いつも応援ありがとうございます。
不動産投資を始めるに当たって、初心者は何から進めるべきか。
最近、こんな質問を頂きました。
どうでしょう?
あなたならどう答えますか?
この質問を読んだ時に僕はかなり色々考えさせられました。
恐らく、ご質問を下さった方は頭の中では
より具体的なことを想像してメールを下さったと
思うのですが、いざそれに返事をするとなると、これが難しい。
非常に奥が深い質問です。
質問を下さった方には既に返信をさせて頂いていますが、
これはより深く考察をすべき課題と認識しました。
知識がほぼゼロに近い方が不動産投資を始める上で、
どのようなアドバイスをすべきか。この質問を深く
掘り下げた先に答えがある気がします。
共に考えていきましょう。
初心者であっても複数を同時進行で
やるべきことはたくさんあります。
医学部受験をする上でどの教科から勉強すべきか、
と聞かれたら、全部必要なのだから全て同時進行を
しなさいと返します。
時間には限りがありますが、お互いが矛盾する存在では
ありませんので並列作業をする方が効率がいいですよね。
だから、まず何から進めるべきかという質問に対しては
複数のことを伝える必要があると考えられます。
当たり前の行動としては、勉強をすること。
不動産投資の本を読むのがいいでしょう。
知識がなければ何も始まりません。
次にお金を貯めること。不動産投資は投資ですから、
自己資金がなければ中々に困難です。
でも、初心者は何から進めるべきかという質問に、
勉強しなさい、お金貯めなさいというだけでは
多分質問者は失望するでしょう。
そんなことは分かっているんです。
初心者が知りたいのは、そんなことではありません。
とは言え、投資やビジネスで100%再現性が得られるような
ものはありませんし、僕は斡旋業者ではありませんから、
これこれを買いなさいとかお伝えすることはできません。
そもそも稼げることが確実だというのなら、
人に教える前に自分が購入しています。
不動産投資初心者がまず進めるべきこと。
難しいと思いませんか?
尚、お金を貯めること、勉強をすることは必ず
並列してやっておかなければいけないことです。
話の前提として念のため伝えておく必要は
あるかもしれません。
初心者こそ準備が大事
そこで、「今すぐに不動産を購入することはできない」
という前提の元に立って、初心者がしておくべきことは
何かなと考えてみました。
これって要するに、『将来のための準備』ですよね。
こう考えてみると、いくつか案が浮かびました。
僕が最初に思いついたのは「確定申告をすること」。
これについては、元の質問者さんにお伝えしました。
特に、彼がネットビジネスをしていたこともあって、
きっちりと帳簿付けして黒字の確定申告をしておくことは
確実に将来のためになると思われました。
サラリーマンであっても、確定申告をしておくことは
無意味ではありません。
確定申告をしておくだけでお金の仕組みが理解できているという
アピールになりますし、自分がいくら納税をしているのか、
税の仕組みはどうなっているのか理解が深まります。
必要がなくても、確定申告は自分でやってみて下さい。
最近は給与所得控除以外にサラリーマンも必要経費の
申告をできるようになりましたし無駄にはならないでしょう。
僕が最近しているように、資格を取る、なんていうのも
実に効果的です。本を読む程度で取得できて役に立つ資格は
結構あります。
外国人対策のために英語などを学ぶのもいい。
物件の見る目を養うために検索、評価を繰り返す、
というのも大事です。
ネットで眺めるだけでなく、近場であれば出向いてみたり
モデルルームやモデルハウスを覗いてみたりするのも
役に立ちます。
将来的に不動産投資をスタートするためにやっておいた方が
いいことは、いくらでもあります。
とはいえこれらは大事なことではあるものの、
その有用性を初心者に理解してもらい、行動を
促すというのは難しいことかもしれません。
そんな近づいているのか遠回りなのかはっきりしないこと、
初心者が本当に知りたいことではありませんから。
初心者は人に聞きまくることから
結局のところ、必要なのは『対話』であるのだと思います。
あれしなさい、これしなさいでは息も続きませんし、
一回限りで話が途切れてしまうことも多くなります。
一度や二度のやり取りで不動産投資を始めたいなどという
難題が解決するはずもない。
まずはお互いのことをお互いが深く理解し合うこと、
その上で具体的にはどんなことに悩み、困っているのか。
「具体的な疑問や不安」を掘り出すことが大事なのでしょう。
そこまで辿り着くには、何度もやり取りを繰り返し、
時には電話なりチャットなり対面なりで会話をして、
信頼関係が構築されなければならない。
聴き手は受け身にならざるを得ませんから、
相談者側が粘り腰を見せるしかありません。
誰に相談するにしても、真摯な態度で臨めば
ぞんざいな扱いをされることはないでしょう。
対応に疑問を感じたようなら、それはその人と
感性が合っていなかったというだけ。
他へ移ればいいんです。
調べることも大事だけど、せっかく教えてくれる人が
いるならば聞いた方が早いんだから、どんどん聞きなさい。
僕の大先輩の医師の言葉です。
忙しい中、結果を出しながら成長していかなければ
ならない環境下では、実に合理的ですよね。
教科書では得られない、経験者から直接聞くことでしか
知り得ないことも数多くあります。
初心者だという自覚があるなら、どんどん聞きましょう。
ベテランになったら、人に聞くのは段々難しくなって
しまいますから、今のうちだけの特権です。
聞く人がいない、というあなたは。
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