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確定申告の期限もあと1週間あまり。もう終わらせましたか?
中にはまだ収益不動産の購入に至らず、
確定申告をしたことがない方もいるとは思いますが、
納税は国民の義務。
将来的には絶対に必要になることですから、
今のうちにしっかりと勉強しておかないといけませんよ。
初年の確定申告、還付額は……
僕は職業柄、複数の勤務先から収入があるので、
毎年確定申告をしています。
特に大学病院勤務だったりすると、
同僚に頼まれて一度しか勤務しない病院や診療所というのが
いくつもできてしまうんですね。
だから、確定申告の度に十数枚の源泉徴収表と
格闘することになるんですが……。
いつどこで勤務したかなんて全部覚えていられないので、
給与明細や源泉徴収表を無くさないことだけが不安の種。
ただ、給与所得だけなら白色申告ですから、
それほど大変じゃありません。
でも、今回の確定申告からは、青色申告。
不動産投資が事業的規模に達していますから、
青色申告をした方が控除が増えるので得なんですね。
青色事業者特別控除は65万円です。
その代わり複式簿記で帳簿を付けることを義務付けられますが。
その辺りは税理士さんにお任せするとして。
結果として、今年は80万円強の還付となりそうです。
去年は大きな収益不動産を購入しているので当然赤字ですから、
その分で申告所得額が抑えられたため。
税理士さんの顧問料を支払っても十分プラスです。
何しろ、これに加えて今年6月に来る住民税も大幅に減りますし、
予定納税も今年は払わなくてよくなりますから。
不動産取得税、消費税、固定資産税を払っていますから、
合計すれば納税額は増えてますけどね。
収入が大幅に増えているんだから当たり前のこと。
不動産投資は手元のお金を増やすためのものじゃない
大事なのは長期的な事業計画です。
減価償却一つどうするかで長期的には総納税額が大幅に変わります。
また、手元に残るキャッシュも変わってきます。
条件にもよりますが、減価償却を大きく取ればその分還付額が増え、
短期的にはキャッシュが増えますから事業拡大のペースを
速めることができます。
その分、リスクは高くなりますね。納税を先送りにしているだけですし、
総納税額は増えていきますからどこかで躓くと痛い目を見ることも。
どういった事業計画を立てるかは自分次第ですが、
一つ心にとどめて置いて欲しいのは、自分の目標がなんであるか、
ということ。
私たちが不動産投資を始めた(始めたい)理由は、
短期的なお金が欲しいから、ではないはず。
不動産投資を通じて収入の柱を作るため。
自分の夢を実現させる架け橋を作るため。
もう一度、思い出して下さい。
僕としては、不動産投資による投資収入は、
短期的にも長期的にもバランスのよい確定申告とするのが
一番良いのではないか、と思います。
というのも、投資収入というのは正直言って
自分の実力で手に入れたお金ではありませんから。
投資収入は、本来なかったはずの収入を
社会システムを利用してすくい上げることで生まれたもの。
だからこそ、キャッシュフローという言い方をするんです。
それを無理に自分の利益として最大限利用することに固執すると、
必ず齟齬が発生します。
それが黒字倒産であったり、レバレッジの掛け過ぎによる信用破綻であったり。
結果として自分の首を締めることになります。
納税することは資産を作ること
結局、投資だろうと給与だろうと事業だろうと、
得た収入を自分のものとするには納税しなければいけないんです。
特に投資収入は自分の意思と関係なく急に増えたり減ったりしますから、
手元にしっかりとキャッシュを残しておくことは基本中の基本。
それに、投資による蓄えという後ろ盾があれば、
他のことでも多少無理が効くというもの。
不動産投資は耐える投資。どうせ結果が出るには時間が掛かります。
投資の拡大をあまり焦らずに、どっしりと構えて純資産を増やすことを
目標にして下さい。
黒字の確定申告をして税金を多く払うことは、
自分の信用を拡大することにも繋がりますから。
節税に執着し過ぎず、堂々と黒字申告して納税しましょう。
多額の税を収めるというのは誇っていいことなんですよ。
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