リスクを抑えて早く起業をすれば多くのベネフィットが得られる

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僕はあまり友人の数は多くないのですけれども。

数少ない親しい友人が何故かなんらかの事業をしている人間ばかり
であったりします。類は友を呼ぶというやつなのだと思いますが、
そのような友人と話をするのは非常に刺激になりますね。

先日も、現在は中古車販売を中心に活躍している友人が急遽上京を
してきたので、職場の飲み会を途中で抜け出して会ってきました。

 

お互い事業は順調ではありつつも、悩みどころは同じで。

コストを掛けずに展開するため自分でサイトの構築をしなければ、
と思いつつもなかなかやる気が出なくて困っているとか。

ビジネスは順調でも家庭のコントロール、特にお金がある分浪費を
してしまいがちな部分をどうするかとか。

これから先次の一手をどう展開していくか、徐々に低リスクで堅い
方向へと動かすアイデアとか。

後は、ローンの話とか。

非常に具体的な話から、生き方への思考まで。刺激的で、楽しく話
に花が咲きますね。

雇われしか経験をしていない人が聞いても、何とも理解のできない、
現実味のない話にしか聞こえないかもしれません。

大真面目になんで皆起業しないんだろうと話していますから。

 

サラリーマンの立場からすると、起業なんて博打で失敗したら借金
だけが残る、ハイリスクハイリターンの世界である、と思われがち
ですが。

起業家側からすると会社に収入の全てを、つまりは命を預ける方が
よほどリスクが高く、リターンも少ないものだ、と思っています。

起業って案外、リスクを抑えて気楽に始められるものなんですよ。

早く始める事で得られる利益もある

起業家の中にはリターンばかりを求めてリスクから目を背けた人も
いますから、そんな方々の末路を見てリスクが高い、と思い込んで
しまうのは理解できます。

また、まともに頑張ってもちょっとした歯車の狂いで損失を被って
しまう可能性も否定しません。

否定しませんが、勤め先の企業が倒産する、またはリストラされる、
そこまで行かずとも給与が下がる、ボーナスが出なくなる等の確率
と比較してリスクが高いかというと、そうは思えず。

多額の住宅ローンを組んで資産にもならない自宅を購入しておいて
起業ばかりリスクが高いとの主張には、首を傾げざるを得ません。

 

そしてまともな起業家ならば、リスクを最低限に押さえ込みながら
堅調なリターンを得られるようにリスクマネジメントをする、一つ
の事業に頼らずいくつもの収入源を持つなどして。

「収入の安定化」を徹底するものです。

今時、低リスクで始められるビジネスなんていくらでもありますし、
想像以上にアイデア次第で起業が可能。

初期費用が多く掛かる店舗型ビジネスであっても500万円もあれば
大抵の店は開けますし、IT受注系ならば自宅にパソコン一つも設置
すれば困りません。

 

必要経費ほぼゼロでスタートした事業で少しでも売上を得られれば、
事務所費用、光熱費、通信費その他を按分して納税額を下げられ、
結構なプラスになります。

事業所得が僅かであったとしても実質は額面以上に大きなプラスと
なるのは、事業をしている人間であれば誰でも知っている話です。

早く始めればそれだけ早く恩恵に与れます。僅かな利益であったと
しても、一年早くスタートするだけで最終利益は伸びる現実からも
また、目を背けてはいけません。

 

リスクを抑えやすい時代

起業家にとっては多額のお金を縛られる割に利益率の低い、旨みの
薄い商売です。起業家からすれば、不動産投資はインカムを増やす
サイドビジネスにしかなりません。

しかしサラリーマンにとってはあまりにも都合の良い条件が揃って
いるのが不動産投資の最大の特徴で。

 

副業禁止であっても賃貸不動産の所有は認められるケースも多く、
また非常に参入しやすいビジネスですし。

やり方次第で極めて手間を少なくでき、常に株価が気になるなどの
本業の気が散ってしまうような要素はありませんし。

住宅ローンや、せいぜい自動車ローンくらいしかお金を借りる用事
がないサラリーマンでは、融資枠が不動産購入に充てられることに
デメリットはほぼありません。

 

最近は収益不動産に対する金融機関の融資姿勢が強くなる一方で、
ここでお金を借りずしていつ借りるのか、と言わんばかり。

一見利回りがもう一歩不足をしていると感じるような案件でも、
金融機関をじっくりと回ることでより良い条件を取得し、経営に
足る投資となるのも珍しくなってきているようで。

もちろん慎重になるのは然るべきとは思いますが、かつての基準
だけで考えては前進のしようがないのも事実。

 

これから先の日本で、不動産価格が暴落していくのは一部を除き
あまりイメージがつきません。

一部とは地方ではなく、東京都心の一部の事ですけれども。

日本経済の先行きに期待をしているかどうかで意見は180度変化を
してしまいますけれども、もしプラスに考えられるのならば。

良い条件で融資を受けられるよう努力し、まず二つ目の収入の柱
を立て、サラリーマンのメリットと事業主のメリットを両方とも
獲得できる立ち位置に立つのはありではないかと思います。

1%金利が下がるというのは、1%という数字以上に効果のあるもの
ですからね。一度シミュレーションしてみれば分かります。

 

インフレ率がどのような動きをするかとか、考え始めるとキリが
ありませんが。

少なくとも、自然とインフレ率を上回る給与上昇があるのを期待
するよりは、まずは一歩踏み込んで事業をスタートさせる方が、
リスクは小さくリターンは大きいと僕は思います。

 

本当はもし機会があれば、ビジネスをこれから始めたい、と強く
希望を持つけれども踏ん切りがつかない、という方と、大真面目
にこんな話を直接してみたいとも思っているのですが。

まあ、なかなか重い腰が持ち上がりませんで(笑)、実現するか
どうかは生暖かく待っていただければと思います。

 

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