アメリカの利上げ継続も、日本ではどこ吹く風が続く見込み。

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アメリカでは着々と利上げが進んでいますね。

米FRB、連邦準備制度理事会は、12月13日のFOMCで政策金利を
0.25%引き上げる決定をしました。

これで米国の金利は年1.25~1.5%となります。2017年3回目の
利上げであり、年明け直後とはずいぶん見えている世界が違って
来ているのではないでしょうか。

 

アメリカの政策金利は、かなりダイナミックな動きをしています。
リーマンショックを境に、もとは5%以上あったものを1年と少し
で0.25%への引き下げを実施しています。

それ以前も、普段は5~6%の金利を目安にしつつ、金融市場へと
同様が起こるたびに大きく引き下げ、強力な金融緩和をしてまた
落ち着いたら可及的に引き上げを実施していく。

政策面でも、アメリカ人気質らしい感じですね。

 

対して日本はというと、もう20年以上も超低空飛行を続けている
ため、恐らくほとんどの方が感覚を麻痺させられているでしょう。

2009年以降、0.1%から動いた試しがありません。

ただ、当面の間は麻痺していて正解な気がします。個人的な予想
では、政府がプライマリーバランスの黒字化を目標にしている間
は金利が上昇するような局面になり得ないと思うからです。

 

そんなわけで、日本においては融資は必要ならどんどん受けても
良い、と考えています。もちろんキャッシュフローが許す限りの
範囲で、ですけれども。

これから僕はまた不動産へと資金を注入する予定です。不動産と
いっても、これまでの収益不動産ではなくて医療事業を拡大する
ための土地、建物に対して。

収益不動産もそのうち追加で欲しいのですが、すぐには難しそう
なので、まずは本業に注力をして資金力をつけることとします。

 

他の人にとっては大した価値の無い土地でも、僕にとっては非常
に大きな意味のある土地の買収を進めたい、そのためには融資を
受ける必要がありますが。

当面金利が上がらないであろう現状は、極めてタイミングが良い。

恐れず、融資を受けようと思います。たっぷりと資金を確保する
ためにはキャッシュフローを更に拡大しなければいけませんが、
それができる地盤は整いつつあります。

メインバンクも、融資には協力をしてくれそうですし、来年から
少しずつ手を付けていこうかと。

使い手次第で善にも悪にもなるもの

包丁は悪ではない

借金は悪だ、との風潮が世間にはありますけれども、それは悪い
借金をしてしまうのが問題なだけであって、借金そのものは経済
にとってとても重要なもの。

そして現代人が経済に縛られて生きている以上お金の多寡により
人生の自由度を決められてしまう中、借金とはむしろ人生の幅を
拡大してくれるパートナーなはずで。

借金を悪だとの意見は、包丁で殺人事件が起きたのだから包丁は
悪である、と言っているのと同じ。

ある程度の規制は受ける必要はあれど、最後は人間の使いようが
存在価値を決めます。

 

政策金利がこれほど低くなっているのは、経済的な自由の確保に
大きなチャンス。要するに今の状態は借金の大安売りであって、
それはつまり自由を安く買えるということ。

返済のルールさえ守れるなら、本来は得られなかったはずのもの
を貰えるのですから、この機を逃す理由はありません。

 

多くの人は、この返済のルールをよく分かっていないため、未知
の恐ろしいもの、というイメージを借金に対して抱いています。

確かに金融はルールが非常に複雑で、また悪い噂も多く立つため
及び腰になるのも致し方ないかもしれませんね。

金融機関は融資返済について、より分かりやすく明確に、正確に
説明をしなければいけません。政府や自治体も融資のイメージを
改善するキャンペーンを張った方がいいのではないでしょうか。

起業についての悪いイメージの払拭も含めるとなお効果的だろう
と思います。

 

必要ない借金はしてはいけないのは当然です。借金をする目的に
合理性がなければ、それは無駄な買い物をしているのと同じ。

趣味嗜好ならばともかく、無理な買い物をしたり無駄遣いをして
生活が苦しい、首が回らない、なんていうのは流石に自己責任と
誰も擁護しません。

逆に言えば、目的に合理性があり、その先に人生における目標が
見えているなら、それは良い借金をしようとしているのであって、
忌避するべきではないでしょう。

借金、融資とは経済の鎖から自分を解放する強力な武器、です。

 

良いも悪いも使い手次第

住まいは所有派か賃貸派か、というのも掘り下げると結局は融資
を受ける合理性があるかどうか、になります。

住宅を所有することが人生にとってとても重要であるのならば、
住宅ローンを受けられるというのは大きなメリット。

 

不動産投資をして経済的な満足度を上げる事が人生を充実させる
のであれば、収益不動産を購入するのに巨額の借金を背負うのは
大きなベネフィットを生みます。

今の生活に満足をしている人が無駄遣いする対象ではありません
が、経済的な不満を抱える人にとっては強力な一手です。

せっかく歴史的超低金利がまだまだ続きそうなのですから、この
チャンスを必要としている人は逃すべきではないでしょう。米国
の利上げなんて、日本には大して影響しません。

 

目標を見据え目的のはっきりした借金は決して悪ではありません。

むしろ、日本経済を活気づけるヒーローです。

 

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