自分の気持ちを提供してこそビジネスが始まるのは不動産投資でも同じ

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

不動産投資も工夫が必要な時代ですね。

市場参加者が増えれば、他者と同じような行動を取ってもなかなか
利益に結び付かないケースも増えていきます。市場におけるパイは
限定される以上、奪い合いになるだけだからです。

もちろん不動産投資においては全く同条件の物件な度存在しません
ので、特に難しい工夫をしなくてもうまくいく場合と失敗する場合
に分かれます。

それは何も創意工夫の努力をしなくても成功者が結構生まれてくる
ということで、それを見て「不動産は楽して儲かるのだ」と勘違い
をされてしまう方が後を絶たないのですけれども。

 

不動産投資のメリットであり、デメリットでもある部分です。

個人的な考えからすると工夫が必要となるのはチャンスなのですが、
そうではないと考える人の方が多いのかもしれません。

不動産投資はただの数字のやり取りではなく、大勢の人間と直接的
に関わる事業です。金融市場へ参入するのと同じような気持ちでは
後悔をする可能性があります。

前述のような、創意工夫をしなくても成功する組に自分が入れると
思い込まない方がよいでしょう。

 

売ると買う。投資は本来シンプルです。不動産投資がそうでない事
を分からない方はいないはず。

そしてその難しさの中にチャンスがあるのも、賢明な貴方なら理解
していると思います。

気持ちを伝えることこそ人の繋がりであり、ビジネスの原点です。

不安を越える想いを持つ

工夫をするにも当然リスクが発生します。それは、自分のアイデア
が上手く実現できるのかと、人に受け入れてもらえるのか、です。

起業をしようと思った経験がある人なら、必ずそんな不安を感じた
経験があるかと思います。

 

僕も今まさに、そんな不安と日々戦っています。

僕が診療所を承継して、地域の人に受け入れてもらえるだろうか。
入院病床を開いて、収支が合うほどに地域に必要とされるだろうか。
病院へと規模拡大をしたいものの、現実的に可能だろうか。

現在はまだ下地作りを必死にしているところですが、連帯保証人に
名を連ねてしまった以上もう逃れられず、また医療業界、地域事情
の将来を見る分に実行、実現しなければ生き残れません。

 

そのために、とにかく創意工夫をするしかない。苦労、心労が多く
あまり人には勧めてはいけない道であるように感じますが、恐らく
心のどこかでそれを充実していると感じているのでしょうね。

だからこそ、何とかしてやっていられる。

「普通」でない道に自分の生きる道を見つけてしまった以上、困難
や苦悩と直面し続けるのは致し方ないと割り切っています。その分
のリターンも将来的に見越しているのですから。

 

不動産投資でもそんな想いを抱えながら創意工夫に必死な方々は、
決して珍しくありません。

最近見つけた記事で、僕が収益不動産を所有している『糸島』にて
頑張っている方がいるのを知りました。

どうやら古民家を買い付け、学生寮として再生をしようとの事業に
取り組んでいるようです。

移住人気ナンバーワン「糸島」が抱える問題

 

築古住宅を再生させる手法は結構前からされており、頑張っている
方がいるのは有名な話。

それを今回は糸島を舞台に、学生寮というエッセンスを付け加えて
チャレンジしよう、と。

九大の完全移転があと1年程度で終わる予定で、学生を中心に人口
が急増しているのをチャンスと見ての起業なのだろうと思います。

 

この方自身が九大出身で、そこに思い入れがあるからこそ創意工夫
の努力を欠かさずに挑戦をできているのだと思われます。

ネガティブな理由でもポジティブな理由でも、思い入れの強い事を
ビジネスを始める動機にしている方は強いです。インタビュー内容
が全てではないでしょうが、頑張りの燃料なのは確かでしょう。

ビジネスをただの数字のやり取りと考えず、困難と苦悩を楽しみに
変換できるのは、起業で成功するための大きな要因と考えます。

 

趣味を仕事に

そういった意味で、僕は実は不動産投資にあまり向いていません。
不動産賃貸業に対し、今以上に工夫を凝らして地域に喜んで貰おう
とできないからです。

できる限り良いサービスを提供しようとは思いますし、安全で快適
な部屋に住んでもらいたいとは考えています。

が、それ以上の向上心を向けられません。

 

僕の向上心は医療業界に向いていますし、その他でいえば執筆業や
ゲーム業界での仕事などに強く惹かれます。

その中で不動産投資での経験が強く生きると考えますから、努力を
怠らないでいられます。それが現在上手くいっている鍵なのだろう
とも感じます。

趣味を仕事にする以上の幸せは、人間にとって数少ないのでは、と
僕は感じていて。大切な家族を手に入れた以上、僕はやりたい事を
生業として生きていくのに心血を注ぐ毎日です。

 

ですから、不動産投資の具体的な手法という意味では、僕はあまり
参考になる意見を伝えられない点について申し訳なく思います。

が、ビジネスという観点から見ると、少なくとも何も経験の無い人
よりは経験から実感した意見を持っており。

その最も重要となるのが、真摯にビジネスと向き合って顧客のため
創意工夫を凝らし続ける気持ちであるのは間違いないと断言します。

 

不動産投資は相手が存在するビジネスです。相手から自分を選んで
貰えるよう、森に埋没する木にならぬよう、独自の生きる道を探す
のは今後更に重視しなければなりません。

可能性を求め、頭をフル活用して下さい。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. お金の管理に難儀した経験ありませんか?
  2. 利益アップ
  3. 社長室には憧れますけれども。
  4. 入居もまばらなマンションも数多く。
  5. 画一的な枠組みから飛び出すべし
  6. 悩んでばかりでは始まりません。
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る