不動産投資のプロとして学ぶべきこと

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いつも応援ありがとうございます。



 

先週、一ヶ月振りに楽待不動産投資新聞コラムを更新しました。
相変わらずだらだらと書いてしまいましたが、どうでしょう。

やっぱり、完全なる商業的な目的のサイトに投稿するのは
内容に気を使う部分もあり、話の立て方が難しい。

 

こうして自分の自由スペースに好き勝手なことを書く方が
気楽にやれていいですね。

物書きをしたい僕としては、商業的な意図を含めた内容を
書く技術も手に入れなければならないのでしょうが……。

プロを目指すとなると、そのような書き方は気に入らないとか
言ってられないでしょうし、そもそも出来るけどやらないのと
出来ないのとでは大違いで。

その辺りのことを近く勉強をしにいこうと思います。

勉強の基本は本を読むことですよね。

投資家視点から見る不動産投資

僕は不動産投資をどちらかというと「投資」寄りの視点で見ています。
自分は資本を出す人。実際に現場で動くのは投資された資本を受け取り
稼ぐビジネスパートナー。僕は投資金額の利息を頂く。

ある意味、金融機関から受けた融資を又貸ししているようなもの。
中国で問題になっているシャドーバンキングみたいなものですね。

 

勘違いしないで下さい。投資の世界の信用取引とはどれもこれも
又貸しと何ら変わりません。借りたお金を何かに投資し、得た利益で
借金の返済をしているんですから。

不動産だろうと株だろうと実事業だろうと同じ。

中国のシャドーバンキングが問題になっているのは、法規制により
地方政府が積極的にシャドーバンキングに関わっていることと、
ゴーストタウン化を起こすなど投資先が滅茶苦茶だからであって。

又貸しのシステムは、古来より世界中で名を変えながら合法的に
行われていたことです。フィルターを増やせばそういう見方も
できるというだけ。

 

僕は滅多に現場に出ず、おまかせで事業が進みます。

予定に含まれない支出が発生する時だけその是非を決定したり、
資金の使い方にアイデアがあったら現場に提案したりするだけ。

僕の労働力や時間は他のことに使った方が確実に資金回収効率が
高いので現在のスタイルとなりました。

 

ただ、現場外にいるとはいっても不動産賃貸業に深く関わる
存在でもあります。事業の内容ははっきりと理解していないと
いけないし、関係法規は知らなくてはいけません。

「火災報知器が壊れた? お金がないし後回しにしよう」
なんて言っていたら、いつの間にか手が後ろに回っている
なんてことになりかねません。

投資寄りのスタンスであるからと、不動産賃貸業のプロである
必要がないはずはない。おこぼれでもお金を稼いでいる以上、
私たちはプロでなくてはいけないんです。

 

勉強するなんて当たり前のこと

不動産賃貸業のプロとは何だ、と言われると、はっきりした線を
引くことができないのは確かで。

敢えていえば、自信を持って自分の選択に責任を持てるように
なること、といった感じでしょうか。

何らかの資格を持っていないと半人前とか、不動産投資へ参加を
する資格はないとか、そんなレベルの話ではありません。

 

判断が現実に実行されることで起こったことが、どんな結果であれ
受け入れることができる。そして問題が発生した時に、どんな難題で
あっても解決する自信があって初めてプロである、と。

それは全てを自分の手で実行せずとも、人の手を頼っての解決でも
一行に構わないことを付記しておきます。

 

家賃滞納者が現れた、ではどう対応すべきか。
夜逃げされた、家賃の回収や残置物はどうするか。
投資先で巨大地震が起きた、確認すべきことは何か。

不動産投資をしていると色んなことに遭遇します。
これまで自分が部屋を借りて住んでいた時には
まるで想像もしないようなことが。

それを、現場の人間と共に対処をしなければいけない。

 

だから勉強をする。当たり前のことです。

 

どんなビジネスも、まず知っておくべきは法律

差し当たって勉強をしておかなければいけないのは、
やはり法律的な部分ですね。

仲介業者や管理会社、金融機関などそれぞれのプロが
いますから何も知らなくても困ることはありませんが。

他人の言っていることが嘘か本当か判断できないまま
不動産投資をするなんて僕にはできません。
関係法規はまず勉強しておきましょう。

 

せっかく勉強するならばついでに資格を取るのが
効率的でやる気も出るかもしれません。

最近、宅建免許の試験結果が発表されました。
合格された方、おめでとうございます。

僕はまだ受験すらしていませんが、頭が固くなる前に
取っておくべきかなと最近思い始めました。

 

日常診療が非常に忙しくなってしまい、また自分のことばかりでなく
子供の教育をしっかりとしなければいけない今、モチベーションを
高めるのがしんどいところですが。

時間は有限です。それは一日の中での時間制限ではなく、
一生涯における時間という意味で。

自分が成したいことを考えると、あまり時間を無駄にできません。

 

日本を含め、世界は次の段階に進もうとしています。
それが良いことであるか悪いことと感じるかは人により
違っていることと思います。

最終的にどうなるかは僕は興味がない。

変わりゆく世界の中で、自分はどのような存在でいられるのか?
信念を貫き、自分であり続けることができるのか?

そのために、国会が論議を重ねて一つひとつ法案を成立させていくように
一つひとつ努力し、自分を成長させていければと考えています。

何事もまずは勉強ですね。

 

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