何に投資をするのが適切か。稼げる物件か、それとも資産となる物件か。

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いつも応援ありがとうございます。



 

ご存知の通り、不動産投資といっても投資対象はひとつではありません。

建築様式だけでRC、鉄骨、木造とありますし、建物の規模も一戸のものから
数十戸のものまであります。

不動産投資を始める上でどこからスタートするのがいいのかを悩む方は
多いのではないでしょうか。

 

この点について結論を先に言ってしまうと、あまり悩む必要はない、
というのが僕の答え。

どんなものを買おうかと悩む暇があったら、自分がどのような投資ができるのか、
と、どのような投資をしたいのか、を考えるのが先決です。

悩んでばかりでは始まりません。

ないものねだりはしない

まず初めに、現時点では一般的な意見で言えばできない、といわれることを
追い求め続けることはおすすめしません。

サラリーマンがRCマンション投資をするには金融機関から融資を受ける必要が
あります。逆に言えば融資を受けられないのならばRCマンション投資はできない
ことは誰もが理解できるでしょう。

不動産賃貸の経験も実績もないサラリーマンに1億円規模の『事業性融資』を
出してくれる金融機関なんて日本にはありません。

もし出してくれるところがあったら、まともじゃない。そんなところから
融資を受けるのは極めて危険です。

 

簡単に頼れるところはアパートローンを出してくれる金融機関。サラリーマンの
属性や自己資金を信用担保として受けることのできる融資です。

つまり、サラリーマンがRCマンション投資を不動産投資の取っ掛かりとして
始めたいのならそれなりの属性や自己資金を要求されるということ。

 

そこに満たない方が融資を出してくれる金融機関を巡り続けるのは、
ちょっと非効率だと思いませんか?

平日しか開いていない金融機関へ毎日物件を持ち込むのはかなり大変です。
一般的に見て見込みがあるならまだ価値もありますが、アパートローンの
基準に満たないのにそれを繰り返すのはどうでしょうか。

僕には、他の道を探す方が良いように感じます。

 

別に諦めましょうと言っているのではありません。

「今の」自分には無理だと認識し、見合った自分へとステージを上げてから
再度挑む方がいいのではないか、という話。

 

属性を上げる方法なんて山ほどあります。戸建を一つ買って貸し出すだけでも
いいですし、何かしらの方法で安定した副収入を得てもいいでしょう。

日本政策金融公庫に頼って木造アパートを購入するのもありです。

 

そこには「やるかやらないか」の差しかありません。
世の中やる前から諦めている人が多過ぎです。

ご自身も、仕事中に上司や同僚、部下、はたまた顧客に対してそんなことを
思ったことありませんか?

 

得られるお金の多寡で人間の価値は決まらない。その通りです。

そこまで苦労して、時間を犠牲にしてまでお金を稼ごうとは思わない。
それもいいでしょう。

しかし、不動産投資に興味を持ったあなたにとってそれは本心でしょうか?

 

不動産投資で収入を増やして経済的自由を手に入れ、実現したい夢があるならば
多少自分を殺してでも、多少の痛みを感じてでも「やるしかない」のは、きっと
理解されていることだと思います。

不動産投資は「楽して稼げる」ものではありません。
敢えて言うならば「楽しんで稼げる」ものでしょうか。

覚悟を決めて、前へ進みましょう。

 

ちなみにこれは、属性が低い方だけを対象とした言葉ではありません。
おまかせ投資で経済的自由を得たい方全員へ向けています。

属性が良いといっても、本当のお金持ちと比べたら矮小な存在なんです。
そこをひっくり返すためには、並大抵の努力では足りません。

数ある日本の大企業の創業者たちがどれ程のリスクを抱えながら、どれ程の努力を
されたか、想像できるでしょうか?

ご自身のお勤め先の企業を一から建てるとしたら何をしなければいけないのか、
一度お考えになってみるといいかもしれません。

 

投資は個人に合わせたポートフォリオを描く必要あり

どのような投資をしたいか、はかなり個人差があることと思います。

僕は当初、RCマンション投資を始めるか、それとも現金で戸建物件を買い進めて
いくべきか、結構悩みました。悩んだといっても1ヶ月も悩んでいませんが。

何故かといえば、やはりあまりに大きな買い物でしたので。
不安が先行していたのが本音です。

 

そんなに易々と優良なRCマンションが見つかるはずはないと思っていましたし、
銀行から融資を受けるのもどうしたらいいか分かりませんでしたし。

緒方さんとの出会いがなければ、どうしていたでしょうか。
このブログも存在しなかったかもですね。

 

結局はその緒方さんとの出会いが僕の不安や悩みを解消してくれたため、
偶然にもRCマンション投資をスタートすることができました。

基本的には大規模に、力強い投資をしたかったので結果的にベストでした。

 

ただそれは僕にとってベストであっただけで、あなたにとってベストかは
別の問題です。同じような考えの方もいるでしょうし、億を超える金額の
借金を背負うなんて死んでも嫌だと思われる方もいるでしょう。

融資の金額、目標の経営規模、望む収入、時間(資産増加速度)、その他。

これらをどう設定するかで、どのような投資をしたいかを決められます。

 

非現実的な部分は排除しましょう。融資は受けたくないけどRCマンションは
欲しい、などという要望は宝くじを当ててから言って下さい。

いくら程度までなら融資を受けられると思うのか、どの程度までなら
自己資金を支出できるのか、継続的に資金注入できるのはいくらなのか。

キャッシュフローはどの程度を目標とするのか、不動産投資に携わることの
できる時間はどれ程か、どんなことまでなら努力できるのか。

ここをはっきりとさせておくと、自ずと答えは出ると思います。

 

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