不動産投資をはじめた時のことを振り返ってみる【3】

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続きです。

前回:不動産投資をはじめた時のことを振り返ってみる【2】

 

さて、その「妻に配分する収入」を得るために事業を開始することとした訳
ですが。一般的にはあまりこの選択を取らないと思います。

共働きが当たり前のこのご時勢。妻も看護師免許を持っていますので働こう
と思えばいつでも働き始めることもできます。

が、それはしたくありませんでした。子供のために。

 

僕が専業主婦家庭で育ったこともあり、子供は母親のそばで育つのが当然で
あるとの意識が強かったんです。

小さなころから保育所に預けて……が怖かったし、乳幼児期くらい家庭内で
育て上げた方が我々も親として成長するだろう、と。

それに僕も転勤族でしたので、ひとところにいつまで留まることができるか
分かりませんでした。中途半端に働かせるくらいであれば、僕が事業を興し
稼いだ方が効率が良いはずである。

こんな理由です。まだ子供も二人目、三人目と欲しかったですし。

 

勿論、元々僕が起業志向であったりするのも影響しています。

ついに自分で事業を開始できると思うとワクワクしました。これまでは漫然
と目の前をこなすだけの生活でしたが、自分で道を切り開いていくとなると
俄然やる気がでました。

これまでも何かをやりたいとは思いつつも、腰が重くて持ち上がらなかった。
ズボンの端を持って引っ張りあげてくれる存在がありませんでした。

ですが、ついにそんな存在ができました。やはり、妻でした。妻の苦境を、
苦しみを寛容な態度で何とかしよう。そんな想いが、僕を動かしました。

 

かくして、不動産投資の世界へと僕は歩みを進めることとなったのでした。

僕は最高の人と出会えたと思います。運の良さも日ごろの行いのおかげでしょう。

不動産投資に柱としての可能性が見えた

なぜ不動産投資を選んだか。

話は単純で。妻所有の投資用ワンルームマンションをどうにかしようと思い、
まずは不動産投資の仕組みについて理解をするために書籍を読み漁りました。

最初に読んだのがご存知、サイコ大家氏の書いた書籍。

サイコ大家氏は精神科医。僕と同じ医師であることに共感を覚えましたので、
とりあえず読んでみよう、と。

今思えば相当に簡単な内容の書籍ですが、当時の僕は単語一つが分からず、
読み進めるのが大変だったことを覚えています。

 

2周目を読み終えた時点で、大まかに内容の理解を終えた僕は、不動産投資が
僕の現状に実にマッチしていることに気がつきました。

将来的に診療所経営も含めて多くのことを手がけたいと常日頃考えていた僕
は、不動産投資も立派な事業であるし、今すぐにでも始められそうであるし、
何より将来的な事業を支える大きな柱となるのではないか、と。

 

この結論が出たのは、妻の告白を受けた3日後くらいだった気がします。

すぐに妻へ「これをきっかけに、不動産投資へ大きく踏み込もう」との趣旨
を伝え、更なる学習へ進みました。

その1ヵ月後には1棟RCマンションを購入し、翌年2棟目を購入し。
現在に至ります。

 

不動産投資をスタートしたことで事業に対する熱は更に強くなり、第3の事業
を開始し、収入の柱を増やしていくことに成功をしました。

現在は給与収入、投資収入、事業収入の3つの柱が全てうまく機能をしており
順調に収入は増え、手持ち資金も増えていっています。

 

家族の存在こそが燃料です

こうして思い返してみると、僕の事業のベースは家族にあることがはっきり
と分かりますね。

家族の、妻子のためにビジネスをする。

むしろ僕のビジネスは、家族がいなければ成り立たない。今の家族の存在が
無かったら、一歩を踏み込むことができなかったでしょう。

漫然と、目の前の仕事をこなす毎日が続いていたに違いありません。

 

僕は逆に家族に、妻に救われたのかもしれない。妻がいなければ、どれほど
つまらない人生を送っていたでしょうか。

確かに当時の妻は馬鹿なことをしていたと思います。キャッシングで借金を
作り、それを何とかしてくれるとの口車に乗せられその何十倍ものローンを
組まされ。

僕は妻に「良かったね、俺に出会えて」と茶化すことがあるのですが、本当
はまったくの逆。僕が妻に逢えてよかった。

 

家族がいれば苦難も乗り越えられる

大体これで、初心を振り返ることができたと思います。

思い返すと、以前僕がお伝えした通り今の僕はきわめて難しい人生の局面に
いるのですがそれも家族、妻子を中心に考えると正解に辿り着くような気が
しますね。

 

ちょっと公の場でお話をすることができないのですが、状況が最悪化するの
は避けられそうにありません。

この苦難をどうやって乗り切るか。

せめて、ここに更に厳しい問題が発生しないで頂きたいところですね。既に
事態は最悪の展開ですから、流石にこれ以上は僕も心が折れるかもしれない。

 

ですが、こうして今回、これまでを振り返ってみて「妻と子供たちが後ろに
いてくれれば大丈夫だ」と確信しました。

家族がいれば、僕は最大限以上のパフォーマンスを発揮できます。これまで
の3年弱もそうして生きてきました。

 

実のところ、最悪な展開が具体的にどうなっているのかを確認するのはこれ
を書いている時点ではこれからなんです。

起死回生の一手が通じる可能性もあると信じて、準備をしているのですが。

きっとこれを掲載する頃には、ある程度の答えが見えていることでしょう。
公開できる状態となっているかどうかは、分かりません。

 

3回に渡り、僕のこれまでを振り返りつつ、今後の苦難を乗り切る為の活力を
探してみました。お付き合い頂き、ありがとうございます。

ちょっと気合を入れていきますので、今後とも宜しくお願いします。

 

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