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投資にも向き不向きはあるものです。
株式投資一つとっても、様々な方法論があります。スキャルピング、
デイトレード、スイングトレードなど、保有期間で区切った方法から
レバレッジの掛け方、分散の仕方、銘柄による特性などまで。
ツールを開発して自動売買を中心としている方もいます。
どの投資法が最も良いのか、は常に議論されていますが、結論が出る
ことは無いでしょう。それぞれ良いところもあり、悪いところもあり。
結局、自分に合っているかどうか、が重要です。不向きな投資方法を
自ら選んでしまうほどの悲劇はありません。
不動産投資にも様々な投資方法があります。これまで何度も紹介して
きたかと思います。
僕のようにRCマンションをできる限り手間無く利益を得る方法から、
築古物件を再生して高い利回りを出す方法、区分マンションを短期で
売買をしてインカムゲインとキャピタルゲイン両方を求める方法まで。
ある程度の結果を出している投資家の方々は、それぞれ自分の特色を
打ち出した、自分に合った投資方法を模索し、構築しています。
ただ、僕は不動産投資において一つだけ必須事項があると考えます。
それは、ストイックさと執着心。
不動産投資は投資というよりもビジネスです。ビジネスを成功させる
には、ストイックに、執着心を持って臨む強い意志が欠かせません。
金融でこだわり過ぎはよろしくない
金融商品への投資では、あまりストイックに努めたり、執着し過ぎる
のは実のところメリットばかりではありません。
気張りすぎは判断ミスの元ですし、ポジションや投資対象に固執する
あまり損切りが遅れてしまったり儲けの機会を失ったり。
わき目も振らずに集中するよりも、広い視野で淡々とこなしていく方
がうまくいくものです。
株でもFXでも、それができずに数年間も資産を塩漬けする結果となる、
ロスカットされ多大な損失を出す、なんて方は少なくありません。
なぜそんな事になってしまうか。それは、一度建てたポジションしか
見えなくなってしまうから。
正しいポジションだ、これ以外に正解はあり得ない、少し逆行しても
戻るはずだ、と強い意志を見せてしまうから、です。
塩漬けで多額の資金を封じられるよりも、ある程度のラインで損切り
でもして次の期待できそうなポジションでも探した方がずっと利益を
伸ばせるのが、金融商品。
浮気性の人のほうがうまく波に乗れるように思えます。せっかく売買
も簡単で低コストですし。
また、自分は株で生きていく、FX以外はやらない、と一途になるのも
機会損失のもと。
投資対象は山ほどあります。原油、金、コモディティ、ビットコイン、
などなど。
幅広い選択肢を持っていれば、それだけ稼げる投資先と出会う確率も
高まるもの。欲深いのは投資においては悪い性質ではありません。
こだわりを持ちすぎず適度に欲張っていくのが、サラリーマンが投資
に挑戦するにはいい心持ちだと思います。
ビジネスではこだわりが超重要
対して不動産投資はというと。
絶対にビジネスとして成功させる気概がなくてはいけません。いつか
仕事を不動産一本に絞ったとしても一生やっていけるように、と。
ストイックに経営に臨む覚悟が必須。困難に立ち向かう意志無くて、
成功はあり得ないと心得ましょう。
ポジションにも執着すべきです。
何しろ、一度ポジション(収益不動産)を持ってしまえば、そう簡単
には手放せません。
ちょっと嫌な予感がするからと購入直後に撤退したり、より魅力的な
物件を見つけたからとほいほいと乗り換えたりはできない。
結婚相手を決めるようなもので、別れるべき決定的理由が出るまでは
執着心を持って相手を乗りこなす、うまく付き合っていく強い気持ち
がなくてはなりません。
これはどのようなビジネスでも同じです。
メイン事業を簡単に諦めてすぐに他のことをやろうとする人が、起業
で成功すると思いますでしょうか?
工夫をしつくした上で損失が大きくなる前に見切るのはいい。それは
見込みが外れただけであり、致し方ありません。
しかし、徹底して頑張る前に止まってしまうようでは、次のアイデア
が思いついたとしても結果が出る前にまた止めてしまうでしょう。
不動産投資も、ひとつのビジネスです。
一度物件を見初めて「これなら稼げる」と判断し、手間を掛けて購入
したのですから、何としてでも、苦労を厭わず成功を目指さなければ
いけない。
持てる力を全て注ぎ込むつもりで
一番きついのは、金銭面のやりくりです。毎月の融資の返済は決して
遅らせられない、税金は高い、突然の出費や収入減は日常茶飯事で。
十分な余裕ができるまで、融資返済が終わるまで、ストイックに貯蓄
に努めなければ、何かの拍子で破綻する可能性は否定できず。
本業と同じくらい力を入れて戦って下さい。
一時的に苦労をしたとしても、安定経営状態を確保してしまえば後は
リーマンショックのような大地震が来ても怖くないのが、賃貸経営を
中心とした不動産投資。
地に足をついた経営をしていた企業は、バブル崩壊も乗り越えました。
私たちも、不動産投資においてそのような経営を、ストイックにかつ
執着心を持って挑むべきであると、僕は確信しています。
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