娯楽融合型ビジネスが今後のメジャーになっていく。

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恐らく世代が一周したのが影響をしているのでしょうか。少しずつ、
ゲーム業界がまた日本でも盛り上がってきているように感じます。

僕は小さな頃からのゲームファンで、それこそファミコン時代以前
から遊んでいたほど。3歳くらいでしたが、カセットビジョンという
ゲーム機が家にあって楽しく遊んでいた記憶が鮮明に残っています。

ファミコンもコントローラーに四角いゴムのボタンがついた初期型
を保有していました。毎日遊んでいましたね。

 

ここ10年ほどは、忙しさも相まってゲームからは多少距離があった
ように思いますが、子供が成長して一緒に遊べるようになった最近、
Nintendo Switchの発売を境によく遊んでいます。

やはり、面白いですね。睡眠時間をうっかり削ってしまう日がある
のは少々問題ですが、それ以外では生活に良い影響が出ています。

楽しむ、笑うといった感情を穏やかにさせる要素が増え、仕事にも
より一層励めそうです。睡眠も以前より深くなったように感じます。
相変わらず早起きになってしまう週間は変わりませんけれども。

 

人間が健全に生きるためには、やはり娯楽が必要です。

文化の発展は娯楽の歴史と言ってもいいほどに、人間は娯楽を追求
してきました。食事、睡眠などの生理的な欲求、安全な住まいなど
の安全の欲求を十分に満たした人類が次に求めるものは娯楽でした。

マズローの欲求段階説からすると、次に来るのは社会欲求、そして
承認欲求、自己実現欲求となります。が、これらには個人差が相当
あって、一言で「娯楽欲求」とまとめてもいいのかもしれません。

 

あ、僕は心理学者ではありませんから、あくまで雰囲気として、で。
学術的に何かケチをつけようとか新説を唱えようという訳ではない
のであしからず。

本能的な生理的欲求や安全欲求と異なり、社会欲求以降は必ずしも
皆が求めるものではないように感じている、というだけです。

それを「娯楽欲求」という言葉でまとめると、僕のような素人でも
イメージがしやすく理解ができた気になれる、と。それだけ娯楽が
人類にとって大切なものである、と言いたいのだとご理解下さい。

猫にだって遊びが必要です。

娯楽との融合

娯楽といっても何を楽しみと感じるかは人それぞれ。かつては提供
される娯楽が少なかったため、皆が同じものを楽しむ風潮が強く、
何か一つが流行ると爆発的なヒットが生まれました。

昔は、好きな相撲取りや応援する野球チームがないのは異常として
扱われた時代もあったとか。

結局それは、他に惹きつけられる娯楽が無かったためなのでしょう。
娯楽が多種多様に広がりを見せる現代、以前ほどプレイヤーの集中
した趣味は無くなっているように感じます。

 

逆にそれは同じ娯楽を楽しむ人間を見つけるのが難しくなっている
事に繋がっていて。

インターネットの発達がそれ以上に世界を広げていますから何とか
なっているものの、ネットを通じた付き合いなどが苦手な人がいる
のもまた事実。

遅々として実名によるオンラインコミュニケーション文化が進まぬ
日本において、せっかく自分に合った娯楽を見つけても不完全燃焼
でもやもやしている方は少なくないように感じます。

先ほどは社会欲求以降を「娯楽」とまとめてしまいましたが、その
中でも確かに「社会欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」を満たし
たいとの気持ちが働いているのですから。

 

これは、ビジネスに応用が利く話ではなかろうかと僕は強く感じて
います。

これからのビジネスは、娯楽との融合が必要だ、と。

それは不動産賃貸事業でも変わりません。

 

ある意味、不動産投資がここまで流行したのも、「夢を見る」との
娯楽が不動産投資に付与されているからに他なりません。宝くじを
買う感覚の方は少なくないのではないでしょうか。

僕が仕事をたくさんするのも娯楽として楽しく感じる部分が大きい。
いくらお金がたくさんもらえるとしても、辛ければ仕事は続かない
ものです。

であれば、住まいを顧客に提供する、というビジネスには、むしろ
娯楽が付与されるのが自然ではないでしょうか。そしてそれこそが
時代が求める賃貸不動産のように感じます。

 

不動産投資も娯楽導入がカギ

猫付きマンションなんてその典型例でしょう。

猫という愛玩動物。ペットを飼う行為は娯楽そのものです。ただし
そこには責任がつきまとってきてしまうため、踏み出せない人々は
少なくないでしょう。僕もその一人です。

そういった方に向けて出現したのが、先に猫カフェ。そして究極系
として出てきたのが猫付きマンションです。

 

昨今はネコノミクスなんて造語が作られている程に強力なビジネス
となっています。

娯楽を融合することでビジネスに強力な推進力をつけられる好例と
言えます。

 

僕はこれ以上は不動産賃貸業に工夫を凝らすほどのモチベーション
が上がらない、なんて書きましたが。

可能性があるとしたら、こうした「娯楽融合型」のビジネスモデル
の模索です。不動産には興味が無くとも、自分の楽しみを共有する
には強い興味を感じています。

これからの不動産投資には、そうした「楽しみ」が必要になりそう
です。一般的に受け入れられなくとも、強く共感を抱いてもらえる
人だけが集まればいい、との考えで。

 

僕も、時間と資金にもう少し余裕ができたら是非検討したいですね。

 

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