不動産投資における評価法 その5 収益評価

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続きです。

 

 

不動産の収益評価を求めるにはいくつかの方法がありますが、

なるべく複雑なことはしたくありません。

 

不動産投資をするなら、何百回と繰り返していくことですから。

収益評価でよく使われる計算式は、収益還元法、という評価方法です。

 

 

その計算式はごく単純のもので

収益評価=年間家賃収入/利回り

で求められます。実に簡単ですね。

 

利回りについては前回を参照してください。

 

 

式が簡単なのはお分かりと思いますが、

この利回り、物件の詳細に乗っている数字を

馬鹿正直に使ってはいけません。

 

当然です。物件詳細に記載されている利回りは、

売主が売りたい値段と、満室想定収入から算出してますから

結局割り出される数字は売主の言い値ですよね。

 

では、この利回り、どうするのか。

 

いろいろ小難しいやり方もあるようですが、

ここではシンプルに行きたいと思います。

 

 

利回りが適正かどうかを調べるには、

同地域の似たような不動産をチェックすればいいのです。

 

ネットで収益不動産をひたすら検索していると、

何となくその地方の利回りの相場がわかってきます。

 

培った経験から、自分が満足できる利回りを設定し、

その値を上記の収益還元法の式に当てはめるのです。

 

実際の価格と、この収益還元法で求めた収益評価とを比べて

数字が近ければ適性であると考えていいでしょう。

 

 

ただ、正直にいうと、私はこの方法を今は使っていません。

理由は、また別項目でお話しします。

 

 

ともあれ、これで積算評価と収益評価を求めることが

できるようになりました。

 

そろそろ話を読むだけでは飽きてきたと思うので、

一度実践に入りましょう。

 

そう、インターネットで収益不動産の検索です。

 

読むだけでは、優良不動産は見つけられません。

今まで学んだことを、少しだけ実践して行きましょう。

 

 

ですが、まだ物件を買ってはいけません。

収益不動産の購入は早い方が確かにいいとは思いますが、

もう少し、眼力を鍛えてから挑むのが懸命です。

 

この桐木、不動産投資ガイドの名にかけて、貴方を絶好の

機会まできっとお連れしますから。

 

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