朝起きて出勤して仕事して帰って寝てを繰り返す日々は怖い

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こんにちは、きりのきです。

ついこの間6月になり梅雨入りしたと思ったら、いつの間にか7月。
時の流れは本当に速く、あっという間に年老いてしまいそうです。

僕が不動産投資を始めたきっかけはプロフィールなどで書いた通り
ですが、不動産投資を始めた理由というと、一番は一度きりの人生
をどう過ごすべきか、と真剣に考えたことにあります。

 

健康上の不安はあまりありません。普段から人の生き死にや人生に
深く関わる仕事をしてはいますが、自分がそうなったらどうしよう
なんてことは考えませんね。

なるべく健康寿命を長くしたいとは思いますが、いざ身体を壊して
しまったらどうしようと不安に駆られることはありません。

病気や怪我をしてしまったら、それはそれで仕方ありませんから。
普段からできうる限り予防に励み、それでも駄目であったら運命と
思って受け入れるしかないと思っています。

 

それよりも僕が不安に思うのは、「変わらない日常のループ」です。

漫然と目の前のことをこなすことに追われる日々が繰り返し繰り返し
続くだけの人生がとても恐ろしい。

そんな日々を繰り返しながら衰えていくだけの人生が、怖くて怖くて
たまりません。

自分が自分でなくてもいいような錯覚に陥るループの中で怠惰と欲望
を貪るだけの人生のまま命を終えたくない。そんな思いを強く持ち、
不動産投資やその他ビジネスに励んでいます。

無限ループってこわくね?

無限ループしながら自分だけ老いる恐怖

別に、生きる目的を探しているのではありません。自分が生きた証を
残そうとか、歴史に名を刻もうとか、名誉だの栄誉だのといったもの
には興味はありません。

モラトリアムに駆られた「自分探しの旅」に出てしまうような青年や、
はたまた哲学者のように自分の存在意義を探している訳でもありません。

僕が生まれた意味なんてあるはずがなく、僕が今ここにいるのはただの
偶然に過ぎません。他の誰であろうと同じくです。

自分の人生ですから、好きなように生きればいいと思っています。

 

僕を動かしているのは恐怖です。時間を浪費することに対する恐怖心
こそが最大の原動力となっています。

朝起きて朝食を摂り、出勤して一日の仕事をこなし、帰宅して夕食を
摂って少し趣味でもこなしたり、子供の相手をしたら寝る。

サラリーマンの一日なんて細かな差はあれど、こんなものでしょう。
たとえ医師であろうとそれは同じです。

どんなに「やりがい」のある仕事であっても慣れてしまえば新鮮味も
なくなり、同じことの繰り返しに過ぎません。

 

繰り返しの中に生まれる美を追求することができる職人気質な方なら
それでいいのだと思います。

繰り返す中でしか身につかない技術、生まれない作品は確実にあり、
実現できる方は素晴らしいと思いますし尊敬します。

医師の中でいえば、自分にしかできない手術を持っている方だとか、
自分にしかできない研究をしている方だとか。

最終的にそれを人に教えることができるならもっと素晴らしいですね。

 

残念なことに僕にはできません。追求することに執着がないためです。

医師としての自分は、実に凡庸ですね。

 

こんな自分ですから、医師という仕事をしながらも日常は繰り返しに
過ぎず、ただ漫然と時間が過ぎているように感じてしまいます。

残った僅かな時間を、食欲を満たしたり性欲を満たしたり睡眠欲を
満たしたり、では動物や昆虫と何も変わりません。

怠惰と欲望を貪るだけで人生が終わるなんて、怖すぎます。

 

恐怖から逃げるために行動をすべき

人間誰しも、意識無意識はあると思いますが何らかの恐怖を抱えて生きて
いるものです。そして何らかの方法で恐怖を振り払って生きている。

中には食欲を満たすことだったり、寝ることだったりする方もいるでしょう。
ですから、そういう生き方をしている人を批判したりはしません。

僕の場合、恐怖を振り払う方法が好奇心を満たすことである、というだけ。
以前、好奇心を満たすことが自分を動かす燃料となっていると書いた気が
しますが、恐らくは不安や恐怖心を隠すためでもあるのだと思います。

 

時間が過ぎること、イコール年老いて人生の終わりが近づくことに対して、
誰であっても大なり小なり恐怖を感じているのではないでしょうか。

時間の経過に対して強い不安を感じている人間ほど、高い行動力を持って
いるものです。今やらなければ次はないことを知っているから。

 

逆に考えると行動を起こせない人というのは、自分の老いについて恐怖が
薄いというか、無頓着なのでしょう。

もしくは日々の生活で頭がいっぱいになってしまい考えている余裕がないか。

いずれにしろ自分のこと、自分の人生について考える時間が足りていない
のだと思います。

 

最後までそれでいられるならばそれはそれで幸せなのでしょうが、老いとは
無情なのもので。生きている限り、いつか気づかされてしまいます。

手遅れになってから気がついてしまうことほどの不幸はありません。

一度きり、本当に一度しかない今の自分の人生ですから、悔いる必要のない
ものにしたいもの。

 

これまでは将来の自分像を明確にイメージすることで行動を促せないかとの
方向で記事を書いてきました。

が、どんな高額セミナーを受けようが、偉人の説法を聴こうが実際に行動に
移せるのは2割程度。2対8の法則の呪縛からは逃れられませんので、今回は
真逆の方向性で僕の持論を表現してみました。

いかがでしょうか。

 

今一度、考えてみて下さい。今の自分の日々、人生を。
このまま時の流れるままに身を任せていいのか?

もしかしたら、あなたの中で何かが変わるきっかけとなるかもしれません。

 

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