2015年もあと2ヶ月。来るべき時に備え、変化への対応をより進めるべし。

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こんにちは、きりのきです。

2015年も11月。今年は「対応する年」となると昨年よりお伝えを
してきました。僕にとってはまさにそのような1年となり、様々な
準備を続けてきました。

 

一つは、借り換え。世界経済状況が大きな変化を遂げる中、いつ
それが嵐となって日本へと襲い繰るか分からない状況でした。

またリーマンショックのような状態へとなってしまったとしたら、
借り換えどころではなくなってしまう。

金融機関は再び引き締め、保身へと行動を移すはずですから。今
の融資環境が良いうちに借り換えを済ませておけば、返済遅延暦
の無い限りは貸し剥がし被害は受けないでしょう。

 

これは新たに融資を受ける時にも言えます。不動産投資をしたい
と思っていても経済危機へと突入するような事態になってしまい
融資が受けられない可能性がある。

しかもそんな時に限って物件価格は下落し、利回りは上昇します。
待望の利回り上昇にもかかわらず融資が降りずに買えないという
のは悲劇的。

多少利回りが希望に届かなかったとしても、キャッシュフローが
十分に出るような条件で融資を引き出せれば何も問題ありません。
長期融資において、1%の差は数千万円の価値があります。

 

また、早いうちに不動産投資をスタートしておく事で、経営経験
と返済履歴を積み、信用力を高められれば、厳しい経済事情の中
でも融資を引き出しやすくなる。

貸せる先が少なくなった分、優良な取引先は逃がしたくない、と
考えるのが金融機関というものですので。

どうせ1棟目など思い描いたような夢の世界とはいきません。実質
の利益を重視して、無理の無い返済、キャッシュフローの確保が
できるのならば少し突っ込んでも悪くない。

そういった意味で、利回りが低くなってきた昨今だからこそ価値
が下落しにくく良い条件の融資が出やすい、都市部の収益不動産
を狙うのはありなのかもしれませんね。

 

まだ2015年は2ヶ月あります。物件を選択して購入をするまでには
十分な時間です。

来るべき2016年に備え、積極的に行動する事をお勧めします。

かくいう僕も実は最近ちょっとだけ物件検索を始めました。法人
の一期目が終わり、思った以上に現金が手元に残りましたので。

小さめで、融資を受けるにしても融資条件が良くなるものを、と
思っていますので、そう簡単には見つからないと思いますけれど。

新築木造まで視野に入れて、法人の経営持続性を強めるためにも
できれば早いうちに購入できればと考えています。

南シナ海では会戦間近、なのでしょうか。

主たる仕事も変化が近し

二つ目は、継承への準備。僕がそのうち、実家の診療所の継承を
しなければいけない身にあるのは何度かお伝えしたと思います。

親も歳を取り、近くにはライバルとなる診療所が二つもできて、
それに対抗するほどの気力も体力も残されていません。

赤字にはなっていませんが、色々な事情で増えてしまった融資を
返済するのに手一杯で、僕が介入を始めたのが年初の話。

 

正直、いまひとつうまくいっていません。いえ、うまくいくとは
最初から思っていなかったのですが。

「いつ頃どうして欲しいのか」を聞き出す事すらできない状況で。
まあ、父子関係なんてどこでもそうだと思いますが、こちらは根
を上げるまでそっとしておくべき、と判断しました。

資金的な面のカバーだけは行い、返済や生活が困難な状況にだけ
は陥らないように、また一家全体の利益を底上げするように。

 

経営とは関係ない部分までに僕の資金を注入し全体の債務改善を
図っているため、僕自身の自由資金は非常に厳しい状況へと追い
込まれており、ストレスは溜まる一方なのですが。

今、ここをしっかり対応しなければ、将来的に僕が継承した後に
僕の家庭が財政難に巻き込まれるのは間違いなく。

そうなると、妻や子供に辛い思いをさせてしまう。苦しい思いを
してでも先を見越して対応した方が良いのは間違いない。

 

そう考えて、行動しています。実のところ、不便な立地の住宅に
住んでいるのも故障した自動車を修理せず廃車としたのも、お金
を外部に出さないために選択した事です。

どちらも多少不便だったり、汚かったりで不満はあります。が、
背に腹は代えられない。少しの我慢で将来救われるのであれば、
僕は躊躇をしません。

 

あと2ヶ月のうちにも波乱が控える?

他にもまだまだあるのですが、書き始めると止まりませんね。

この一年、先々の備えとして色々な事をしてきました。30歳代と
いうのは本当に大変なものです。子は小さく、親は歳をとり。

歳の近い知人に大手TV局勤めであったのに親の介護で辞めざるを
得ず、仕事を変えて年収が激減した、という境遇の人もいます。

年収1000万円オーバーから半分以下へ。仕事の大変さが激変して
いるでしょうから単純に比べられるものではありませんが、結構
なインパクトがある話。

 

誰が同じような目にあってもおかしくありません。そして、逆の
良い方向へ向かう可能性は黙っているだけでは絶対無いという、
理不尽な時代です。

未来を切り開けるのは自分しかありません。それにはきっちりと
下準備をして、変化に備え、対応し、自分から変わっていくしか
ない。

 

これまでいつも、来年はどのような年になる、との予測を立てて
いました。

が、2016年については激震が起こる可能性もあり、まだなんとも
言える状況になく。2015年に大きな変化が起こりすぎました。

先が見えないならば、今できる事をしておくしかない。そう思い、
苦しい思いをしてでも備えを充実しています。

 

あと2ヶ月をどう過ごすか。2016年がどのような年になるのかは、
それに懸かっていると思って間違いありません。

来るべき激震に備え、対応策を今からでも進めておいて下さい。

 

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    • トム
    • 2015年 11月2日

    同感です、2016年は大きな国際情勢の動きがありそうな気がします(挿入写真が意味深ですね)。その時に金融機関がどのように動くか、株価、不動産市場の動きはどうなのか不明瞭ですがよい方向には向かわないですよね。貸し渋る前にもう一棟低金利で買うのもありだと思っております。
    「30代は子は小さく親は年取る」まさに私の家庭も同じで、親も会社経営しており厳しい情勢のようです。考えることの実に多い30代ですが、行動すれば自分のステージの変化を楽しめる世代だとも思います。

      • きりのき
      • 2015年 11月5日

      ありがとうございます。

      実際、何が起こってもおかしくないのをひしひしと感じます。
      全てがひっくり返るような情勢だからこそ、攻めの姿勢でいて
      いいのかなとも思いますので、僕も様々なニュースを注視して
      います。

      板ばさみの30歳代、苦しいですが一番楽しい時期でもあり。
      せめて子供に背中を見せられる自分でありたいと思っています。

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