要な枚数を正確に教えてくれれば良かったのに。そんな不満が沸くかも
しれません。

しかしそこは自分を抑え、手間を惜しまずに素早く取りに行く。

書類を郵送しましたと連絡を受けたら、なるべく当日に受け取れるよう、
郵便受けを夜までしっかりチェックする。不在通知があったら即日連絡を
して受け取る。

返送が必要なら後回しにせず、すぐに送り返す。

書類は迅速に揃える。事前に集められるものは、最初から用意しておく。
連絡も面倒がらず、遠慮せずに早めに行う。

 

そんなちょっとした事務的な手間を減らしてあげようとする努力一つで、
本当に結果が180度変わることがある。

それが、不動産取引だったりします。

 

優良な物件を次々と購入できている投資家と、1棟目の購入もままならぬ
人にある差は何か。

僅かな気遣いの差にも原因があるものです。こうした行動や心持ちこそ、
運を良くするための源泉となっています。

 

そんな馬鹿な、と思うかもしれません。オカルトだ、と。

でも、僕はこれまでの人生で幾度となく、それを体現してきています。
何をやってもうまくいかないと悩まれているようであれば、騙されたと
思って実践をしてみて下さい。

必ずチャンスはやってきます。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 条件の悪さにびっくり
  2. 唯一の収入源を失ってからでは遅い。
  3. シェフのおまかせコースを注文した経験はありますか?
  4. スケールメリットを活かすのは基本中の基本です。
  5. 3年経って、ようやく花開いた気分です。
  6. 人付き合いは苦手ではありませんか?
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る