金融機関との付き合い方。提案を受けるべきか、断るべきか。

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金融機関からの勧誘というのは、結構悩みどころですね。

不動産投資を既にされている方の多くは経験をしていると思います
が、金融機関は常に融資先を探していて、何かと声を掛けてきます。

このような投資案件があるのですが、どうですか、あなたであれば
融資をしますよ、と。

 

投資案件だけでなく、税金の支払いを分割するために借りませんか
とか、修繕費用はいつでも出しますのでとか、とにかく融資したい
とアピールを欠かしません。

金融機関からそのようなお誘いがあるのは、喜ぶべき事なんです。
それだけ信用を獲得できている証拠。返せないと評価をされている
人間には追加融資なんて絶対に持ちかけません。

 

僕も何度か経験がありますし、今も将来的な診療所の修繕費は既に
準備してあるから継承後は声を掛けてくれ、と言われています。

正直、診療所の経営状況は僕の視点では現状、融資残高が多すぎて
とてもではないですが追加で融資は受けたくない状況。

現在、連帯保証人としてそれを何とかすべく口を出し、貸借対照表
も収支計算書も改善させようと、間接的な努力をしている最中です。

計画は進んでいますが、財務諸表上の変化はこれから。現段階では
大きな修繕計画など立てる余裕はありません。

 

お金を貸している側もそれは重々承知しているはずなのですけれど、
強力にアピールをしてくるもので、こちらとしては若干引き気味に
なってしまいます。

要するに僕には、今の残された借金を全額返済しつつ、新たな融資
を組んで、滞りなく融資をしなさい、と。そういうプレッシャー
掛けられている訳ですね。

 

収益不動産で受ける融資は怖いとは思わないのですが、現在残って
いて返済の目処をしっかりと計画立てられていない借金の上に融資
を重ねるのは、かなり躊躇します。

確かに診療所の建物の修繕の時期はとうに迎えており、代替わりを
するにあたって一新してしまうのがいいのも分かるのですが。

すぐにどうしなければいけない事はないのですけれども、強い圧力
を感じており、また感謝すべき点も多々あって、今後の付き合い方
も大事になる関係上、非常に悩みます。

 

7月以降、本格的に経営に参加しますので、具体的な収支予測を自分
なりに出そうとは思っていますが、果たしてどうするべきか。

不動産で受けている融資の繰上げなども検討項目に入っております
ので、そこも含めての計算が必要です。

悩みの種は尽きません。

良くして頂いていますから、こちらも協力はしたく感じます。

既存顧客を大切にする理由は……

金融機関に勤める方のノルマの厳しさはよく分かります。僕の知識
は全て伝聞ですけれども、真面目にやっていたら達成なんて不可能
ではないかと感じる内容ばかりで。

投資信託の販売件数、クレジットカードの加入数、定期預金の金額
や件数、融資の金額や件数など。

例えば定期預金など、金利がほとんど付かない現代日本においては
顧客からすると資金を拘束されるだけの無意味どころかデメリット
だらけの商品で。

それを月に何件契約しろと言われても、普通の判断力を持った人間
は端にも棒にも引っかからないでしょう。

 

だからこそ、金融機関は既存顧客を大事にするし、その既存顧客に
更なるセールスをしてきます。

金融機関とは信用のやり取りです。お互いの信頼関係は、お互いが
大事にしたいと考えています。

顧客側としても、金融機関との関係は悪くしたくない、との考えを
持っていますので、お願いをされると弱い。

 

事業資金を融資して貰っているとなれば尚更、無碍には断れません。
いざという時に助けてもらえなくなってしまったらまずい。

晴れの日に傘を差し出し雨の日に傘を取り上げる、とは言いますが、
それでも差し出された傘を受け取らなければ、雨の日に借りられる
傘が無くなる可能性は更に低くなります。

長い付き合いの中で良い関係を築けていれば、金融機関もそう簡単
に見捨てるような真似はしません。融資の焦げ付きは向こうとして
も望んではいませんから。

 

このような付き合いの繰り返しで金融機関との関係は深化していく
のだと思いますが、無理をしてまで相手に付き合うのが本当に互い
にとっていいことなのか。

僕としてはもう一歩、相手にも自分にもメリットがあるような提案
をしてくれればいいのに、と思うのですが、どうでしょうか。

だって、本当に定期預金が「良いもの」と思って勧誘をされる行員
さんなんて今の金利では存在しませんよね?

 

金融機関も古い体制の上層部からして改革が必要に思います。

 

金融機関からの不動産案件は……

少なくとも、収益不動産への融資がメイン収入源の某地銀が不動産
投資の案件を持ち込んできた場合は、お断りを推奨します。

金融機関の持込案件は融資がほぼ確約されているのがメリットでは
ありますが、今まで何度か友人・知人から相談を受け資料を見せて
貰った経験では「なし」だとしか言い様がありませんでした。

ノルマ欲しさに銀行独自の評価額が上回っているものを持ってきて
いるだけか、コンプライアンスから逸脱して不動産業者との癒着が
あるかのどちらかではないでしょうか。

 

金融機関との付き合いは、時に自分を犠牲にしてでも相手のために
動かなければいけない機会もあるかと思います。

が、相手がまともな人間であれば無理は言いたくないでしょうから、
ほどほどに付き合っていくのがいいのではないでしょうか。

もしあまりにもひどいプレッシャーがあったならば、ICレコーダー
で会話を録音した上で担当の交代を申請しましょう。

金融機関との力関係を極端に偏らせないためには必要な努力です。

 

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