偏りのない情報を得る方法。選択するのではなく作ること。

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僕はニュースを読むのがもはや趣味のようになっているのですが、
2015年末までに本当にビックリするような変化が起きそうです。

それが最終的に吉と出るか凶と出るかはまだ分かりません。

ただ、今のところは日本は正しい方向へと向かっているように
僕には思えます。思想信条の問題ではありますが。

 

しかし、以前は漫然とニュースを聞き、新聞を読み、それに追従した
意見を持ってしまっていましたが、そこに渦巻く意思が見えるように
なると景色が全く違うものになりますね。

いかに報道というものを文面通りに受け取ることが愚かしいことか
ここ何年かでようやく理解ができました。

 

本音と建前、なんて言葉がありますが、関心の薄いことや自分が
詳しくないことは、どうしても言われるがままに信用してしまう。

どのような事象も本来は多面性のあるものであるのに、一面しか
ないように報道する発信者側とそれを聞いて真に受ける受信者側。

どちらが間違っているのかは、永遠に答えの出ない問題なのかも
しれません。

 

情報の偏りを完全に排除することはできない

でもこれは、自分の身を守りたいのならば非常に切実な問題となります。

例えば、現在大きな議題となっている集団的自衛権について。

憲法の解釈変更についての是非はひとまず置いておくとして、一部の報道や
ごく一部の特殊な政治家の発言を聞くと、現政権が日本を戦争のできる国へ
変えようとしている、と報道しています。

職場のスタッフに訪ねてみましたが、正にそう信じ込んでいました。
あまり深くは考えていない様子でしたが。

 

どこが問題なのか。報道機関が、どのような経緯があって集団的自衛権に
ついて国会で議論をする必要があるのか、具体的にはどのようなメリット、
デメリットがあるのか、はっきりさせていない。

具体的な部分は曖昧なまま、不安ばかりを煽って世論誘導をしようという
意思が強く働いています。

本来であれば、善悪の判断は読者、視聴者に委ねればいいはず。
ですが、伝え方に手を加えることでそれが歪んでしまっている。

報道も商売ですからある程度は仕方ないのは分かります。中途半端な事実の
羅列だけをしていても面白い報道はできませんから。

報道側の主張を伝えるのも自由です。しかし、いかんせん偏り過ぎななように
しか思えません。せめて二つ、三つの意見を並べて考えさせる余地を私たちに
与えてくれてもいいのでは、それが公平、公正な報道なのではと思います。

 

全ての報道機関を一つのものとして考えれば偏りはかなり無くなりますけどね。

しかし、新聞を3つも4つも取っている方なんてほとんどいないでしょうし、
お金も時間も足りません。

結果、関心が薄い情報のことは目に付いた情報を唯一の真実であると考え、
知らぬ間に世論誘導をされている、と。

 

とはいえ、残念ながらどう考えてもすぐに改善できるような話ではない。
であれば、受信者側である私たちが変わるしかないでしょう。

自分を守ることができるのは、自分だけです。

偏りのある情報で判断をすれば間違える可能性が高いに決まっています。

選択肢から選ぶ時代から、選択肢を作る時代へ

素人である自分がプロと直接立ち向かう場面では、よりこの傾向が強まります。

例えば何かが不安で病院を受診した際、通常は一つの医療機関、一人の医師から
診察を受けると思います。

病院や医師により思想信条は異なりますから、間違ってはいなくても偏っていたり
自分の望む選択肢が提示されなかったりする。

本来であれば全ての選択肢を知ったうえで自分で決定するのがいいのでしょうが、
実際にはそれは不可能です。病院によっては、また地方によっては実施が不可能な
検査もありますし、医師によって得手不得手があったりしますので。

 

もしかしたら自分が得意な方法であったり、自分たちに都合の良い方向へ話を
誘導されているかもしれません。

しかも、それは素人である患者さんには分からないんです。

怪我をして受診して骨折があり、手術しないと歩けなくなるかもしれませんとの
診断を受けたら、どうでしょうか。

もしも手術をしないでも治る可能性が高いものであっても、患者さんにはそこを
知る由が無い。恐ろしいことです。

ちなみに、決して病院や医師がやましいことをしていると言っているのでは
ありませんので念のため。

 

強制力に違和感を感じた時に、冷静に他の病院、医師を紹介してもらうとか、
自分に適した病院を探すなどできれば、やりたくない手術を避けることが
できるかもしれません。

自分の身を守ることができるのはあくまで自分自身です。

ちょっとした日常のやり取りでも、目の前の相手が何の意図を持ってそんな話を
しているのか想像し、その善悪を自らの頭で判断できるようにならなければ、
これからの情報オープン化社会では常に損をしてしまうことでしょう。

与えられた選択肢から選ぶしかない時代は、とうの昔に終わっているんです。

 

知識と思考力を鍛えなければ始まらない

ここまで書けば何を言いたいか分かりますよね。

そう、不動産会社との物件のやり取りをする時など、です。

 

不動産会社が物件を売りたいのは裏の意図と言うまでもなく当たり前なので
それはいいのですが。

例えば本当に良い物件を購入してもらってリピーターとなって欲しいのか、
ただ実績を上げるためにどんな物件でもいいから買って欲しいのか、はたまた
鴨が来たと思って適当な物件を売りつけようとしているのか。

随分親切にしてくれるけれども本心からくるものなのか、下心があるのか。

 

相手の意図を探る癖をつけると、変な業者を引いてしまう確率はぐっと下げる
ことができるはずです。

それを支えるのは知識。先ほども言ったように、誘導をされてしまう原因は
「関心が薄い」「自分が詳しくない」か。

不動産会社を訪れているのに不動産に関心が薄いはずがありませんから、
この場合のリスクは後者となります。

 

詳しくなることで、知識をつけることで誘導されるのを防ぐことができます。

一杯勉強してください。セミナーだとかの偏った情報ばかりでなく、様々な
媒体から知識を得ましょう。

 

知識を本当の意味でつけるため、お金も十分掛けるべきです。

焦って不動産投資を始めてしまった方は成功者であっても必ず、
最初にもっと自己投資をすべきだった、と言います。

無料セミナーなどでは結局前述のような「何かしらの意図」が加わってしまい、
偏った情報しか与えられない可能性が高いですからね。

また、お金を掛けてしまうことで、逃げ道を塞ぎ本気度を上げる効果もあります。

 

不動産投資はちゃんとやれば、最も容易に、最も時間を掛けず、最も確実に、
最も大きな収入を得ることができる方法の一つ。

ぜひ、本気で当たって下さい。プロに負けない自分を創るんです。

 

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