不動産投資についての習熟度を高める方法とその意味

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不動産投資について、書籍や教材で学ぶことはとても大事なことです。

『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』という諺があるように、せっかく
先人たちが不動産投資手法を開拓し、それを残してくれているのですから
利用しない手はありません。

一からオリジナル手法を開発する自信があったとしても、過去の他人の経験
を吸収しておくことに越したことはありません。

 

自己投資ができない方が不動産投資で成功する可能性はゼロ。

別に大金を掛ける必要は一切ありませんが、基本的な知識を取得するための
お金とそれを本当に自分のものとするための時間を最低限は使わなければ、
不動産投資の体裁を保つことも難しいでしょう。

ただの資金の垂れ流しにしかなりません。

 

自己投資を行うことは実に大切です。

 

書くことで習熟度は大幅に高まる

ですが、不動産投資はビジネスですから学校の勉強のように書かれている
内容を素直に受け止めるだけでは不十分。

学校のテストや資格試験であればひとつの問題に対して絶対の解答が存在
していますが、いざ社会の現場に立つと教わった通りにやってもまったく
上手くいかず悩んだ経験は誰でもあると思います。

不動産投資だって同じです。本に書いてあったから、なんてビジネスの場
で発言してしまったらとんだ物笑いの種になるでしょう。

 

僕がこうして毎日毎日ブログやメルマガを更新し続けているのは、知識や
経験を補うため。物事の造詣を深め、ステージアップを図るためには書き
出すことが一番効果的です。

僕は学生時代から試験勉強が苦手で、一夜漬けで徹夜なんてとてもでは
ないですが集中力が持ちません。そもそもそんな短時間では覚えられず。

代わりに授業や講義にはしっかり出席して、ひたすら板書されたものを
ノートに取り、聞いた内容はメモをしていました。

お陰で試験前に詰め込みをせずとも及第点程度はほとんどの場合で取る
ことができていました。

 

大学受験や国家試験などの勝負どころでは流石にかなり頑張りましたが、
その方法も自分のノートや参考書を新しいノートに書き写し、まとめる
作業がほとんど。

特に大学以後はこの方法で失敗したためしはありません。

書くということは、学習において極めて高い効果のあるものであると
僕は確信しています。

 

不動産投資についてもこうして書き物をすることで自らを磨いている
のですね。

知識の習熟や試験勉強に悩みを抱えていたら、ぜひとも一度「書く」
勉強法を実践してみて下さい。

びっくりするほど効果がありますから。

僕の学習法はひたすら書くことです。

変化に対応する応用力を身につける

習熟度が高まることでどのようなメリットがあるかというと、応用が利く
ようになります。

応用力こそが自分オリジナルの投資手法開発のための最大のポイント。
時間を掛けて学んだ基礎知識と地に足の着いた経験、そして柔軟な応用力
の3つが揃って初めて自分の得意パターンが身につきます。

単に人の真似をしているだけでは問題発生時に適切な判断を下すことが
できず、必ず足をすくわれる時が来る。

そうならないように、応用力を高めることが必須。

 

例えば、リフォームの話をすると「なるべく安くリフォームをする」ことが
正しいとする意見があります。

お金を掛けてリフォームをしてもそれに見合ったリターンが得られるのか、
との疑問に対する解答が「安くリフォームをする」であったのだと思います。

30万円掛けてリフォームして上がる家賃が3000円では回収だけで100ヶ月を
必要としてしまうので、家賃がそのままでも安く早く済ませる方が良い、と。

 

僕もその意見は正しいと思います。

ただし、正解はひとつではないとも考えます。

 

30万円掛けてリフォームをすることで、安く済ませただけの面白みのない
部屋のままでは得られない顧客の目に留まる可能性があります。

お金を掛けた独創的なリフォームのお陰で平均入居期間が長くなることも
あるかもしれません。

また一度しっかりとリフォームを行えば以後の維持コストは変わりません
から、時とともにコスト面での劣勢も解消されます。

しっかりとリフォームをする戦略は、表面的な数字では分からない高い効果
を発揮する可能性があると思いませんか?

 

インターネットが当たり前の今、情報の伝播速度は以前とは桁違い。書籍や
教材で「あれがいい」となると一気に広がります。

ノウハウの陳腐化速度が恐ろしく速いんです。

安く済ませる手法が広範に広まれば広まるほど、その効果は薄くなります。
逆に今では非常識だと思われている手法が輝きだしたりする。

いくら自己投資をしても、深く追求することなくに表面を真似しただけに
なってしまうと、進む速度の速い世界では生きていけません。

投資の世界の変化は、とにかく早いのですから。

 

知恵の実を手にするために

自己投資は重要なことですが、そこに奥深さを伴わなければ効果は限定的に
なってしまいます。

大金を掛けるよりも、とにかく自分で広げることが大切です。多くの手法を
かじるよりも、ひとつを深く掘り下げていくことが必要です。

今一度、昔読んだ本を読み返して下さい。きっと当時は発見できなかった
素晴らしい知恵を得ることができます。

 

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