疑う心は大事、信じる心も大事。

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良い物件がなかなか見つかりません、という話をよく聞く中で。

個人不動産投資家のブログなんかを読んでいると、
「先月も○億円の融資を受けて物件を購入しました」
なんて書いてあったりします。

それを読んでどう感じますか?

 

「やっぱりまだまだお宝不動産はある、いつか自分だって……」
「いいなぁ、何でそんな簡単に買えるんだろう、羨ましい」
「本当に買ってんの? 物件の写真なんてその辺を撮っただけじゃ?」

これはほんの一例ですが、他にも各々、様々な感情と疑惑が
錯綜していることと思います。

 

不動産投資というものは内情を知らない人からみると
とてつもなく怪しげな世界ですからね。

かつての僕のように、頭から詐欺だと決めつけている方も
決して少なくないでしょう。実際、詐欺まがいなことを
している業者や個人もいますし。

ある意味でネットビジネスの世界に似ていなくもない。

IT起業というのも、成功している人は成功しているし、
決してその数は少なくありませんが、知らない人にとっては
とにかく「胡散臭い」という印象しかありません。

まあ、その筋の目立つ人(目立ちたがりな人)は、僕から見ても
胡散臭さ爆発ですが。(笑)

 

しかし、何かしらを『信用』しなければ、何も成り立ちません。

ビジネスにおいてお金を生む唯一のものは信用です。
自分のビジネスについて信用をして貰えなければ、
その代価を得ることはできません。

逆にビジネスを始めたいならば人を信用することが大切。
他人を信じることをできない人が果たして信用される人物か、
という議論に辿り着きます。

 

誰を信用するべきか、とは全く関連がありません。

ただ、ビジネスで成功したいのならば心から人を信用することが
できなければスタートラインにすら立てないことを知るべきです。

信じるか信じないかはご利益があるかどうかに大きく影響します。

人を信用することこそが自らの行動力を生む

例えば、こんな僕でも強く信用をして下さっている方々がいます。

あ、一応話の筋として僕の思い込みではないことにしておいて下さい。
そこから話が信用できないとなると、以下を読む価値ありませんので。

 

なかなか、こちらから積極的に個別なアプローチをするのは
迷惑なような気がするため、連絡を下さったら返信をする、
という形を取らせて頂いています。

そんな受動的な態度にも関わらず、こまめに連絡を下さったり
する方々がいらっしゃいます。

中には時折、わざわざ後日談まで送って下さる方もいて。
それが僕にはとても嬉しい限り。

 

一番最近頂いたのは、一戸建てを購入し貸し出せた、というものです。

元々は区分マンションを買おうか迷っている、とご相談のメールを
頂きました。具体的な内容をかなりのところまで教えて下さったので
細かい点も含めて、何度かやり取りをさせて頂いたのですが。

その後、ご相談頂いた区分マンションではなく、一戸建てを購入し
既に入居者が決まりましたとのご報告を頂いた次第です。

 

ご本人に了承を得ましたので、簡単に内容をまとめると。

約1000万円で築17年の土地付き戸建(再建築不可)を購入、
購入時に指値交渉し、50万円ほど指値に成功しているとのことです。

非常に綺麗に使われていたためエアコンクリーニングのみで
貸し出すことができ、入居者を募集し始めて5日目には決まる
というスピード入居。

自主管理とのことですので、ネット利回り10%程度で回すことが
できそう、と。非常に満足されていることが伝わってきました。
2棟目への意欲も旺盛です。

 

このような報告を頂くのは僕にとって一番嬉しいことです。

ご相談者さんはメールを読むからにとてもしっかりされていて、
必ず成功するだろうと僕は信じていましたので尚更嬉しい。

何より、ご相談者さんは僕を信用して何度もメールを下さいました。
僕を信用して下さっていたからこそ、僕のアドバイスをしっかりと
受け入れることができ、今回の購入に繋がったのだと思います。

僕の力というよりも、ご自身の力、ですね。

 

「誰から」聞くか? そして「誰が」聞くか?

実のところ、助言なんてものは誰に聞いても大きく変わるような
ものではありません。

方向性が違うことによる意見の相違はあるかもしれませんが、
大局的に考えれば根本は同じであることは何ら珍しくもない。

にも関わらず「誰」が言ったかで大きく印象が変わったり、
信用できたりできなかったりします。

 

それは助言者の問題もありますが、受け取り手の問題でもある。

最初から信用する気がないのであれば、どんな話を聞いたって
全くの無駄です。

勉強する気がない学生に教えたって勉強ができるようには
ならないのと同じこと。

 

最近話題のSTAP細胞のこともそうですよね。学会側は頭から
信用していなかったため、今回大恥をかくことになりました。

加えて、大きなビジネスチャンスを失ってもいます。

 

ビジネスは信用ありき。それは一方通行ではありません。
不動産投資でも全く同じ。

人を信用できない自分を信じてくれる相手はいません。

もしいたとしても、ただのお人好しでしかなく、
ビジネスパートナーとしては頼りない。
良いビジネスになるかどうかは博打です。

 

名医名患者の逸話のように

最終的に誰を選ぶか、誰を信用するかは自身の目利き次第です。
しかし、心から信用できないようであれば、自分も信用を得られず
決して良い話は回ってこないでしょう。

盲目に信用しなさいとは決して言いません。それは間違っています。

しかし、コミュニケーションをしっかり取らずに信用できないとか
胡散臭いとか言っていたら、得られるはずのチャンスを逃すことに
なります。

まずは人を信用をする努力をしましょう。

「誰を」選ぶかも大事ですが、「誰が」聴くかも大事なこと。
顧客側であっても、信用されるに足る自分となる努力を忘れては
ビジネスで、不動産投資で安定した成績は残せませんから。

 

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