3月は積極的な行動を起こしたくない2つの理由

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こんにちは、きりのきです。
3月になりましたので、恒例の雑記を書こうと思います。

もう来月からは新年度。環境の変化があるかたも多いのでは
ないでしょうか。幸いなことに僕はこの4月に関しては大きな
人事異動がありませんでしたので、バタバタとすることもなく。

引き続きこうしてブログ、メルマガを続けられそうです。

 

人事異動があったりすると、みんな大変になるんですよね。

人事異動命令を受けた本人は引越し先を探したり、挨拶に行ったり、
今までの仕事の引き継ぎをしたりと大わらわ。

受け入れる側も新しく配属されてくる人間がどんな人物かを
様子を見ながら接しなければいけないし、仕事に慣れるまでは
周りの負担が増えます。

 

それはサービスを受ける側にとっても同じこと。

担当者が代わればせっかく通い詰めて慣れたのにまた一から
自分のことを知ってもらわなければいけないし、配属された
ばかりで不慣れな担当ではサービスも不十分になってしまう。

そんなことから顧客離れが起きてしまうこともあるでしょう。
営業部署としては困りものです。それでも売り上げを維持、
拡大しろと本部から言われるのですから。

 

とはいえ、人事異動はどうしても避けられないことです。
経営陣にとって、いかにそれぞれに悪影響が出ないような
人事を考えるかが腕の見せ所。

でも、実際にはうまくいかないことが多いですよね。
大きな組織になればなるほど、末端の体制やサービスは
悪くなってしまう傾向にあります。

3月のうちに今年度を振り返っておきましょう。

3月はあまり動きたくない

そんなバタバタとしてしまう3月。不動産投資にしろ何にしろ、
僕は大きく動かないようにしています。

周りがばたついている時こそ、どっしり構えて様子を見る、と。

逆張りをしているつもりはないんですが、自分の行動をよくよく
振り返ると、周囲と逆走していることが多いかもしれません。

 

だから僕には友人が少ないのでしょうか。(笑)

せめて、Facebookなどのネットの友人は常に募集をしていますので、
宜しくお願い申し上げます。

 

でも実際、3月に積極的に不動産の売買をしたり、融資を受けたり、
交渉事をしたりするのは積極的にはおすすめしません。

大きくは二つの理由があります。

 

1.短期的な売り手市場に焦って参入する必要はない

一つは、売り手市場による競争の激しい現場に参加しても、
労力の割に良い結果が得られないことが多いためです。

特に今年は消費税増税による駆け込み需要により、強迫観念に
駆られている市場参加者が極めて多い。

 

今買わないと損する、と思い込んでしまっている方々の中に
入っていくと、当初はそんなに購入を焦っていなかったのに
いつの間にか自分も同じような感情を抱いてしまいます。

駆け込み需要を狙って業者側も煽ってくることも、これを更に
加速させてしまう原因です。

感情が揺さぶられるのは投資家として非常にまずいこと。

投資だろうと買い物だろうと、感情を揺さぶられて冷静さを
失ってしまうとその時は興奮して楽しくても後々後悔をする
羽目になることがほとんど。

 

バーゲンセールの会場やオークションホールに行くようなもので、
雰囲気に呑まれて余分な買い物をしてしまうのと同じです。

たかだか10万円程度のことであれば笑い話にもなりますが、
融資を受けて不動産を購入するのでは笑えません。

 

そして、自分だけは冷静でいられたとしても加熱する市場で
優良商品を手に入れるのは容易なことではありません。

相場とかけ離れた金額でもどんどん売れていくし、そこには
プロの転売屋も混ざっていますから資金力でも到底勝てない。

相当な努力、労力、人脈、そして運がなければ、満足のいく価格で
物件を取得するのは困難でしょう。

 

2.十分なサービスを受けられない可能性がある

もう一つは、販売側も忙しいですから、一人の客のためばかりに
時間や手間を割く訳にはいかないため。

期限が迫った仕事を大急ぎで仕上げている最中に余計な仕事が
入ってきたら、イラッとしませんか?

そこまではいかなくとも、締め切りのある仕事のことが気になり
集中して相手をしてもらえないかもしれません。

 

これは往々にしてあることです。

何らかの仕事をしたことのある人ならば、一度もこんな経験がない
なんて方はいないのではないでしょうか。

僕も何度も経験があります。当直にいかなければいけなかったり、
手術時間の直前なんて時にPHSが鳴ったりすると、冷静に対応が
できなかったりします。

外来も患者さんが短時間に集中して混雑が過ぎると、診察中であっても
気が立ってしまいます。予約の患者さんを待たせることはできないし、
予約外でも待たせるとクレームが来るしで。

該当患者さんには非常に申し訳ありません。未熟でした。
最近は実力が上がったのか寛容度が高まったのか、よほどのことが
ない限りはそういったことはなくなりましたが。

 

十分なサービスを受けるためには、相手の時間や労力に余裕がある
タイミングを狙うというのも、良い条件を引き出すために重要な
ポイントであると言えるでしょう。

特に不動産投資はこちらは「顧客」ではありますが、相手方に色々
「お願い」をすることも多い立場でもあります。

快く「お願い」を引き受けていただくためにも、あんまり相手が
忙しい時に相手の仕事を増やすような真似は避けた方がよさそうです。

 

心して新年度の準備を

春の息吹も徐々に見え始め、気分が良くなってくる時期でもありますが、
仕事上のストレスを抱えている方が非常に多い時期でもあります。

冬から春に向かって気分が上向きになり、新しいことや
大胆な行動をし過ぎてしまう時期でもあります。

そんな時ですから、決して動くなとはいいませんがあまり無理した
積極性を出さない方がいいのではないでしょうか。

僕はまったりと1ヶ月を過ごそうと思います。
4月からはまた心機一転ですので、その準備期間ですね。

 

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