伝統文化も時代の変化に対応した者しか生き残れない

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子供が生まれると本当にお金が掛かりますね。

僕が幼児だった頃どうだったかは僕に知る由もありませんが、
自分が親になってからの数年の生活で、とても実感します。

不動産投資のための資金を少しでも集めていきたい現状では、
結構厳しい出費。悩みの種です。

といっても可愛い我が子のためですから、教育費やおもちゃ代を
ケチったりは決してしません。

教育に関することであれば僕も積極的にコストを掛けるし、
妻からの提案は教育のためになりそうであれば二つ返事で
OKするのが僕の流儀です。

 

子供の教育費というのは将来への投資です。
子供がどういった人物となり、どの程度の収入が得られるかで
親である僕や妻の生活は大きく変わります。

といっても子供のことをATMのように見ているのではなく、
あくまでも純粋に健康で立派な大人になり、やりたいことを
追いかけ続けられるようになって欲しいと思っています。

桃の節句は祝日ではないけれども、は女性にとって大切な日ですね。

自分には価値を感じなくても……

今回の出費のネタは、ひな人形です。
職人の業物だけあって、高いんですよね。

この手の伝統文化、本当のところ僕はあまりよく分からなくて、
ついつい「適当でいいんじゃないの?」とか思ってしまいます。

既にアンパンマンのひな人形が自宅に飾ってありましたし。(笑)

男だと、五月人形なんて持っている人の方が少ないでしょう。
実家も大きな鯉のぼりはありましたが、兜や人形はありませんでした。
こどもの日なんてゴールデンウイークの一部でしかない雰囲気です。

 

が、桃の節句は女性にはとても大事なもののようですし、妻の気持ちや
将来の子供の気持ちを想像すると、真面目に、しっかりコストを掛けて
おいた方が無難な気がするので、ちゃんと対応することにしました。

長男にも安いものですが端午の節句の兜は買ってあげましたしね。

 

ということで、両方の親から少しずつ援助頂きながら、ある程度
しっかりしたものを購入しました。

一般的にはどうやら普通は孫のために妻や夫の親に買ってもらうものの
ようですが、どちらも実家の財政事情を考えると流石に気が引けるので
一部出して頂くだけとなりました。

我が家も含めて大体1/3ずつ出した形になり、丸く収まったことにして
いいのではないでしょうか。

 

しかし、巨額の不動産取得税を支払ったばかりの我が家の家計には
大きなダメージです。

子供にはこんな思いをさせないためにもしっかりと資産を形成し、
言われる前に準備しておく位のことができるようになっておかねば
なりませんね。

 

伝統文化であっても時代によって変化を強いられる

その雛人形ですが、ちょうど近隣のデパートで催事が開かれていましたので
そちらへ何度か訪れ、悩んだ末に購入しました。

正直なところ、どんなものがいいかなんてさっぱり分かりません。
そこは妻も同じくでした。結局、催事場にいた方に訪ねてなんとなく
決めたのですが。

催事場を見渡すうちに、ある違和感に気がついたんです。
五段飾りが一つも展示されていない。

 

僕の実家には五段飾りのひな人形が毎年飾られていたのを覚えています。
妻の実家も同様とのこと。

それについても聞いてみたのですが、最近は五段飾りの需要が非常に
限られているので受注生産以外はしていないとのこと。

売れるのはほとんどがお内裏様とお雛様の二人だけのものです、と。

 

確かに、マンションなどにはなかなか飾れませんよね。
五段飾りのひな人形といったら相当大きいですから。

伝統文化というものも生き残るために形を変えながら、時流に合わせながら
変化をしていっているのだなぁと身に染みました。

しかしそうなると、「たのしいひなまつり」の歌はどうなるのでしょうね。
五段飾りのひな人形を知らなければ歌詞が理解できません。

三人官女とか、五人囃子とか、並び方どころか存在すら知らない人が
今後増えていってしまうのでしょうか。

 

ずっと同じことをやっていれば食っていける、なんて仕事はないことを
肌で感じます。経営者ともなれば、よりそこには敏感にならなければ
何十年という年月を生き抜くことはできないのでしょう。

 

私たちはより高速な刻の流れにいます

投資の世界なんて、変化のスピードはそれよりも遥かに速い。

この間の日銀黒田総裁の会見で金融機関への低利融資を、期間を延長し
規模を2倍に拡大するとの報道により、市場の雰囲気は大きく変化しました。

早くも追加緩和を織り込み始め、株価に上昇圧力が掛かっています。

 

テレビの報道だけを見ていると目立ちませんが、不動産価格の上昇圧力も
更に高まることでしょう。

日銀による金融機関への低利融資とは、医療や成長分野への支援を行う
金融機関へ低い金利で融資をする制度。その金利は年0.1%。

この制度を利用することで資金に余裕ができた金融機関が、リスクの
バランスを取るためにどういう行動にでるか?

聡明な方ならお分かりではないでしょうか。

 

僕もある程度先を読みながら行動をしていますが、市場の環境変化速度は
時にそれを遥かに上回ります。

同じ考えでいたら、すぐに食われてしまう。

2014年は対応する年であることはこれまで何度もお伝えした通りで、
状況を静観しつつも常に対応策を打てるよう構えていなければいけない。

刻々と変化する世界経済、金融市場、そして不動産市場。
勝ち残るために市場の動向を常に確認し、適切な行動を
取ることを心掛けましょう。

 

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