消費税増税が先送りされ、2015年も注目が続く不動産投資

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消費税の増税が先送りされて、不動産業界では一部から落胆のため息が
出ているようですね。

 

増税前の駆け込み需要を期待していた面々のようです。確かに、前回の
8%へと増税される直前の様子を見ていると理由も分かります。

物件価格は上昇し、需要は多く、実需向けか投資向けかは問わず次から
次へと取引が成立していきました。

結果、2014年の1月-3月期の実質GDPは年率換算で6.7%増と、先進国では
考えられない数字を叩き出しました。

 

その反動で現在、首都圏含めて住宅が売れず、GDPの低迷が続いているの
が現実です。

傍から見ていると、その後の売れ行きが激減するのであれば消費税増税
は困るんじゃないの、と思うのですが。

どうもちょっと、ここに業界特有のからくりがあるようです。

期待が外れてガッカリ。

哀愁漂う不動産業界

まず、不動産の販売を生業とされている方々は、疲れています。

投資用不動産を売っている方々なんて、疲労とストレスばかりでしょう。
営業職なんてどの業界もストレスの溜まり方は同じでしょうけれども。

ただ、不動産の場合は販売時のストレスに加え、仕入れ時にもストレス
が存在します。工場で製造している均一な出来の自社製品を営業するの
とは違い、売るものを探してくるところから始めなければいけない。

通常の営業マンの倍、疲れます。

 

しかもどこへ行ってもライバルとの競走。買う時も売る時も、ライバル
を出し抜いて契約に漕ぎ着けなければいけません。

僕は営業職をしたことはありませんが、少なくとも不動産の営業職だけ
はやりたいとは思いません。

そう思っているからこそ、緒方さんのように尽力を尽くして下さる方は
大変ありがたい存在であり、感謝に耐えないのですが。

注釈)
緒方さんとは僕が長くお付き合いしている株式会社PULLUPの社長です。
興味のある方はこちらの記事をご参照下さい。

信頼できる収益不動産売買事業者とは。きりのきの実体験より。

 

そんな疲れている方々が、不毛な不動産販売の世界から脱出する糸口。
それこそが、消費税増税のタイミングだったんです。

駆け込み需要、8%へと増税される時は本当にすごかったですね。新築で
あろうと中古であろうと、仕入れればすぐに買い付けがついていました
ので、大儲けした方も多いのだろうと思います。

 

増税の反動で現在の需要が低迷しても、駆け込み需要で利益の先食いを
十分にしてしまえば怖いものはありません。

潤沢になった資金で次の展望を考えてもいいし、個人でやっている方で
あれば十分な蓄財ができればあとは仕事を辞めて遊んで暮らしても良い。

現実的には仕入れの問題もありますから、そこまでうまくいく方はそう
多くはないのでしょうが、宝くじや株で一山当てるよりもよっぽど確実
であり、計画的に行えます。

 

今回の2段階増税、10%に上がるのはほぼ確実視されていましたので8%へ
と増税された際にチャンスを逃してしまった方々も、今度こそはと気合
を入れていたのではないでしょうか。

小さな規模で事業をされている方は特に。

 

増税が確定したらすぐに仕込みを始めようと待ち構えていた方々から、
10%へと増税されることを見越して既に仕込み始めていた方々までが。

消費税の増税が先送りになって肩透かしを食らわされてしまった、と。

そんな業界裏話的なことがあったようです。

 

Googleが物語る不動産投資の流行

転売を生業としていると、仕入れたものが思ったような価格で売れず
困った、なんてことはよくある話。

不動産の場合、1件あたりの金額が大きいので本当に困りますね。

とはいえ、増税の駆け込みで売れるような物件であれば、価格調整を
することで販売は十分可能でしょう。

損失が出るとしても、思ったほどではないように思えます。

 

さてこれを購入者側の視点で考えてみるとどうでしょうか?

この程度のこと、もう答えは書きません。今、ご自身が想像した通り
の展開が考えられます。

久しぶりに訪れるチャンスとなるかもしれませんね。

 

とはいえ今後景気が改善していくであろうと予測している僕としては
そう思ったようにはいかない気がします。

ここ1年程度は物件が高くなりすぎて利回りが下がり、「買い」の物件
がほとんどない状況が続いていました。

ですので、一時期よりも不動産投資への注目が下がっているのかも、
と思っていましたが。

昨年末に入ってきて、不動産投資にまた注目が集まってきています。
日本の株高が、投資家の楽観視を強めたのでしょうか。

 

これには根拠があって。

Googleが提供するサービスにGoogleトレンド、というものがあります。
指定したキーワードがどの程度検索されているかを割合で表示をして
くれるサービスです。

ここしばらくは「不動産投資」の検索数が落ち着いていました。が、
昨年11月以降、また急増しているんです。

 

誰かが宣伝工作を仕掛けている可能性は否定できません。テレビなど
で特集されると検索数は急騰します。が、そういったものは長く続く
ことはありませんのですぐに分かること。

本格的に投資家から不動産投資へ注目が集まっているのならば、今後
の不動産価格がどうなるか?

これもすぐに理解できることだと思います。

 

さて、2015年に入り、今後どのような動きがあるのか。

この先のトレンドを見極めるべく、意識を集中しましょう。

 

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