不動産投資で夢を追うのは、現実に目が覚めてからが望ましい。

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いつも応援ありがとうございます。



 

今日は少々、いつも以上に抽象的なお話を。

不動産投資などという超現実的な事を始めるのを検討されている方
は、抽象的な話なんてどうでもいいから具体的な話をしてくれ、と
思ってらっしゃるのは重々承知しております。

けれども、不動産投資をする上で最重要なのは、抽象的な話である
のは間違いありません。

 

具体的な投資方法については、インターネットを漁ればいくらでも
出てきます。各種セミナーもそこかしこで開催されています(僕は
参加した経験がありませんので役に立つかは不明ですが)。

それら、誰でも手に入れられる具体的な情報を集めると、ひとつの
現実が理解できてきます。

理屈は分かったけれども、ではどうやって実現するのだ、と。

具体的な知識はルールブックでしかありません。基本的には誰もが
知っているのが当然で、それを知らずに飛び込んでくるなど将棋の
ルールを知らずにプロテストを受けようとするのと同じ。

大体は門前払いか、受験料だけ支払って退場です。

 

不動産投資における、ビジネスにおける抽象的な話とは、具体的な
アイデアを具現化させる「攻略法」です。

受験勉強も、教科書を読んだだけでうまくいく人は少数派でしょう。
多くは受験の攻略法を求め、塾に通ったり予備校に通ったり、試験
対策を練ってから挑みます。

多くの方が勘違いしているのが、具体的な投資の手法が「攻略法」
であると考えている点。

 

合格率の高い塾や予備校に通ったところで必ず合格できるわけでは
ありません。

もしその塾に通う生徒が他所より合格率が高かったとすると、塾の
教えている内容が優れているのではなく生徒の気持ちを高めるのに
長けているのが理由です。

受験に対して元々高い意識を持ち、それなりの能力を持ち合わせて
いる子供なら、わざわざ塾にいかなくても合格できます。それが、
前述の「教科書だけで受験が上手くいく」生徒。

周囲の小中高生を見回せば、そんな子供はレアな存在であることは
容易に分かるのではないでしょうか。

 

不動産投資においても、やる気とか理想とかコアを見つけるとか、
色々言われますけれどもそれら抽象的な部分をバランスよく育てる
のがはじめの一歩。

そこが成功者として見合っていなければ、2歩目、3歩目と歩く中で
踏み外す可能性はどんどん高くなります。

世の中で生まれる企業の大半が長く生き残れないのと同様に。

 

と、抽象的な部分がいかに大事かを書くだけでページの半分を消費
してしまいましたが、それだけ重視しているのだとお考え下さい。

現実に生きる動物も、夢の中では幸せなのでしょうか。

夢からの覚醒は醒めた後しか分からない

世の中の多くの人は、夢の中に生きているのだと僕は考えています。
多くの、がどの程度の割合かは分かりませんが、相当に多い。

ちなみに、僕も夢の中で生きていました。30歳ごろまで。

何というか、思い返すと現実味が無いんです。あの時なんであんな
風に考えていたのだろうか、とか、あんな事を仕出かしてしまった
のだろうか、と。

目が覚めたきっかけはご存知、東日本大震災とその後の色々な事件
から、です。ブログ内に書いてありますので、興味があるようなら
掘り出して下さい。恥ずかしいのでリンク張りません(笑)。

 

目覚めてからは、非常に視界がクリアーです。それと共に以前より
若干、精神的に不安定になったように思います。漠然とした不安に
弱くなったというか。

今まで見えていなかった現実がはっきりしたため、見えない将来が
怖く感じるようになったのだと推測しています。

ですので、目が覚めるのが本当に多くの人にとって幸せであるかは
はっきりと申し上げられません。

 

同時に、いつも寄り添って支えてくれる妻や明るい未来そのもので
ある子供たちの存在に強く感謝できるようになりましたので、僕と
しては目が覚めて良かったと感じていますけどね。

それまでは「当たり前」のようにあった『モノ』が、実際はどれ程
恵まれていたかを強く知るのが、「目覚め」なのだと感じます。

だからこそ、失う恐怖も強く知り。精神的には、能天気に夢の中に
いる時よりもずっとしんどい。もしもずっと夢の中で生きられるの
であれば人生きっと楽しく終わります。

 

けれども、いつしか目覚めの時は来てしまうもの。人によって契機
は様々です。

例えば経済的な困窮。もしくは困窮に対する不安。日本経済が低迷
を続ける中、老後の不安は高まるばかり。老後どころか子供たちの
未来にも不安を抱かざるを得ない。

例えば、大切な人との死別。先日も痛ましい子供の事故死が報道を
されました。親として、子供を失うのは究極の現実であり、幸せな
夢から強制的に目覚めさせられてしまう最悪のイベント。

健康不安なんかも目覚めの要因となります。年齢を重ねるといつか
若いころとは違う自分に気が付くもの。癌までいくと極端ですが、
病気に対する恐怖は年々高まるものです。

 

目覚めの時が来た際に、不幸のどん底に落ちないように。早め早め
に自ら気が付くようにするのが、本当に幸せに人生を終えるための
秘訣ではないかと現実に生きる人間として強く思います。

 

新たな夢を探す旅に幸福あり

そしてここからが大切なのですが、現実に目覚めてからもなお、夢
に向かって走り出すのが幸せではないかと。

少なくとも僕はそれを信じて、仕事に、人生に励んでいます。自分
だけでなく、多くの人の幸せにつながると信じて。

 

最近は電通の過労自殺に話題が集まっており、仕事と私事の垣根を
強く意識する社会となりつつあるので、流れに逆らうようではあり
ますけれども。

そこは自ら望んでやっていますので、勘弁して頂きましょう。

 

最終的にどこまで自己実現が達成できるかは不透明ですが、全力で
生きればきっと充実した人生だったと最期を迎えられると思います。

なかなか他人に理解してもらえる話ではなく、プライベート等では
決して話せません。こんな場だからこそ言う、抽象的な話でした。

誰かに言う必要はありません。ぜひその頭の中で、真剣に現実と夢
に関して考えてみてはどうでしょうか。

 

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