分からないから丸投げで済ませてはいけない納税の義務

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不動産投資でも、第3の事業でも。

公務員やサラリーマンのように収入に対する経費計上に意味がない
立場でない限りは、決して言ってはいけない言葉があります。

「自分は税金の事なんて分からないから」

こう言った、いえ考えた時点で、経営者としてのセンスはゼロです。
事業を主導する立場から手を引くのを強くお勧めします。

 

最近はサラリーマンでも特定支出控除により一定の条件を満たせば
経費の控除を受けられるようになりましたね。

殆どの場合は給与所得控除の方が実際に掛かった金額よりも大きい
ので、サラリーマンであれば収入にまつわる税金に関してはあまり
気にする必要がないでしょう。

せいぜい、特定支出控除対象が給与所得控除よりも大きくなるほど
自費での支出を求めてくるトンデモ企業に勤めていないかどうかの
確認程度でしょうか。

 

納税は国民の義務である、と憲法にも書かれています。なぜ義務と
なっているかというのは、僕は相互主義の観点から社会の安定化を
図る為であると思っています。

適切に税金を納めるのは大切な事で、それを分からない、との一言
で完結をさせるようでは経営者としての資格は無いと断言してよい、
と僕は考えています。

私たちは皆が払った社会インフラを利用してビジネスを展開、利益
を上げているのですから。それを自らお金の流れを堰き止め身勝手
な行為を繰り返すのは裁かれても致し方なく。

また、税金は分からない、で済ませてお金の流れに飲み込まれると
手元にお金は残らず、それどころか市場の養分として吸いつくされ
没落していく運命となるでしょう。

 

僕は何度か、そのような憂き目に遭っている現場を目撃しています。
税金のことを、専門外だから分からないと適当に放り出し、得意な
事ばかりやっていたらいつの間にか追い詰められていた姿を。

営利事業でも非営利事業でも経済の流れ、税金のルールから逃れる
ことは不可能なのですから、トップが分からないでは誰も最後まで
ついてきてはくれませんし、それで痛い目を見るのは自分自身。

 

確かに複雑で、その割に理屈や設定がいい加減で、納得のいかない
ところも多く、変動が多くついていくのが困難です、税制は。

けれども、事業で己の道を成すと決めたのですから。食らいついて
いく気概は必須。

分からずに悩むのと、分からずに投げ出すのと、どちらが経営者と
して正しいのかは、明らかではないでしょうか。

全部をやるのは大変ですが、理解をする努力は続けるべき。

ビジネスは生涯学習

全てを自分でやる必要はないんです。いえむしろ、実務的な部分は
プロに任せた方がいい。この世には税務のプロ、税理士という職が
存在するのですから。

税金の世界はあまりにも複雑過ぎますし、最終的には税務署の職員
の匙加減に委ねられる側面がありますので、ルールを知っていれば
誰でも適切にこなせるものではありません。

税制とは不完全なものです。この辺りは医療と同じで、税理士さん
には何となく親近感を覚えます。

 

細かいところや、如何にして適切に納税し手元に残るお金を増やす
かなどといったところは、知識だけでなく経験、テクニックが必要
ですから、自分でやるよりも税理士さんの方が断然良い。

節税をしなければいけないほどに大きな収支を抱えるのならば。

そこまで大きなお金を動かしていて、税金に興味がない、つまりは
お金に興味がない、というのはあべこべです。面倒なことから目を
逸らしているだけ。ただの怠惰に過ぎません。

 

税理士さんが必死にサポートしようとしてくれているのに、経営者
が「よく分からんから任せる」と言ってきたらどうでしょうか?

それがやり易い、という方もいるかもしれませんが、税理士さんは
自分の部下ではありませんから(大企業の専属は除く)、忠誠心を
持って対応してくれるなどと考えるべきではない。

ビジネスはお金だけのやり取りで成立はしません。お互いが尊敬の
し合える存在であるのが極めて重要です。仕事を依頼しておいて、
興味がないから、と言われたらどう感じるか。どう見られるか。

そして無関心でいた結果どうなるかの未来予測すらできない人間が、
事業で成功を収められるか。

 

「自分は税金の事なんて分からないから」

この一言が、どれ程重みのある問題発言であるかが分からないよう
であれば。悪い事は言いませんから、公務員やサラリーマンとして
静かな一生を送るのをお勧めします。

知識や能力の問題ではなく、センス、覚悟の問題。継承した大企業
を一代で潰してしまう事例が後を絶たないのは、この辺りが大きい
のだろうと僕は推測しています。

 

尚、収支規模が小さいならば、余計に興味を持たなくてはならない
のはお察しの通りです。

何しろ、プロが雇えません。税理士を雇う余裕など無い以上、自分
でやらざるを得ませんし、嫌でも勉強せざるを得ません。

下積み時代を経験した人ほど後々花開きやすいのは、厳しい経験の
中で精神的な面も鍛え上げられたからではないでしょうか。

もっともそれが長く維持できるかどうかは人それぞれで、せっかく
開いた花を自ら潰してしまう方も少なくありませんけれども。

 

せっかく切ったスタートを、自らの足を踏んで止めてしまうような
事態にしないように。

税金についても真面目に考え、主観的にも客観的にも適切な納税を
するよう心掛けて下さい。

 

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