いつも応援ありがとうございます。
とても良いお話を目にしました。
「ゲームがつまらないんじゃなくて、自分がヘタなだけ」
10日で会社を辞めた社員への助言ブログが反響
最近の若者は、との言葉は色々と議論のある台詞ですので僕は
使わないように自分を戒めているのですが。
ただ、誰でもついつい言ってしまう言葉。
世代の違いによる文化や意識の差で理解できない自称に対する
愚痴に過ぎませんので、若い世代は何も気にする必要はないと
思います。
新人が入社してすぐにいなくなる、なんて昔からあること。
ただそこに報道のスポットライトが当たっていなかっただけで。
僕もこれまでに身近で少なくとも4,5回は見聞きしています。
思った以上に根深い新人の短期辞職
医師の世界も医師国家試験が終わり晴れて医師免許を取得した後、
研修を経て最終的に専門科を決めなければいけません。
内科は内科でも呼吸器内科とか、糖尿病内科とか、循環器内科とか。
僕であれば整形外科です。
科を決めるということは、どこかしらの医局に所属するということ。
それは多くの場合大学病院ですが、最近は研修の関係で最初から
市中病院の医局に所属する方も増えていますね。
いずれにしろ、医局に所属(入局と呼ばれます)をすることにより
仕事をしながら諸先生方の教えの元に勉強を続け、一人前になって
いきます。
初期研修2年間を終えたところで、専門科領域の知識・経験はほぼ
ゼロに等しく、新人サラリーマンと同じようなものですから。
入局後、すぐにいなくなってしまったフレッシュマンを、少なくとも
数人実際に知っています。
8日目で来なくなった方とかも直接面識はありませんが話を聞きました。
その8日で何を悟れるのだろうかと疑問に思いましたが、正直なところ
いなくなった人間なんてどうでも良かったので変な人もいるんだなぁ
程度にしか思っていませんでしたが。
ブログやツイッターなどで個人の情報発信力が強化されるにつれて
この手の話が増えているところを見ると、意外と根の深い問題で
あるのかもしれないと思うようになりました。
僕が以前と違って経営者目線を持つようになったのも影響をしていると
思いますけどね。
実家でも雇った人が数日で来なくなった、と親から聞きました。
その人はとてもとてもダメな人で、雇って失敗だったと思っていたところ
自主的にいなくなってくれたようで良かったと話していましたが。
ある意味で、早いタイミングで辞めようと本気で考えて行動することが
できる人は無理に引き止めてもお互いの傷が広がるだけでしょうから、
これまでは必要経費の一部として諦めていたのかもしれません。
それがネットコミュニケーション文化が広がるうちに外へ出てきた、と。
実際、経営者側としてはあまり外に発信したい話題ではありませんし、
そんなことより穴をどう埋めるかを検討することが大切ですからあまり
世間に広まらなかっただけなのでしょう。
実のところは多くの人が抱えていた悩みで、うちもうちも、と話題が
拡大していつの間にか社会問題のようになっていた、と。
子供時代に鍛えられた忍耐力
辞めた人にもそれぞれ事情もあるでしょうし、雇った側も見る目が無かった
と諦めるしかありませんから、僕は問題を感じつつもノーコメントです。
冒頭のヨドバシカメラの人事部の方はとても素晴らしい表現力を備えており、
多くの方の慰めになって素晴らしいと思いました。
ちょっと心が折れかかっている(実際に折れることは少ない)大多数の
「予備軍」と表現されてしまう方の強い支えとなることでしょう。
しかし、僕として一番共感を覚えるのは文末のコメントです。
「ゲームは死んで(失敗して)も死んでも、諦めずに食いついてようやく
モノにするのが当然でしたよ。~~」
これは本当にその通りです。僕はとても幸福なことに、多くのゲームを
親に買ってもらうことができた子供でした。全てのゲームを本当によく
遊びました。
3歳からゲームを触っていた子供はあの時代少なかったはずです。
そのくらい、ゲームと共に成長してきました。
で、昔のゲームって本当に難しかったんです。僕は相当ゲームが上手な
方でしたが、結局クリアできずに終わったものが沢山あります。
子供だったので上手といってもたかがしれてはいましたけれども、
今やっても最後まで進める気がしません。
でもそこで、難しくても失敗しても続ける根気が身についたのだろうと
このコメントを見て思いました。あと、理不尽に耐える忍耐とか。(笑)
苦労しつつも今、こうして不動産投資をして、このブログを書いているのは
あの時代に遊んだ数々のゲームのおかげなんだ、と。
偶然でしょうが、成長の機会を与えてくれた両親に感謝ですね。
逃げられるうちはマシなもの
不動産投資は一度始めてしまうとそう簡単には逃げ出せない、アリ地獄にも
似たビジネスとなり得ます。
間違った物件を購入してしまったら、ですが。
もし不撓不屈の精神を持たない方が不動産投資の世界に入ってしまったら、
どうなるのでしょうか。
就職だったら倫理的にはともかくとしていつでも辞めることができますが、
不動産投資はやめたくてもやめることができません。
僕は不動産投資を推奨する立場の人間ですが、適切でない人物が不動産投資を
始めてしまい、不幸になってしまうことは極力避けて欲しいとも思います。
収益不動産を購入することができるのは自分の足でそこまで上り詰めてきた
証拠ですからまず問題ないと思いますが、それでもまだ覚悟が足りない方も
もしかしたらいるかもしれません。
自分自身を戒めるためにも、ネガティブな意見も掲載をしてみました。
サラリーマンと経営者の資質は全く異なります。
一度入ったら二度と逃げることの許されない空間。
あなたはそんな世界でも前向きになることができますか?
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