不動産投資で高まるお金に関するストレス

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

すみません、私事でちょっと色々と大変なことが起きていまして、
ストレスが過剰になってしまっています。

もしも文章が雑になってしまっていたら、申し訳ありません。

不動産投資や僕のビジネスとは全く関係のないことなのに、
そこに悪影響を与えてしまう可能性があるのが問題。

 

僕は先まで予定を立てて、その通りに計画を進めたい人間なので、
横から茶々を入れられて邪魔をされるのが本当に嫌いです。

問題が発生してしまった以上そこを何とかするのは僕自身の役割ですから
既に修正計画は立てましたが、問題の原因が身近な人間の怠惰によるもの
であったりすると本当に嫌なものですね。

ちなみに家庭内のことではありませんから、そういった意味ではご安心を。

 

ちょっとストレスが強過ぎて平常心ではいられないほどなので、
僕は本来無関係ですが介入をして根本解決を図ろうと思います。

既に体調を崩しかけているのですが、ここで倒れる訳にはいきませんから
なんとかドーピングしながら踏ん張ります。

 

不動産投資の持つ最大の欠点

不動産投資を始めることの唯一の欠点と言っていいもの。
それは「お金に関するストレスが増える」ことです。

不動産投資はお金の不安を解決するためにスタートするもののはず
であるのにお金に関するストレスが増えるなんて矛盾している、と
思われるかもしれません。

残念ながら、これは事実です。

 

不動産投資により、確実に手元の資金も資産も増えていきます。
が、それと共に支払いのイベントが増えていくためです。
それも、一つ一つがそれなりに金額が大きかったりする。

得ることの喜びはあっという間に慣れてしまい、あって当然のことと
なってしまいますが、失うことは何回あっても慣れません。

不動産賃貸経営では頻繁に想定外の支出が発生しますので、
それがまた心に響きます。

支払ってばかりだと思うこともあるかもしれません。
RCマンションなんかだと金額が大きい分、尚更です。

 

例えば僕は今年に入ってから4月の末までで500万円以上もの税金を納めています。

内容は不動産取得税、固定資産税(2棟分(分納))、住民税(2013年分(分納))、
申告所得税です。今後、残りの固定資産税、2014年分住民税、予定納税(分納)を
納めなければいけません。

退去によるリフォーム費用だとか、エアコンが壊れただとか、オートロックの修理
だとか、エレベーターの保守点検だとか、お金が出ていくネタに事欠かない。

このストレスは、稼ぎが上回っていたとしても相当なもの。

次に大きな事件が起きたらどうしよう、これ以上予想外の支出が発生したら
どうしよう、とかなり不安になります。

 

お金に対して感じるストレスは、相当なものです。
それに耐え切れなさそうな方は不動産投資に向きません。

不動産投資をやる以上、お金は天下の回り物との意思を強く持つしかないでしょう。

実際のところは不動産取得税が極端に大きく負担感が強いので、そこさえ
乗り切ってしまえば過重な負担感はないのですが、その他の納税は毎年の
ことですから厄介です。

分納だと、やっと払い終わったと思ったらすぐ次がきますから。

 

特に僕のように懐から身を切って納税を続け、投資で得た収入には手をつけない
スタンスでやっていると、支払いの発生によるストレスはかなりのものです。

早くもっと楽になれればいいのですが。

返済が遅延するなんてもってのほか。

分相応を知る

やはり、大切なのは自分に相応な物件を選ぶことですね。

レバレッジの話に繋がる部分。

 

自分の許容能力、覚悟以上の金額を投資してしまうと、お金に対するストレスが
大変なことになります。しかも、融資は一度受けてしまうとクローズするのは
一苦労どころか、手も足もでなくなってしまうことも。

ずっと多大なお金のストレスと付き合っていくことになってしまいます。

 

不動産投資のこのような一面を考えると、いきなり大きすぎる物件は実のところ
万人にはお勧めしにくいのが本当です。

スケールメリットを考慮すると大きな物件の方が経営にはずっと有利ですので、
お金のストレスに耐えることが可能な方であればできる限り大きな物件狙いで
攻める方がいいと思います。

しかし、お金のストレスが強く、毎日が不安で耐え難くなってしまいそうで
あるならば、いきなりレバレッジを大きくしすぎることはお勧めしません。

 

お金に対するストレスに弱い方は、修繕費用や税金が安く済む木造物件から
不動産投資に入った方が良いように感じます。

築古木造物件となると、それはそれで様々なストレスがあるものです。

が、人によってはお金にまつわるストレスが繰り返されるよりもそちらの方が
ずっと気が楽だ、とおっしゃることでしょう。

利回りも築古木造物件の方が圧倒的に高く、融資の問題と空室リスクさえ
クリアしてしまえば経営状態はよほど良好になりますので。

 

それでもRCマンションにチャレンジしたい、おまかせ投資をしていきたい、
と思われるあなたは。

お金の計算に強くなって下さい。

銀行の預金残高は常にできる限り正確に把握しておきましょう。
各種税金が毎年いつ頃に納税通知が届くのか、分納であれば何月頃かを
記憶しておくのは当たり前です。

不動産投資に関係するあらゆる物の価格を知っておきましょう。
また、税制などにも強くならなければ、安定した経営なんて望めません。

 

お金と真剣に向き合う意識が大切

不動産投資はお金との戦いです。本当の意味で資産家になればそこまで
こだわらずとも資産は増えていく一方となりますが、私たちは資産家では
なく、零細事業の経営者です。

お金に厳しく、正確でなければいけません。

日々、精進して下さい。RCマンション投資で最も大切なもののひとつは、
自分自身の金銭感覚の正確さですから。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. さっぱりわからなくても積極的に参加をしていきましょう。
  2. 納税通知なんてヤギにでも食べてもらってなかったことにしたい。
  3. 苦しい家計
  4. 古い建物に価値が出るなら増税も止む無しなんですけれども。
  5. 空を見ていると青も白も良いものだと思いますが…。
  6. 税務署とはできるだけお付き合いを無くしたいもの
    • 1Rと地方木造一棟
    • 2014年 5月13日

    こんにちは!
    借金怖いですよね。
    でもRCはもっと怖いです。

      • きりのき
      • 2014年 5月14日

      コメントありがとうございます。

      何が怖いと感じるかは個人差がありますね。
      僕は借金もRCマンションにも怖さは感じませんが、
      強く恐怖を感じられる方も多いかと思います。

      自分が精神的に安定していられる投資をするのが一番です。

    • 収支優先
    • 2014年 5月15日

    そうですね、世の中には、キャッシュフローを優先しすぎて、償却年数を遥か超えたローンを組み、収支マイナス債務超過の計画実行をする方がたくさんいます。

    これをすると、なにか突発的なことがあっても、追加の融資がたいへん受けにくいです。
    次の物件も買えません。

    私は、運転資金も融資してもらい余裕資金を持ち、収支もプラスにし。債務超過にならない程度の返済期間にします。

    お金を生む財産がプラスの財産との認識がすこし歪んでいて、キャッシュフロー命みたいになっています。

    収支やバランスシ-トをもっと気にしましょうよ。
    そうすれば追加融資も受けられるし、資金繰りに困ることがあっても金融機関も手を貸してくれる。
    収支プラスで債務超過でなければ、最悪、リスケジュ-ルや返済猶予の交渉もやりやすい。
    本当に困れば返済ストップもできる。
    これのほうが安心が得られると思います。
    当然税心はプラスの収支から払います。

      • きりのき
      • 2014年 5月16日

      収支優先 さん

      コメントありがとうございます。

      そうですね、僕も考え方はかなり近いです。運転資金まで融資を受けるかどうかについては
      好みが分かれるところだと思いますが。僕は余剰資金を別口座に必ず置いておき、今現在は
      苦しい状態なんだと思い込むようにしています。でないと余計な支出をしてしまいそうなので。

      節税も、あまり無理な節税は好みません。無駄に納税をしてしまうのは問題と思いますが、
      節税のために必要ないものを買うことには抵抗があります。

      日本のためにも、最低限の納税はしたいですね。

    • 大学病院勤務医E
    • 2014年 5月16日

    いつも楽しく拝読させていただいております。ストレスにはあまり強くないので、勉強し始めた当初はRCを考えていましたが今は築古の木造アパートや中古の戸建てから始めてみようかなと考えています。
    まず一棟目にRCを買うことの利点 は以前メルマガで拝見したのですが具体的にRCを持つことで困ることを是非教えてください。

      • きりのき
      • 2014年 5月16日

      大学病院勤務医E さん

      コメントありがとうございます。

      記事にも書いた通り、築古木造物件には別のストレスがありますので、
      どちらが自分に合っているか、でしかないのが本当のところです。

      RCマンションに限定したデメリットはあまり思い浮かびません。

      敢えて言えば、自分が下した評価と金融機関の評価との間に大きな乖離が
      存在した場合、リカバリーに苦労することでしょうか。融資金額も多く、
      取引に必要な手数料、税金も高額ですので。

      投資は自分自身が舞い上がらず、精神的に落ち着いていられる範囲に留めて
      おくことが一番と思います。

    • 1Rと地方木造一棟
    • 2014年 5月17日

    自分が精神的に落ち着いていられる範囲ってのは大事ですよね。
    本当にそれが一番だと思います。

    すいません、超債務超過ですが現金を見ると心が落ち着きます!

      • 収支優先
      • 2014年 5月22日

      横レス失礼します。

      債務超過だと融資が大変受けにくいので、現金を見ると落ち着くのは当然ですね。
      信用が無いんですから現金貯める。正解だと思います。
      収支はどうですか?単年度黒字なら、まだ良いのですが。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る