引っ越し難民の増加と今後の住宅市場への期待

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

レオパレス問題で、引っ越し難民が大発生しているようですね。
引っ越し業者側も強気で、値を吊り上げているようです。

引っ越し業者にお金を取られる状況は、不動産賃貸をしている者
にとっても見過ごせません。引っ越し費用が膨らむようだと家賃
への下方圧力が働きます。

学生は現在の日本の制度上は仕方ないと思いますけれども、会社
などは4月人事を止めて頂きたいところ。入職ですら、1カ月程度
遅らせても何ら問題ないはずです。

何なら、7月とか10月とかにしてもいいでしょう。

 

転居時期がばらけることにはメリットしかないと感じます。

転居する人間にとって、混雑する時期に引っ越しをしなくて良い
のは費用面でも時間面でも楽になるのは当然のこと。

引っ越し業者にとっても無理に詰め込んだりしなくて済みます。
繁盛期が多少ばらけた方が人員や車の手配もやりやすくなって、
利益率が上がる可能性は高い。

不動産賃貸事業者としても、繁盛期を逃すと空室が埋まらないと
いう恐れが回避しやすくなります。3か月に一度、軽い繁盛期が
やってくると思うと事業計画も立てやすいでしょう。

 

引っ越しをしない人間にとっても、昨今問題となっている運送業
の混雑による宅配の遅延、料金の上昇などが緩和されます。

道路の混雑も緩和されますし、その分だけ事故も減るでしょうし、
本当にメリットだらけと思います。

社員を大事に思っているところは昔から人事の時期を4月以外に
しているところが多いです。転居費用を負担しているところは、
自社の経費削減にもなっていて実に合理的です。

 

レオパレス事件が重なってしまったのはたまたまですが普段から
年度末の混雑はあったのですから、これを機に更に多くの企業等
で人事の時期をずらすよう検討して頂きたいですね。

引っ越しは大変です。

レオパレス21の今後は?

レオパレス問題は、不動産投資に大きな影響を与えるだろう事は
間違いありません。

建築基準法違反の建物は疑いも含めれば既に3000棟を超えていて
国土交通省は厳しい対応を迫っています。

改修に必要な費用は巨額に上っており、今回の事件で大きく信用
を毀損した点も踏まえると、倒産しても何ら不思議はないものと
思います。

 

政府としてもただで倒産はさせないでしょう。

建築基準法違反で得た利益は不当な物ですから、存分に市場へと
吐き出してもらわなければなりません。

改修に要した費用はそのまま建築業者等への仕事の発注になり、
転居した人々は他の賃貸住宅などの顧客となります。前述のよう
に引っ越し業者も潤います。時期が悪かったですが。

 

ただし倒産となると色々と危惧されることもあります。従業員は
一部の内情を知る人間以外は失業してしまいますし、家賃保証を
受けている人たちは下手をすれば破産でしょう。

見る目が無かったと思って諦めて頂くしかないのですが、影響は
計り知れません。

 

金融機関も大きな損失を抱えるでしょう。レオパレスは全く内情
を知りませんが、どんな金融機関が多く融資をしているのか、は
定かではありませんが。

もっとも、金融機関そのものの損失はどうでもよくて、金融機関
が社会に与える影響を心配しているだけですけれども。

どこの金融機関だろうと、グレーな事、ブラックな事はしている
と思っていますし、リーマンショックのようにならなければ別に
金融機関の損失自体は一般人にはあまり関係のない話。

 

まあ、レオパレスくらいになると自社か関連会社での修繕工事を
するでしょうから、実質的な損失がどれほどのものかといえば、
レオパレスにとっては大した金額ではないかもしれません。

相当荒稼ぎしてきたでしょうからね。総資産3000億円超の企業
がそう簡単には沈まないと思います。

ブランドの毀損に対してどう立ち回るかが、レオパレス21の今後
を決めるのは間違いなさそうです。

 

木造が忌避される可能性

今回の一連の事件の中で、レオパレス21の手から離れるアパート
も発生すると思われます。

レオパレスブランドが剥がされ、市中に出回った物件をうっかり
購入してしまわないように注意が必要ですね。

修繕工事をしたとしても、それ以外の問題、例えば壁が薄いとか
そういった部分は解消されません。所詮量産型のアパートであり、
建物の価値は低い。

 

最近はRCマンションの売買が融資の関係で減っていて、代わりに
木造などのアパートが多く売りに出されています。

そんな中に、元レオパレスの物件が紛れ込まないとは限りません。
近くに住んでいたとしても、アパート名が消されてしまえば元々
が何だったかなど、すぐ忘れてしまいますし。

来年度以降、木造アパートを購入する際には十分注意をしないと
いけなさそうですね。Googleマップなどには旧アパート名などが
乗っていることもあるので、要チェックでしょう。

 

これを機に木造アパートを忌避する流れができてくれると、RCの
物件を中心としている僕としては少し嬉しいですね。

家賃の問題がありますので、そう都合よくはいかないだろうとは
思っていますが。

いずれにしろ、僕はレオパレス問題で更に木造アパート投資へと
手を出す事はないだろうと、より確信を強めました。

皆さんは、いかがでしょうか。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 路線価の上昇は嬉しいはずなのに複雑な気分ですね。
  2. 20130312-133011.jpg
  3. こんな無防備ではいけません。
  4. 植物が何度でも新芽を出すように、人間も何度でも新たなチャレンジができるはず。
  5. 真剣にやらねば成功しないのはトレーニングやダイエットと同じ。
  6. 香港のアパート
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る