収入を増やしたいと思う根源を掘り起こす

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なぜ自分がお金を稼ぎたいと思っているのか。

資本主義社会で幸福を目指したいのであれば、この疑問とは定期的
に向き合わなければいけないと思います。

常に毎日、そんなことを考えていたら疲れてしまいますので、数年
に一度でいいでしょう。毎年、でも多いくらいではないかと。一つ
の継続した行動を評価するのに一年という期間は短すぎます。

筋トレを一年間続けられたら大変素晴らしいと思いますが、たった
一年続けただけで筋トレの意味を疑問視するのは気が早いですよね。

 

人間が何らかの行動を起こすのは、その行動から何らかの「結果」
を得られることを期待しているため。

前述の筋トレであれば、健康的な身体を手に入れるとか、魅力ある
肉体を作るとか、単純に強くなる、とか。

ですが、それで思考を止めてしまってはもったいない。是非その先
にあるところまで考えて頂きたい。

なぜ健康的な身体を手に入れたいのか、なぜ魅力的な肉体が欲しい
のか、なぜ強くなりたいのか。筋トレした「結果」からより本質的
な『何か』が得られるはずだ、と期待しているはず。

 

例えば健康な体を手に入れて長く元気にいたい、とか。美しい身体
を手に入れて人に注目されたいとか、強くなって世界の頂点に立ち
たいとか。

そうすると、また次の疑問が湧いてきます。何で長く元気にいたい
のか、元気になって何をしたいのか。本当にしたいことは何なのか。

もしかしたら筋トレはほどほどにして、本当にしたい事により時間
を使った方が良いのではないか。

 

その「本当にしたい事」は自分にとって何のか。どうしてそんなに
自分を惹きつけるのか。「本当にしたい事」はいったい自分に何を
与えてくれているのか。

「本当にしたい事」のために、実は大事な者や物、事を傷つけては
いないか。

 

自問できることはいくらでも出てきます。

そして、お金についても同じように考えなければ、無駄にお金だけ
あって本当に欲しかったものが手に入らなかった、などという事態
に陥るかもしれません。

若さと時間は有限ですが、いくらあっても困りません。しかしお金
は必要以上にあっても豊かさを提供してはくれません。見かけだけ
贅沢でも精神が満足できなければ意味がない。

 

逆にお金が足りないと感じている人にとっては、本当の欲求を知る
ことからなかなか踏み出せない第一歩を踏み込むきっかけになって
くれるはずです。

なぜお金が欲しいのか。自分の「本当」のために必要な事なのか。

今一度、考えてみましょう。

何故こんなに頑張っているのでしょう

収入にこだわる3つの理由

僕の場合、なぜお金が欲しかったかと言えばお金を稼がないと普通
の生活が成り立たないと思ったため。

 

一つは家族のために。妻が背負っていた手出しの必要なマンション
を購入する際に借りた融資は、返済はさほど困難でない金額でした
が、妻の精神的な負担になっていました。

妻にそんな物を重荷と思って欲しくない、今後何十年と一緒に生活
をしていくのに、たかが月3,4万円程度の手出しが悪影響を与える
なんてあり得ない。

そんな想いから、妻の負担にならない形で、つまりは今までの生活
と何ら変わらない、むしろ今までよりも好転するような形で返済を
できる環境を作るべきだ。そう考え、不動産投資を開始しました。

 

二つ目として、単純に「経営」とか「投資」といったものに興味が
あったのは確かな話。

誰かの下について仕事をするのは正直苦手です。雇われの身では、
どこまでいってもより高い位置にいる人間の影響を受け続けないと
いけない。そこに本当の自由はありません。

お金は「結果として稼げる」ものであり、儲けようとして得られる
ものではないと思っています。雇われた上での労働の対価とは後者
であって、僕が望む形ではありません。

恐らく承認欲求のようなものでしょう。経営や投資を通じ得られた
お金の多寡で、自分がどれほど世間から承認されているかを測って
いるのだと思われます。

 

三つ目、僕も思うような生活をしたいとの気持ちはあります。お金
はあって困るものではありませんし、十分な稼ぎや貯蓄があれば、
頑張って仕事をし過ぎることもない。

休暇をコストパフォーマンスなんて考えずに楽しみたいし、お金を
稼がなければならないと追い詰められて仕事をするより余裕のある
状態でやりたい仕事をやった方が楽しいはず、とは誰もが思う話。

お金が無いことで心が貧しくなるのは自分や家族の人生にあっては
いけない、との強い気持ちを持っています。

お金が無いと心が貧しくなるね、とは、もう10年も前に死んだ姉が
言っていた言葉で唯一覚えているもの。何を思って、どんな状況下
でそう感じたかは知る由もありませんが、実感の籠った言葉でした。

 

こうして考えると、僕にとってお金を稼ぐというのは、そのやり方
さえ間違えなければいくら稼いでも問題ないと言えます。

僕にとっては、お金そのものよりも「お金が稼げている」との事実
が家庭を円満にし、充実感を生み、不安を解消する力となっている
のが分かりました。

一つ目についてはそう遠くないうちに解消してしまいそうですし、
その後は家庭の円満には僕の健康や時間の余裕が大事になってくる
と思いますから、見直しも必要そうですね。

 

本当は冒頭に書いたように更に掘り下げていかなければいけないの
ですけれども、文字数の都合で今はここまでにしておきます。

是非、皆さんもやってみて下さい。そして、数年、長くても6年に
一度は繰り返し続けるべきです。

 

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