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客付業者の優良顧客になる、ということ
営業マンとも親しくなっておくこと
客付業者が客付しやすいような部屋作りをすること
客付け業者も楽で感謝される仕事をしたいと思っているもの
いくら業者さんと仲良くなっても、
やはり大元の物件が悪ければ、
なかなか入居者は現れません。
本当のところは、客付業者は大家の代行業務をしているだけですが、
賃貸物件を探しに不動産屋を訪れる人にとっては、
その物件は不動産屋が扱っていると
思っている部分もあるんです。
客付業者としては、物件一つ一つが
自分たちの顔のようなものですから、
今ひとつの物件を強く進めたり、
言葉巧みに入居させる訳にはいきません。
変な物件ばかり紹介していたら、
あそこの不動産屋はダメだ、良い物件が無いと
噂をされてしまいます。
やはり、客付業者も自信を持って紹介できる物件が
欲しいです。大家から優良案件の紹介依頼が来れば、
楽に収益を上げられることに繋がりますから、
優良案件の依頼を心待ちにしているんですね。
「優良」という言葉に独りよがりにならないこと
ただ、この「優良」というのが曲者です。
何を持ってして良い案件であると判断するかは、
業者によってかなりの違いがあります。
業者の中にも、得意な物件、苦手な物件がありますし、
地域的な特性もあります。
サービスを付けるにしても、必要のないものを
付けてあっても、客付けのしやすさは全然変わらないんです。
例えば、沖縄の物件に灯油ストーブをプレゼントしても
必要ない方が多いでしょうし、北海道の物件にエアコンを設置しても、
基本的には必要のないと思われることも多いです。
中には、そもそも手持ちのエアコンがあり、
エアコンサービスを必要としていない人もいます。
賃貸物件に付いているエアコンは安めのものが多いですから、
電気代がかかるから嫌だ、という方もいますね。
そんなの、どうするんだと思ってしまいそうですが、
解決策はあります。
チーム医療ならぬ、チーム不動産賃貸業のスタンスで
一つ有効なのは、部屋作りに客付業者を巻き込んでしまう方法です。
つまりはリサーチの一手段として、客付業者を利用しよう、
ということです。
一般媒介ではこの手段は取れませんが、
専任媒介で募集するなら是非取りたい手段です。
物件の客付依頼をする時に、その場でアイデアを聞き出し、
取り入れていきましょう。どんな物件が人気があるか、
入居が決まり易いかを知っているのは、客付業者です。
その地方で人気のサービス、設備は何か。
積極的に吸収すると、いいと思います。
もし退去者が出て大幅なリフォームが必要だ、
となった時も、急いでリフォームを始める前に、
いつもお世話になってる客付業者に連絡を取り、
アドバイスを聞いておくといいでしょう。
間取りの変更や、床・クロスなどの変更は、
このタイミングでしかできませんから。
社長として、現場の意見を正しく吸収し、
取り入れていくのは一番大事なことです。
見込み客に対してもビジネスパートナーに対しても、
一方的な押し付けばかりでは経営は立ち行かなくなるでしょう。
不動産賃貸も独自サービスの時代に
最近は、賃貸物件のリフォーム内容まで
募集要項に含めるという、大胆なことを行っている方もいます。
手間は相当かかりそうですが、とても素敵なアイデアですね。
評判も上場のようです。
賃貸を借りたい人が全員そこまで凝りたいなんてことは
ありませんから、真似する必要はないですが、
そのくらい顧客サービスに尽力をしていきたいところですね。
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