建物保険を申請。事故発覚から書類手続きまで。

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所有している収益不動産で、非常口が破損しているとの報告を5月
の中旬に受けていまして。

現在、それに対する建物保険の保険請求を申請しているところです。

 

そこのマンションはオートロック付の物件で、非常口が壊れている
というのは大きな問題があります。オートロックの意味なしです。

ですので本来は早急に直さなければいけないものなのですが……。
管理会社さんからの「建物保険の適用が可能かどうか確認してみて
下さい」との一言があり、しばし目を瞑ることとしました。

日本という国、また地域的な平穏さを信じ、ここは修繕をする前に
火災保険というものを体験する機会にしておこう、と。

 

収益不動産を所有してから4年を超えますが、まだ一度も火災保険
の申請というものをした事がありません。幸運なのだと思います。

申請したくなった時(漏水事件など)はありましたが建物の老朽化
が原因であったため適用にはならず。それ以外には大きなトラブル
が発生することもなく時が流れておりました。

が、このまま経験を積まないまま、もしも窮地に陥るほどの大問題
を抱えてしまったとしたら。

 

まあ、問題ないのでしょうけれども、焦って対応して損失を増やす
とか保険が適用されるまでの期間が長くなってしまうなどの不利益
を被る可能性もあるかと考えまして。

今回、大した金額ではないという部分で少しだけ重かった腰を持ち
上げて、建物保険の申請をしてみよう、と踏み切った次第です。

まだ結論は出ていないのですが、書類の申請まで終わりましたので
その流れを記事にしておこうと思います。備忘録、ですね。

事故が起こってからでないとありがたみは分かりませんね。

まずは電話

修繕をしなかったのは、実際に壊れている現場を保険会社の担当に
確認していただく必要があるかもしれない、と思ったからです。

先に直してしまうと悶着があるかもしれない、と。また今回の事故
は入居者さんが壊れているのを発見して管理会社へ報告してくれた
という流れであり、何故壊れていたのかが不明でしたから猶更で。

現場を保存して申請に臨もう、と考えました。また現場が遠方で、
管理会社に対応をお願いしていましたので、管理会社がやりやすい
ように、との気持ちも含め、です。

 

九州の物件でしたので、最初は熊本地震の影響だろうか、となると
地震保険の申請になるのだろうか、と思ってしまって、保険会社に
電話した際に地震保険の申請で話を進めてしまいました。

それ以前に、保険会社の書類を見てもウェブを見てもどこへ電話を
すればよいのかがよく分からなくて困惑していたのもありますが。
最初は交通事故の部署へと繋がってしまいましたし。

電話を回してもらって現地対応は管理会社へ委託している旨を説明、
管理会社にも根回しをして待つ事1か月。

管理会社さんから、地震保険ではなくて建物保険なら下りるかも、
と言われたとの報告を受けてしまいました(苦笑)。

 

1か月のロスを入居者さんに押し付けてしまい、申し訳ない思い。

でも練習と思って保険申請をしておいてよかったです。もしこれが
大きな事故や災害であったら、この対応遅れは致命的。

改めて保険会社に電話をし直し、部署を変えて同じ説明をしまして
再度管理会社さんに現場対応をお願い致しました。管理会社さんも
二度手間になってしまい、申し訳なかったです。

 

その後また、結構な日数を待ちまして。7月も中旬に差し掛かる頃。
どうなったかを管理会社さんに問い合わせてみたところ、保険会社
からの連絡待ち状態であるとお返事を頂きました。

返事を受けた翌日、保険会社から書類が自宅に届きまして、それが
保険請求の申請書であり、初めて書く書類に緊張しながらも記載を
終えて投函をしたのが現在、という感じです。

大したことではなくても、初めての経験は緊張しますね。改めて、
大きな問題が起こる前に演習しておく事の大切さを学んだ感じです。

 

書類手続きまで終了したので

建物保険請求の申請は終了しましたので、もう非常口の修繕はして
しまってもよいはずです。早速修繕の手配をしてく予定です。

壊れ方としては非常口のドアクローザーが破損してしまっている、
及び管理会社さんが見る限りドアが歪んでしまっているのか非常口
が完全に閉まらない状況になってしまっている、とのこと。

壊れた部分の修繕見積もりと、ドア自体の交換を含めた見積もりの
二つを出して下さっていて、歪みがあるなら後者のドア交換を含め
やってしまった方が後々の為でしょう。

保険の申請も、ドア交換の見積金額で出しています。

 

建物保険の申請に手間取ってかなり時間が掛かってしまいましたが、
初めてではこんなものでしょう。

今回書類を頂いて、自己負担分がある、というのも分かりましたし、
今後の保険申請に役に立つ経験ができたと思います。

細かな手続きに関しては、目立つところになかなか情報がありません
でしたので、備忘録ついでに誰かのお役に立てれば幸いです。

 

以前の記事で書いたように、保険は最後の救済措置程度に考えておき、
できれば利用の機会なんてないに越したことはありませんが……。

 

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  6. このままでも味があると思いますし、何より勿体ない。
  1. 何事も自分でやってみて、初めて気付く事って結構ありますよね。本件もその1つですよね。

      • きりのき
      • 2016年 8月8日

      個人的には経験なくして成長なしと信じています。

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