不動産投資開始4年目を目前にして融資の借り換え、組み換えへ【1】

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一月から悩まされていた実家絡みの問題ですが、結果的に僕の大勝利へと
繋げることに成功したようです。

まさにピンチをチャンスに変えた大逆転劇。サスペンスもののような展開
に、僕自身もここまでうまくいくものかとびっくりです。

普段から正しい知識、思考のもとに適切な行動を取っていれば、運が良く
なっていくという主張をさせて頂いておりますが、典型的なパターン。

ちょっとした気まぐれの行動含め、あらゆる面が味方をしてくれました。

 

僕は昨年の春過ぎ頃から、借り換え向けて動いておりました。

当初融資をして下さった金融機関には感謝をしていますが、現在の担当者
の対応や態度があまりに酷く、長い付き合いをしたくない、信頼できない
と強く感じたのが最大の理由です。

二つの視点から融資を受けていますのでもう片方の何ら問題のない方には
大変申し訳ない思いですが、実利も兼ねた判断ですので、そこはシビアに
考えさせて頂こうと思っています。

で、恐らく最も興味深いのは「どこの金融機関に、具体的にはどのような
交渉の末にまとまったのか」なのだろうと思うのですが。

正直な話、あまりにも特殊な状況に収まったために、全く参考にならない、
記事のネタとしても使えないなどという結果になってしまって。

楽しみにされていたのであったらとても申し訳ないのですが、金融機関名
などは完全に伏せさせていただきます。

インターネット上に公開することで、取引先のご迷惑になる可能性もなる
可能性も否定できませんので。

 

とりあえず、一番の感想は。

金融機関も結局は人の繋がりが最も重要なのだなぁ、です。

銀行との付き合いも人の繫がり次第で大きく変わります。

長かった借り換えまでの道のり

この度、借り換えの話が最終的にまとまるまでは、紆余曲折がありました。

さほど多くの金融機関にはお願いしていません。というのも東京圏の物件
と福岡の物件の両方を同時に扱うことが可能な金融機関は極めて限られて
いるからです。

 

物件の所在地、自分の住所、これまでの取引履歴などの要素で取り扱いが
できるかどうかはある程度変動しますが、僕の場合は特に福岡の不動産に
ついて取り扱いが難しくなり。

選択肢は大まかに、全国の不動産を扱える都銀、福岡県に支店を持つ身近
な地銀、ないしは東京に支店を持つ九州の地銀など、に絞られました。

これを満たす金融機関は非常に少なく、問い合わせ先が選び放題でどこに
連絡をしようか悩む、なんてことが無かったです。

福岡の物件が福岡市内でなく地方物件であった為、なおさら選択肢は狭く
なっていましたね。

 

結果どうだったかというと、都銀は評価が厳しくもう1,2年の経過を見て、
問題なければいいでしょうという返事。地銀は評価的には全く問題ないが
地域的な面で上層部を押し切れず、破談。

1年近くの間で、いくつかの残念な結果を残したままとなっていました。

 

そのうちに、例の実家の問題が発生しまして、これはまずい状況に陥った
わけです。

これまでブログでは詳しく書いておりませんでしたが、完全に落ち着いた
ので書かせていただくと。

所謂、連帯保証人、というやつです。父主体の事業性融資の連帯債務者と
なってくれとの依頼。

 

連帯債務も、一部の信用情報には記載されることがあるため、僕が保証人
に名を連ねてしまうと今後の借り換えが一切不可能となってしまう可能性
がありました。

また、そうでなくても恐らく今後の投資について「釘」を刺されてしまう
だろうことは容易に想像できました。

終わってみると、連帯債務者が必要となったのは、年齢的にローン期間を
長く取れないのをいじくるため、だけであり、担保評価にもCFにも問題は
なく。

取引先金融機関はどこの信用情報にも連帯保証人は記載していないことが
確認できまして。

予想通り今後の投資についての楔は打ち込まれはしましたが、借り換えに
支障が出たりはしませんでした。

 

ピンチをチャンスに変える一手

ですが、面倒になったのは間違いありません。

連帯保証人となった事実を伝える義務はどこにもありませんが、隠し事を
したままでいるのは先々で自身に不利益をもたらす可能性があります。

となると信用情報に記載されずともできる限り正直者でいた方が好ましい。

 

連帯債務が借り換えの足枷となるのは変わらない。

 

当時は近い将来に都銀で借り換え(法人売却)ができるように資金を集め、
準備を進めていた僕ですが、今回の連帯債務を負うことでそれができない
リスクへの警戒感を高めました。

なので、避けがたい事と分かっていながらも、ついつい難色を顔に出して
しまいました。

両親にはこれまで非常に世話になってきましたので、快諾をして当然だと
思うものの、家族や自分の計画がちらついてそれを態度に出してしまった。

今思うと非常に申し訳ないです。

 

それはともかく、窮地に陥ってようやく僕の脳みそはフル稼働してくれて。

どうすれば避けがたいリスクをひっくり返せるだろうかと、考えました。

 

脳神経が瞬間的に繋ぎ合わせた回答は、全く意外でもなんでもなく。

連帯保証人を要求してきている金融機関に、どうせなら一緒に面倒をみて
もらおう。

それ以外の道はない。そう直感が囁きました。

 

次回へ続きます。

 

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