ワンルーム民泊投資は住宅市場にも影響あり

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

民泊についての議論が深まっていて、厚生労働省はワンルーム
マンションでも運営が可能なように規制緩和をしようとの検討
をしているのは、以前から出ていた話です。

我が家も妻所有のサブリースワンルームマンションを東京都内
に一部屋だけ所有しているのですが、もし本当にワンルームで
民泊許可が下りたとしたら。

すぐにでも売り払ってしまいたくなります。規制緩和の程度に
よりますけれども。

 

もしワンルームマンションでの民泊がスタートしたらいったい
どうなるか。

サブリースマンションだらけの都心がカオスな状況になるのは
想像に容易い話です。

下手をすると、サブリース契約で売り切ったマンション丸ごと
簡易宿泊所として貸し出そうとする、擬似ホテルのようなこと
をする企業も出てくるのではないでしょうか。

宿泊業も、あっという間に供給過多となってしまい、観光客が
増えているのに不景気なんてことになりそうですし。

当のワンルームマンションも民泊としての需要が不足し利回り
が下がってしまったら評価額は激減でしょう。

 

違法な宿泊施設を厳しく取り締まった上で認可先の簡易宿泊所
もしっかりと管理のできる状況ができるならまだマシですが。

個人的にはそれは望み薄のような気がしています。民泊施設に
不法入国者が複数滞在、との報道が出てくるのは遠い未来では
ないように思えます。

事件のあったワンルームマンションの価値は地の底です。その
流れでサブリース事業者が倒産したら残るのは価値の下がった
狭小物件のみ。

残債がたくさん残っていたら、目も当てられません。

 

サブリースマンションは所有しているだけで完全放置、な方も
少なくないと思いますが、もしもワンルーム民泊がスタートを
切ってしまったら。

こまめに棟全体、及び周辺のマンションがどうなっているのか
確認する習慣をつけるのをお勧めします。

ワンルームで民泊。僕は避けて通ります。

遠くから様子を伺いたい

とはいえ、簡易宿泊所としてであっても不動産に対する需要が
高まるのは、不動産投資家にとって悪い話ではありません。

モノやサービスの価格は需要と供給のバランスによって大きく
左右されます。

民泊によって供給が分散し、相対的にでも賃貸住宅に関しての
需給バランスが需要過多に傾けば、平均家賃は上昇を見せると
思われます。

 

民泊業者に所有マンションの住宅としての価値を毀損されたり
しなければ、現所有者にとってはインカムゲイン、キャピタル
ゲインともに増加するかもしれません。

逆に、家賃も物件価格もつり上がってからの新規購入は今まで
以上に厳しい利回りが提示されてしまいそうですが。

中には民泊常時満室時の利回りを提示して投資物件を売り出す
不動産業者も出てくる可能性もあり。

現時点で不動産投資についての情報収集を怠らない皆さんには
無用の心配かと思いますが、近しい人が興味を持たれていたら
注意喚起をしてあげて下さい。

 

僕は必要以上に警戒をしてはいますが、民泊をけしからん、と
思っているわけではなくて。

今話題のライドシェアに対してタクシー業界が白タク断固反対
と活動をされているようですが、そんな立場には非ず。

ライドシェアがスタートする事で交通事情が荒れ、自家用車で
ドライブを行くにも不便になってしまうのではないか、という
民間人の気分です。

 

ライドシェアだってドライバーの安全、乗客の安全、交通安全
が確保されるのであれば、元からのライバル事業者には不満で
あっても顧客や経済的には悪い話ではありませんよね。

しかしそれが確保される見込みが立っていないので不安を感じ、
なるべく遠巻きに見守りたい、という話。

被害を受ける立場になければ他人事です。

 

短期か長期か

民泊というのは基本的に観光客向けのサービスです。

特に外国人向け、との意味合いが強く込められており、市場が
大きくなればなるほど様々なな問題が発生すると思われます。

また、世界経済や外交事情、為替相場によって観光客数は大幅
に変動をするため、今は需要過多だからいいものの参入業者数
が増えて競争が始まると非常に不安定な業界になります。

 

このまま安全保障も確保され、円安でデフレのままの日本なら
うまくいくでしょうけれども、まずあり得ないでしょう。

世界経済に不安が走れば円高となり、そもそも観光客数が減少
してしまう。安全保障問題が勃発すれば、各国間の移動は激減
するのは間違いない話。

あまり民泊に頼った不動産投資をしていると、思いもよらない
ところで足元をすくわれ、経営が圧迫されるかもしれません。

 

外需を取り込むのは経済の発展にも寄与しますが、経済や経営
を安定するのは内需を確保するのが不可欠です。

国家運営を考えるにしても外需に頼りすぎている国が経済的に
追い込まれている昨今、日本や米国が多額の国債を抱えつつも
発展しているのは内需が強いからに他ならない。

 

少なくとも僕が不動産投資に求めているものは莫大な利益では
なく安定した利益です。

この辺は考え方次第で、一気に稼いで熱が冷めたら撤退する、
との経営方針を否定はしません。

けれども僕には合っていないかな、と感じますので、民泊には
手を出さないようにしています。

 

という事で僕は、民泊で住宅市場に隙ができたらそこを狙って
みようかと思います。

なるべく民泊と係わり合いの無い場所で。

ぜひ、自分なりの戦略を、できれば長期的なものを描いてみて
下さい。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. こんな区分マンションは買ってはいけません。
  2. 単身向けかファミリー向けか? 区分マンション投資では非常に重要なことです。
  3. 修繕工事
  4. この入口は出口があるのか? 最初が肝心です。
  5. オーナーチェンジ物件を購入の後、すぐ退去されたらショック大きいです。。。
  6. 新築区分マンションは投資するに足る存在か
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る