自分だけが価値ある情報を手にするここだけの裏話。

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いつも応援ありがとうございます。



 

もう僕は、ほとほとうんざりしてきました。

 

何に、というと。誇張表現に。

そして、その誇張表現に踊らされて
不幸になる方が絶えないことに。

今の日本には、あまりにも誇張表現が蔓延りすぎています。
そして、それがためにどれ程の誤解を生み、個人、そして国に
害を及ぼしてきたか。

何が本当か、いちいち確認するのも面倒臭くなってきます。

タイトルは皮肉です。

誇張が過ぎる時代に頼るべき存在とは

例えば新聞。先日たまたま目に付いたものですが、
「慰安婦碑 米国 猛反発」なんて単語が見出しに
デカデカと踊っています。

なんてことはない。米国グレンデール市のことです。

米国のグレンデール市に某国団体が数ヶ月前に慰安婦碑を
建てましたが、今は市長が変わって現市長がそれに対し
建てるべきではなかった、という趣旨の発言をしたというもの。

しかし、慰安婦碑は市議会を通して建てられてしまったもので、
市議会で反対票を投じたのは市長になる前の現市長のみでした。

これのどこが「慰安婦碑 米国 猛反発」なんでしょうか?
市長の意見を米国全体の意見であるかのように誤認させようと
いうその意図が含まれた誇張表現に、うんざりします。

 

ここは政治的なことをお伝えする場ではありませんので、
慰安婦碑についての僕の考えなんて書きません。
(僕は純粋な日本人ですからお察し下さい)

しかし、このような誇張表現が、人間の目を曇らし、
正常な判断を失わせる根源となってしまっています。

 

発信者側の言い分も理解はできます。

結局、読んでもらえなければ記事を書いた意味がない。
そのためには、冒頭(ヘッドというのですが)で興味を引き、
手に取って貰う工夫をしなければいけません。

コピーライティング技術の一部です。
僕も情報発信をしていますから、その辺りも勉強しました。

 

不動産投資の本も、刺激的なタイトルのものばかりですよね。

たった4年で10億円の資産を築いた、とか。
週にたった1時間の作業で年収1000万円、とか。

秘密の、成功者だけが知っている、悪魔的な、魔法の。
そんな単語が飛び交います。

 

確かに、効果的なんです。こういったコピーライティングは。
時々僕でも強く惹かれてしまうものがあって、その文才が
羨ましいと感じます。

しかし今ではこの風潮、あまりにも一般的になり過ぎ、
日本社会に根付いてしまいました。

報道も、販売も、ツイッターでさえも。
世の中に広く拡散される情報は、ほぼ全てこのような性質を
備えてしまう結果となってしまったんです。

 

既に、欺瞞に満ちた世界にはうんざりだから変えてやるとか、
自分だけはそうならずに真実をありのまま伝えますとか、
そのような正論が通じる状態ではなくなった。

ではどうしていくべきか?
べき論というのは嫌われることがありますが、敢えて言います。

これからの世の中大切なのは、【個】です。

私たち一人ひとりがどう対応するか。
自分の行く末は、【個】に懸かっています。

 

化粧の下を見抜く目を持つ

抽象論は飽き飽きでしょうから、具体的な話をしていきましょう。

少なくとも日本社会で生きていく以上、コピーライティングからは
もはや逃れられません。

そもそも、コピーライティング自体は悪いものではない。

良いモノを作れば売れる、そんな時代は終わった。
これからは良いモノを良いとアピールできたものが売れる。
顧客とのコミュニケーションツールがコピーライティングです。

 

逆転させて考えると。

自分が顧客として話を聞くならば、コピーライティングから
自分の身を守らなければいけないということ。

コピーライティングは包丁のようなもの。
けっして人殺しの道具ではありませんが、わざと間違った
使い方をすれば人を殺せてしまう。

また、ものは言い様。

本来人を殺すための道具であった許されざる存在の銃も、
これは自分の身を外敵から守るための道具ですと言えば
全く違った存在になり、許されてしまう。

 

コピーライティングに覆われた話を聞く時、私たちは
相手は銃を隠し持っていると確信した時ほどに警戒心を
抱かなければいけません。

いかにコピーライティングから身を守りながら
自分の益を手にするか。

あたかもハラハラする映画の主人公のようです。

 

銃を突きつけられた相手の言うことをホイホイ信用して
頷いてしまうようであれば、ただの脇役。

ただの情報弱者でしかない。

 

かといって騙されるのが嫌だからと見向きもしなければ、
エキストラとしてさえ採用してもらえなかった一般人。

いないも同然。
不動産投資市場に参加すること自体、できません。

 

銃弾飛び交う戦場で、数々のコピーライティングの猛威を
避けながら真実を見出すことができたその時こそ、
勝利が手に入る。

主人公としての役割を果たせます。

自分の人生の主人公は自分自身。
最も大事な【個】は己であり、コピーライティングを
自分がどう解釈するかが最も重要事項。

コピーライティングと向き合い、真実を見つけ出しましょう。

 

秘密のヴェールを暴く鍵は人にあり

【個】とは、自分自身のことだけではありません。

誰もがコピーライティングを使う時代。その力量には大きな
差がありますが、コピーライティングが上手であることと
信用をしていいかどうかは、全く関連がありません。

 

コピーライティングというヴェールを超えて、
真実を探さねばならない。

 

それで大事なのは何か?

【個】として相手が信頼できるかどうか。
それがもっとも重要なことです。

 

不動産投資なんて、人との付き合い方でほぼ100%結果が
決まると言っても過言ではありません。

関わる方はそれだけ多いし、誰か一人に騙された時点で
すべてが崩壊してしまう。

信頼におけるパートナー探し。
これこそまずやるべきことと言えます。

このことについてはちょっと話がずれるため、別の機会にでも。

 

コピーライティングの重要性と危険性、そして扱い方について
なんとなく分かっていただけたでしょうか。

ビジネスの会話をしている時には必ず使われていると
思っていただいて差し支えるありません。
僕のブログ記事一つとっても、意識をしています。

 

繰り返します。

コピーライティングを意識して発せられた言葉を
鵜呑みにするのは情報弱者です。

セールスを恐れて拒否してしまうのは
可能性を捨てているのと同義です。

 

勝者になるために必要なのは、
真実を見抜く目と耳、そして心。

揺さぶられず、冷静に判断ができる自分を育成しましょう。
できることなら、コピーライティングの勉強まで
しておいた方がいいと僕は思っています。

その力があったからこそ、今のところ成功を
収めることができているのですから。

 

不動産投資ノウハウ本や教材、セミナーばかりに目を向けず、
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