いつも応援ありがとうございます。
最近なんだか、不動産投資についてというよりも金融・経済についての内容が
多くなってしまっていますね。
不動産投資についての知識的な面はほぼ全てネットで網羅されてしまっており、
今更「公示地価とは」であるとか「利回りとは」などといったことを書くのは
あまりにもお粗末ですし。
恐らく多くの方が期待しているのは「どうやって稼いだか」であるのだろうと
思いますが、僕の記事投稿ペースだとあっという間に書くことがなくなって、
更新が途絶えてしまいます。
興味のない方には大変申し訳ありませんが、僕が普段どのようなことを考えて
いるかを知ってもらうこともお役に立てるかなと思って、素人がお恥ずかしい
ですが書かせていただいております。
実際、僕が言っている事なんてどこまで正しいのかも分かりませんし、話半分
で聞いてもらえると幸いです。
法人設立についての提案
とはいえ、あくまで不動産投資のブログですのでたまにはお役に立てるお話も
書いていかねばと思う訳です。
ということで、今回はお役立ちネタとのことで法人設立について書いてみます。
不動産投資をする上で、規模を拡大するようであれば法人は必須です。個人で
不動産を所有しすぎると税金が高くなり過ぎ、税を納めるための投資となって
しまいます。
消費税をも払わなければいけない段階になると、もうアウトです。テナントが
多く付いていたり駐車場が多数あるような物件では、消費税課税売上1000万円
なんてあっという間ですのでご注意を。
法人はその収入を分散させるためのもの。収入は分散させればさせるほど税率
が下がることになりますので、ある程度以上の規模を目指す場合は法人の活用
を絶対に視野に入れておかなければいけません。
消費税課税売上にも余裕ができ、それだけでも随分と節税になります。
不動産投資で法人を作るとすれば、何らかのこだわりがない限りは合同会社を
設立するのが良いでしょう。
昔で言えば、有限会社に当たるもの、ですね。
対面ビジネスの場合、合同会社は未だ知名度が低く怪訝な目で見られてしまう
こともあるかもしれませんが、資産管理会社であれば誰とビジネス関係を持つ
ようなこともなく、デメリットは皆無。
むしろ良いことだらけです。
アップルコンピュータの日本法人も合同会社です(設立当初は有限会社)。
何も恥ずかしく思うことなく、堂々と合同会社を設立する事をお勧めします。
合同会社にデメリットほぼ無し
不動産投資における法人活用の点において、株式会社と比較して合同会社の
メリットは非常に大きい。
よく言われるのは設立コストのこと。株式会社と比べて合同会社は低コスト
で設立が可能です。
全てのツールが手元にあるならば、資本金を少なくする事で登録免許税6万円
および雑費で済みます。
株式会社を設立するには、登録免許税だけで15万円から。その他、定款認証に
5万円掛かりますので、どんなに頑張っても20万円以上掛かります。
費用が1/3以下で済むのは大変なメリットですね。
登記時の手間も大きく違います。株式会社に比べて合同会社で用意すべき書類
は随分少なくて済みます。公証役場で定款を認証してもらう必要もありません。
毎年の公告の義務も、株主総会を開く義務すらもありません。
簡単に作れて維持の手間もない。それが合同会社です。見栄を張った自己紹介
をしたいと思わないならば、合同会社を選択しない理由はないでしょう。
合同会社では所得の分散をしやすいのもメリットです。
株式会社の場合、配当を出す際には持ち株に応じた割合出なければいけません
が、合同会社にはその縛りはありません。自由に取り決めて大丈夫です。
基本的には役員給与、その中でも経費算入が認められている定期同額給与にて
個人へと分散する事になりますが、利益が増えて法人の内部留保が増えすぎた
場合、合同会社では自分たちの一番有利なように分散することができます。
名刺に代表取締役とかCEOとかエグゼクティブなんちゃらとか、大層な肩書き
を書きたいと思う方以外は、合同会社が絶対に良いです。
自分でも登記できてしまう合同会社
合同会社の登記は非常に簡単です。今回僕も自分で行いましたが大した手間も
なく登記完了しています。
一つ目の合同会社を作る際には司法書士さんを通し、12万円ちょっとの費用を
支払いましたが、今回は6万円ちょっとで済んでいます。半額です。
今回の登記のためにAdobe Acrobatを3万円程度で購入したため、もう少し費用
負担はあったのですが、元々別の目的でも使いたかったのでちょうどよかった。
既にAcrobatを所有されていたり、どこかで使うことのできる環境があるなら
本当に半額で済む事になります。司法書士さんは仕事あがったりですね。
定款の認証が必要かと思って色々とツールを用いてなんやかんやしてしまった
のですがそれは結局勘違いで。その時の手間がなかったら本当に簡単です。
ネットで設立の手順から書類のテンプレートまで全て無料で手に入りますので、
正に誰でもできると言って過言ではないでしょう。
一度作れば、もう一つ同じ目的の法人を作る際には日付と名前をいじる程度で
より簡単に作れてしまいます。法人を作れば作るほど金銭的にも得をしますね。
特殊な事をする必要がないならば、是非ともご自身の手で合同会社の登記申請
をやってみて下さい。
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