窮地に陥らねば本領が発揮できないのなら、自ら飛び込んでみればいい。

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こんにちは、きりのきです。

早いもので、今年もあと2か月になってしまいました。つい先日まで
子供と市民プールで遊んでいたはずなのですが、もう年賀状の準備
をしなければなりません。

その前にお歳暮ですね、安くあげるためにはそろそろいかなければ。

 

少し早いですが、今年を振り返ってみようかなと思います。2016年
は本当に大きな変化の波が訪れ、その対応に追われた年でした。

本業である医師としての職場は2度変わりました。4年間勤めていた
ところから移動し、10年間在籍した医局から去り、18年ぶりに地元
へ帰ってきて全く知らない病院へと勤務をするようになって。

季節と共に変化する生活環境についていくのが精いっぱいで、今年
こそはやろうと考えていたことの半分も達成できていないのは大変
反省すべき点です。

まだ2か月残されておりますので、ようやく落ち着き始めた生活に
刺激を与えるべく今から頑張ってもいいのかな、とも考えてはいる
のですけれども。

あまり焦って物事を進めるのも失敗のきっかけになってしまいます
から、とりあえずは手の届く範囲からこなしていこう、との考えで
冬支度をしています。

本業でも要職を任されている分だけやるべき仕事が山積みですし、
そこを疎かにする訳にはいきませんので。

 

当面は、少し自分の我を抑制して一つひとつゲームのようにこなす
方向性でいきましょう。

2017年は実行する年、2018年に向けて理想を現実化する為の努力
をしなければいけませんから。

危険からは逃げたくなるのが普通ですけれども、それでは何も変えられません。

近づく困難の足音

不動産投資の方はどうかというと、こんな多忙でいつ倒れるのかと
いう状況にあっても淡々と利益を上げて下さっています。

ここ3年間、新規の収益不動産を購入しておりませんので何ら状況に
変化はありませんが、入居率も相変わらず高止まりしていて背中を
支えてくれています。

本当に、ありがたい話。

 

ただし、その安定の時代もそろそろ一旦終わりを迎え、大きな変化
が起こる可能性があると予測しています。

修繕関連であったり、大量退去であったりを想定していて。

来年か再来年あたりには大きな出費と共に何らかの決断を迫られる
であろうとの想定のもと、心の準備をしております。

 

何もトラブルが無ければ、十分な金融資産を背景に積極的な対応が
できる予定だったのですが、プライベートで色々とありまして自由
な資金の余裕を失っている僕に本当にカバーできるのか。

今のところ、不安が強い訳ではありませんけれども不透明な先行き
に緊張している次第です。

つい最近、経済的なストレスの大きさは見た目の若さに影響をする
なんて報道を読み、このままでは若さを失ってしまうとの危機感を
感じなくもありません。

 

そんな危機感を感じる状況だからこそ、気を緩めず手を抜かず節約
に励みつつも事業の収益改善に臨めるというもの。

日本人全体に言える事ですが、本当にピンチを迎えなければまとも
に頑張ろうとしない気質ならば、自らを常に追い込んでおけばまず
致命的な失敗はしないというもの。

 

中途半端が一番いけません。良いのだか悪いのだかわからない状況
は消極的肯定を発生させます。良くは思えないけれど悪いとも言い
切れないが為に保留して様子をみてしまう。

今一つ、気分が乗り切らずに行動ができないのであれば。

それは本心では危機を感じていないのかもしれません。

 

勿論、危機的な状況でないのであればそれはとても幸せなことです。
本当の本当にピンチでないのであれば。何しろ、無理して行動したり
リスクを背負ったりする必要がない。

ですが危機を危機と感じていないだけの可能性もあり、ボケっとして
いてよいものかどうかははっきりさせておくべきです。

行動を、努力をできないのが苦痛なのであれば、自分が今どのような
立ち位置にいて、どのような立場であるのかを今一度確認してみると
いいでしょう。

自分がどれほどピンチであるかを実感すれば、誰かに後押しをされず
とも自然と足が動き出すはずです。

 

日本人は危機でこそ本領を発揮する

その上で、どうしても踏み込んだ努力をできない、けれども何か努力
をしなければ、との葛藤を抱え込んでしまっているのであれば。

もう、僕のように自らを窮地に立たせるしかない。

 

僕が常日頃から実践している「貧乏ごっこ」とでもいうべき、お金を
不自由な所に置いてしまって自由資金を制限するのも、お金に対する
危機感を高める為。

自由になるお金が少ない中、税金を払ったり教育費を払ったりしつつ
新たな事業や金融への投資まで行うのですが、とにかく資金が厳しい。

だからこそ、無駄は徹底して省こうと意識が高まりますし、事業でも
投資でもリスクを本気でコントロールしようと努力ができます。妥協
なんて言葉は知りません。

 

お金だけでなく仕事でも、とにかく自分を追い詰めるべく大量の業務
を抱え、自分がやらなければどうしようもない状況を作り出す。

そうする事で、仕事に対する責任感は増大し、努力せざるを得ない為、
必死で頭と身体を使って動くようになる。

自分自身のレベルアップにも繋がります。終わった頃には大きな自信
を手にしているでしょう。そこまでいけば、努力なんて大して難しい
ものでないのは理解できていると思います。

 

繰り返しますが、そこまでして頑張りたくない、そこまでピンチでは
ないのであれば幸せであって、ぜひそのままでいて欲しい。

しかし現状に満足できない、満足している場合ではない、そんな方は
行動を起こさなければ幸せになれないのもまた事実。

せめて2016年の残り2か月で、自分はどちらの立場であるのかだけは
はっきりさせておいて下さい。

 

もし悩みが尽きぬようなら、知人に話せない事でも匿名で構いません
ので僕に投資の相談でも、仕事の愚痴でもなんでも送って頂ければと
思います。

コンタクトフォームかメールにてお気軽にご連絡下さい。

2016年、僕にとっては変化が激しくドタバタした印象でしたけれども
まだまだ終わりではありません。やれる仕事は残されています。

最後まで有意義な年にしましょう。

 

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