賃貸不動産市場を理解すれば平均以上の利益あり

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こんにちは、きりのきです。

エレベーターの修繕も終わり、同時に部屋も満室となり、ようやく
安定してきた感じになりました。

物件購入当初から最も恐れていたこの時期を、半年程度で立て直し
できたのは大変良かったと思います。

 

1棟目の不安要素はエレベーター。エレベーターのリニューアル
一体どれほどのお金が掛かるか、入退去にどれほどの影響があるか
が全く不透明でした。

幸いにも入退去には何の影響もありませんでした。むしろしっかり
修繕をしている事に好感を得られた可能性が高いかもしれません。
あくまでも推測ですが。

費用面では予想より少し掛かりましたが、デフレ期は過ぎて物価の
上昇が工費・材料費に大きく乗ってしまいましたから、致し方ない
ところでしょう。

少しでも経済に貢献できたのを良かったと思いましょう。

 

2棟目の不安要素は、学生の入れ替え時期でした。当初は大学生を
メインターゲットとして入居させる戦略を描き、物件を購入して。
購入翌年の学生需要を取り込んで満室に持ち込みました。

大学生は、その多くが4年で退去します。理由は誰でも分かるかと
思いますが、卒業と同時に就職をしていきますから引っ越しをする
人が多くなります。

それは当初より危惧されていましたので、大学院まで行くであろう
学部の学生にできるだけ入居してもらえるように努力しました。が、
その割合は決して多くはなかったです。

 

前述の二つの不安要素。それらが今年4月、同時にやってきました。

時期的には1棟目も空室が少し発生する可能性があって、実際多少
の空室が発生しました。そちらも同時に解消をしなければならない
状況でした。

エレベーターの修繕は少し時期を延び延びにしてしまったのもあり、
重なったのはある意味自分が悪い部分もありましたけれども。

つまり、今年の春先からエレベーターのリニューアル事業の計画と
空室対策を同時に行い、ようやっと半年経って落ち着いたのが今。

 

診療所の事も別で同時進行をしつつ動いていましたので、問題点が
一体いくつあったのか、もう忘れてしまいました(笑)。

その中でここ半年は今までの整形外科医としての仕事する中、最も
こなした手術件数も多く、手術内容も難しいものでした。

2018年度上半期は、これまでの人生で一番忙しかった、と言って
間違いないような気がします。

人間やればなんとかなるもんだ、と。

 

始まりは知らない世界を理解する事

こうした、大変困難な仕事をする中で、僕が最も助けられた考え方
があります。

それは『世界を理解する』という考え方。これは子供の頃から実践
してきたもので、既に自分の身について自然になっています。

 

話は単純で。

「その良さがよく分からないが多くの人が良いと言っているならば、
何かしら良いと言われる理由があるはずだ。なら、まずはその構造
を理解してみよう」というもの。

学校の勉強で言えば書いてある内容を丸暗記をするのではなく理屈
を知る。ゲームであれば、漫然と遊ぶだけではなくシステムを知り
自分が有利になるように行動する。

不動産投資であれば、何故不動産投資が稼げるのか、本質を知り、
本質に則った投資活動をする。そんな感じです。

 

ですから、学校の授業では地理とか苦手でした。地理なんて完全に
暗記する意外にありませんでしたから。

今思えば、地理だってその土地の歴史やら山脈が出来た理由やら、
地名を命名した人物や由来などを一緒に「理解」しようとすれば、
もしかしたら苦手意識を持たずに済んだかもしれません。

同じ理由で英語もダメでした。国語は理解しやすかったので得意で
あったのですが、英語はまず暗記、な感じからの導入でしたので、
最後まで駄目でしたね。未だに苦手です。

 

理屈が無い世界も苦手です。ギャンブルなんていい例で、パチンコ
とかスロットとか何を言っても所詮は胴元有利にしかできていない。
ある意味、理不尽さを理解したから手を出さない、と言えます。

ゲームとしての麻雀なんかは好きですけれども。

 

不動産投資でこうして上手く厳しい時期を乗り越えられたのも先ず
「不動産投資の世界を理解」するところから始めたためであろうと
思います。

最初は書籍を読んでもさっぱりだったのですけどね。何度か読んで
いるうちに確信を持ち、震える指でメールを送ったのは今でも記憶
しています。

 

凡才だからこそ基本を大切に

案外この「世界を理解する」との考えが一般的ではないようなのが、
個人的には不思議でなりません。

もちろん、このブログを読んで下さっているような賢明な方は僕が
語るまでもなく実践されている方々ばかりだと思うのですが、周囲
の人を見ると物事に刹那的な方が多いな、と。

困った時のみ悩み、考え、その場を乗り切ろうと努力する。試験で
言えば一夜漬けの丸暗記。学生時代の知人にもそうした人が数多く
いました。

僕からすると、そんなにすぐ丸暗記できるような能力を持つ方々が
真面目に世界を理解しようとし始めたら、僕のような凡才では全く
歯が立たなくなるとしか思えません。

 

「世界を理解」すれば、凡才であっても平均以上のパフォーマンス
を発揮できるはず。

まず、自分の感覚を疑いましょう。つまらない、稼げない、難しい、
そう感じても、周りは何故良いと言っているのか。良いと言うなり
の理由があるはずだ。

そんな考えを持てば、きっと世界を理解して地に足がつくはずです。

 

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