考えすぎるよりもがむしゃらになってみるのは成功するための一つの手

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色々と気になって起業や投資に踏み込めない方向けの話。

 

自分で何かを成し遂げようというのは、多くの方が感じてるように
大変な苦労を伴います。

一番きついのは、仕事が仕事を呼んでしまう部分。世の中には既存
のシステムが存在していて、その中で自分を独自の存在にしようと
すれば、既存システムがそれを「利用」しようとしてきます。

その過程で、次から次へと仕事が発生してしまう。

 

法治国家である以上、既存システムから完全に独立するのは不可能
です。流石に独立国家を作るとかそういう話ではありません。もし
独立国家を作っても、今度は国際社会システムに干渉されますが。

となると、既存のシステムとうまく付き合いつつも、そこに依存を
せずとも成り立つような自分を確立しなければいけません。

独立して生きていける力を持った人間が現れれば、周囲はその人物
を放っておかずに利用しようと考えるでしょう。そことの関わりを
完全に絶つのは不可能です。

 

ちょっと抽象的な話ですので、具体的に。

実際に起こっている話ですが、僕は現在、地域で不足している医療
を供給できる医療施設を設立、運営しようと努力しています。

それに当たって、隣の市まで出向いて地域の有力な病院へと勤務を
しつつ、協力関係を構築しようとしています。

力の無い僕が地域に基盤を作るには、そうした努力が欠かせません。

 

勤務先の理事長も地域の既存医療システムの一部ですから、面倒な
仕事を色々と回されて困っています。そこに僕のような人間が身近
にいるとなれば、利用しようと思うのは当然です。

そして僕としては、協力関係を築きたい訳ですし、困っているなら
こちらからもできる事はするのが当然。市民講座という難儀な仕事
ながらも準備を進めている真っ最中です。

幸いにも優秀な方が手伝ってくれているので、今のところは順調に
進んでいるように思います。

 

が、残念ながら既存システム内での存在感を維持していると、仕事
スパイラルがそこから始まります。別の既存医療システムに所属を
している人が同じような悩みを抱え、協力を仰いでくるんです。

まだ前述の仕事が終わってもいないのに、別の市民講座の講師の役
を引き受けてくれないか、との依頼が来てしまいました。

流石に、つい最近これ以上は新規の仕事を受けるのを止めよう、と
決めたばかりでしたので安請負は避けましたが、依頼者とは親密に
させて頂いていますし色々と断りにくい事情も雰囲気もあって。

根回しして協力者を募り、十分体制を整えた上で、お受けしました。
少し先の話でもあったので、多分何とかなるだろうとの目算ですが、
果たしてどうなる事やら。

 

こんな感じで、目立ってしまうと今後更に仕事の依頼が増えていく
のは目に見えていて。

僕がやりたい事に強く関連する仕事ですので、ただ働きであっても
無駄では無いのですが、あまりにも仕事が重なり過ぎていて不手際
が何かで起こるのではないかとの不安がありますし。

何よりも苦労がしんどいです。

 

ビジネスは人と人との付き合いである以上、仕方がありませんね。

変わりたいならやるしかない。

変わらない日々が楽しめない性格なら

最近は出世をするよりも自分の時間を大切にしたい、と考える方が
増加しているようですが、ある意味賢いですね。

別に、ただ生きていくだけなら平均的な給与さえ得られれば問題は
ありません。一度の人生、限られた時間は自由に使いたいとの想い
は大切です。

そんな生活をするにも会社の倒産などのリスクはありますが、理解
をした上での選択であれば全く素晴らしい。羨ましい限りです。

 

が、そうでない人、そうはいられない人は自分で何かを成し遂げる
道でしか生きられません。

そうでなければ社会保障に縋って生きていくか。昨今は社会保障費
の急増で、行政も都合良く養ってはくれなくなってきていますので、
現実には厳しいと思いますけれども。

 

となると、一時的か永続的か、仕事の苦労とは切って離れられない
生活に突入してしまうでしょう。

多くの方が、サラリーマンに嫌気がさしていても勇気を持って進む
ことができない道。理想を叶えたいならそこしかありません。

 

ただ、これだけ大変だ、苦労するよ、と煽っておいてなんですが、
せっかく「やりたい事を仕事にしよう」というのですから、苦労は
見て見ぬふりをしておいてはどうでしょうか。

せっかく楽しい事が目の前にあるのに、苦しさを先に悩んでいては
何も楽しめません。ゲームをやる前に、負けるのが嫌だからと思い
遊ぶのをやめるのは矛盾しています。

できれば苦労すらも楽しみに変換できれば良い。それを達成可能な
精神性はなかなか身につきませんけれども。

 

独立は楽しいですし、夢があります。起業志向の人間にとって何か
を成し遂げようというのは、サラリーマンが自分の家を持ちたいと
感じるのと同じ気持ちなのかもしれません。

家を持つには、それまでに様々な苦労があります。しかしその苦労
を嫌がって家を諦めるのはナンセンス。

同じように、苦労を想像し過ぎて夢追いを躊躇するのは勿体ない。
苦労があるのを覚悟はしておくべきですが、辛いと思うのは苦労と
直面した時だけで良いと思います。

僕は今がその時期なだけです。

 

不動産投資でもその他のビジネスでも非営利事業でも、成したい事
があるのであれば、まずは苦難を恐れず道を模索するのが重要だと
今も感じます。

先を恐れて歩むのを止めていたら、今の僕はありませんでしたから。

 

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