収入を上げるのは人生における選択肢を増やすため

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僕はもともと身体は強い方ではなく、よく風邪を引いたりする方
なのですけれども。

先日、僕にしては久しぶりに……といっても前回から1年も経って
いないような気もしますが、風邪らしい風邪を引きました。

やっぱ辛いですね。熱は最高でも38.5度くらい、ほとんどの期間
は微熱程度までしか出なかったのですが、しんどかった。

僕は平熱が高い(36.9度)ので、37度台の微熱が出てもほとんど
気にならないのが普通なんですが、今回はすごく堪えました。

 

これを書いている今も全快ではないのですが、薬を飲みながらも
仕事ができる程度にはよくなってきていて。

このまますんなり、落ち着いてくれそうな感じです。

1ヶ月以上前から有給休暇を取る予定を立てていたのですが、連休
は全て風邪の療養に当てられました。

せっかくの休みが、という思いもなくはないですが、どちらかと
いうと苦しい中で仕事をする方が辛いので、ナイスなタイミング
だったと思います。

休みが潰れるよりも、苦しみながら仕事をしなければいけない方
がよっぽど辛いですので。

いつもは何度熱が出ようとも、ドーピングをしながらでも診療を
していますが、今回はそんな事をせずに済んでよかった。

 

過労死の問題や、そこまでいかずとも過剰労働による健康被害は
日本が昔から抱えている問題です。

が、一向に改善する気配がありません。

製品の品質改善には誇りを持つくせに、労働環境の改善には興味
がないのはどうにかならないのでしょうか。

 

いえ、最早それは日本の特性として受け入れざるを得ないのかも
しれません。

少なくとも、行政や社会の変化を待っていたら、先に自分の墓が
立ってしまいますので。

やはり自分の人生、労働と離れはできませんが、健康を失ったり
死んでしまっては意味がないですから、自分で積極的に労働環境
の改善をしなければいけないのでしょう。

1日でティッシュ一箱消費してました。

何が辛いのか

ただ、実のところ「これが正解」というものはありません。

何が「辛い」と感じるかは人それぞれ異なるからです。

 

例えば僕であれば、仕事を辞めて暇を持て余すのは、非常に苦痛
に感じます。

僕にとって診療は人生の一部であり、まともな判断ができて身体
が動く間はずっと続けていたい。むしろ、仕事ができなくなる時
がくるのが恐ろしい。

だからこそ健康を崩さないような仕事の枠組みを構築しなければ
いけないと思っています。ただでさえ病気がちなのに過労で仕事
ができなくなっては本末転倒。

 

が、逆に仕事が苦痛で、一刻も早く仕事を辞めたいと思っている
人もいると思います。

仕事はお金を稼ぐ手段に過ぎず、興味の対象ではない、と。お金
さえあるなら仕事なんてせずに好き勝手な生き方をしたいと内心
思っている人は少なくないのだろうと思います。

 

肉体労働が苦しいという人もいれば、頭脳労働は受け付けないと
いう人もいますし。

通勤時間が長いのは耐えられないという人もいれば、都会の狭い
住宅は嫌だという人も。

残業を長くしてその分休みを増やして欲しいという人から、残業
だけは真っ平ごめんだという人まで。

 

何が辛いか、どう生きたいかは個々であまりにも差があります。
社会側に全てのニーズをまかなうのは不可能です。期待するだけ
無駄というもの。

結局、自分自身のニーズを知るのは自分だけです。

いかに肉体的、及び精神的に健康でいられる人生設計をするかは
己に委ねられており、そこで何の選択もしなかったとしたら社会
の都合の良い様に扱われるのみ。

自分のためにも家族のためにも、自分の人生は細かいところまで
自ら決める、設定するようにした方がいいと言わざるを得ません。

 

お金を稼げば人生の選択肢が増える

絶対的な指針などは到底作れるものではなく、最終的には誰しも
脳を回転させ考えなければいけない部分ではありますが。

お金が、持続的収入源があれば選択肢が広がるのだけは間違いが
ない話です。

 

お金があるなら労働したくない人は、お金が不自由だから仕事を
しているだけですし。

長い通勤に苦痛を感じている人も、もう少し稼ぎが増えれば職場
の近くに自宅を用意できますし。

お金があればもっと便利なところに広い自宅を構える事ができる。

 

そんなにたくさんお金は要らない、と言われる方もいますけれど、
あって困るものではありません。

人生の自由度を上昇させるために、お金はなるべく早い時期から
できるだけ多くの収入源を作っておいた方が良いと思われます。

収入源というもの、作ろうと思ったらすぐに用意できるものでは
ありませんので、なるべく早い時期からとの部分はとても重要。

また、労働も含めて常に安定しっぱなしの財源なんてありません。
一つが駄目になっても別の財布から資金を出し、次の財源を探す
助けとできるような状態こそが本当の「安定」です。

 

お金を稼ぐ行為そのものが苦痛でないのならば。

思い立った今からすぐに。労働だけ、不動産投資だけ、株や為替
だけ、またビジネスだけ、とならないようにしながら。

お金を稼げるようになったら、それを財源により理想に近い人生
を自ら構築していって下さい。

一時的には忙しくて厳しい時期もあるかとは思いますが、長期的
な目標を達成するために短期的に努力をするのは当たり前の話、
です。

 

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  1. 長期的な目標を達成するために短期的な努力を厭わない。これは考えてみれば、当たり前なんですが、意外と我慢できる人って少ないように思います。

      • きりのき
      • 2015年 10月22日

      そうですね、目の前の苦しさからは誰でも逃げ出したくなる
      ものですから、致し方ありません。

      慣れてしまえば一時の苦痛なんて大したものではないのですが、
      どのようにしたら誰もがそれを乗り越えられるのか……。

      個々の能力差もあるので、永遠の課題であるように思います。

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