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さて、年明けから色々と不穏な情報が流れておりますね。
昨年の段階で、産経新聞系列の夕刊フジで1月9日開戦説がはっきり
と報道されていたり、その他の海外ニュースに出てきている情報を
集める限り、何があってもおかしくない。
何もないかもしれません。これまでも似たような危機は何度もあり、
その度に何事もなく落ち着いていました。
が、2014年のロシアによるクリミア侵攻は実際に起こっていますし、
ご存知の通りアメリカが関わる紛争、戦争は現代においても何度も
勃発しています。
中にはアメリカが発端となる戦争も複数あります。湾岸戦争だとか、
イラクへの空爆だとか。多くは戦争でも紛争でもなく一方的な蹂躙
ですけれども。
今回のターゲットは当然、北朝鮮です。これまでの事例と異なって、
明確にアメリカに対し武力での威嚇を繰り返し行う北朝鮮に対して
戸惑いも隠せていないように感じます。
北朝鮮も引かないでしょうし、相当な飛距離のあるミサイルを所有
しているのは明白で、もしも戦争が勃発したら近年ない規模の被害
が起こるのは確実。
日本も当事国であり、現代を生きる人間の多くがメディアを通じて
しか知らない悲劇を目の当たりにすることとなる可能性があります。
戦争が起こって、双方共に民間に被害が全くでないなどありえない。
流石にそうした火の粉を振り払う力を個人が所有するなんて漫画の
世界の話でしかなく、もしそうなればできる限り自分の身近で被害
が起きないこと、自身が巻き込まれないことを祈るばかり。
戦争が起こるなんて想像したくもありませんが、現実として可能性
があれば想定しない訳にもいきません。
年明け早々ですが、少しでも戦中の安全、戦後の安定を確保すべく、
様々な準備をしておくのがいいかもしれません
高騰するリスク
金融市場は大荒れでしょうね。
流石に米朝戦争が開始されたとなったら、ほぼ当事国のようなもの
の日本には直接的な被害は無くとも多大な影響がありそうです。
最も不透明なのは為替です。日本円がどちらに転ぶかは、さっぱり
分かりません。
普通に考えれば戦争に巻き込まれるとなるとその国の通貨は下落を
するはずです。国の存亡そのものの危機なのですから。多大な被害
が発生すれば一時的には経済も悪化し、国外投資は落ち込みます。
が、日本円に限ってはどうなるかが本当に分かりません。これまで
何度も「普通に考えれば通貨安」の状況で「超円高」となってきた
『安全通貨』の日本円です。
戦争被害が出て、一気に円高が進んでもおかしくない。
アメリカと同盟国であるというのも大きいのでしょうね。全世界を
見渡してもアメリカに勝てる国は存在しません。
特にここ最近は蜜月が続いており、北朝鮮関連では完全に意思統一
をして臨んでいます。
たとえ北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んでも、日本全土を一撃で粉砕
することなど不可能。であれば、中長期的に日本が消滅する可能性
はほとんどありません。
むしろアメリカの動向が分かりにくく、ドル相場やアメリカの政策
がどう変遷していくのか読めないリスクを抱えるよりも、アメリカ
の動向に影響を受けにくい日本円へと走る可能性は高そうです。
為替の変動が読めないということは株価の変動も読めないという事。
円高でも円安でも、どちらかに大きく振れれば株価も大きく変動を
します。多くは一時的なものと思われ、現物買いのホールド姿勢を
維持すれば何も不安はありません。
が、レバレッジを掛けている方は要注意でしょう。株式の信用取引
は倍率こそ大したことありませんが、株価の変動幅は為替の比では
なく。
本社が被害を受けて倒産すれば一気にゼロにもなりかねず、現物で
あれば失うだけで済みますが信用取引では追証が発生しますから、
支払い不能なマイナスになるケースも。
先物はもっと酷そうですね。特に原油は。
もしも戦時になったら、最も荒れ狂うだろうはエネルギー関連です。
輸送が不安定になりますので、こういう時に資源の無い国は厳しい。
原発だの、エネルギーミックスだのといった政策は、こうした有事
の時のためにひたすら論議されています。効率が悪かろうと非経済
であろうと、色々なエネルギーを利用できないとなんですね。
第二次世界大戦前の反省を踏まえての事と思います。
荒れるのはチャンスでもありますが、僕はギャンブルに手を出そう
とは思いません。
先物だけでなく、エネルギー関連銘柄の株式にもご注意を。
リスク管理の習慣づけ
戦争なんて起こらないに越したことはありませんが、歴史を辿れば
戦争が無かった時代なんてありません。
日本の周りはとんでもない国ばかりですので、巻き込まれてしまう
のも致し方ないでしょう。北朝鮮に関してはほとんど当事者ですし。
実際に世界情勢がどうなるかは、起こってみなければ分からない。
ですが、身の回りの危機管理くらいはしなければいけない。
自分の住まいに戦禍を被るかどうかは運次第。ですけれども、資産
へのダメージはある程度予測できるはずです。
そして、できるならばいくつかの資産に分散し、致命的なダメージ
を受けないような体制作りをしておくべきでしょう。
Xデーが1月9日だったとしても、ほんのわずかに備える時間が存在
します。
どうなるかはともかく、これを機にリスクマネジメントの習慣づけ
をしてみてはいかがでしょうか。
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