バブル世代が羨ましく感じるのは幻想に過ぎない?

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時々、今は不景気で苦しい、バブル時代を経験した人が羨ましい、
なんて意見をネットで見ることがあります。

僕は正直、懐疑的です。本当にバブル時代はそんな良い時代で
あったのだろうか、と。

 

僕は今の時代に生まれて本当に良かったと思います。

こうしてインターネットで個人が情報発信できますし、情報収集も
報道や広告に依存せず必要な情報を自分で探すことができる。

普通に働いていれば飢えることはありませんし、お金に不自由を
感じることもありません。

もし今の時代に生きていて不満を感じることがあるとすれば、それは
ただ単に人間の強欲さゆえではなかろうかと。

ガソリン価格が何かと槍玉には挙げられますね。

本当にバブル世代は今よりも裕福だったのか

例えばガソリン代が騰がって苦しい、との話題がよく出ます。

確かに1リットル当たりのガソリン代は上昇していますね。30年前は
ガソリンの消費量が少なかった発展途上国も経済成長著しく、石油は
各国から需要が引っ張りだこ。

加えてネットの発達により世界中から投機マネーが石油先物に注がれ、
いまや金融商品としての役割も担っています。

石油の価格、ひいてはガソリンの価格が高騰しない訳がありません。

 

ですが、もう一度「全体」を見てみましょう。

30年前の自動車と比較して、現在の自動車の燃費はどうでしょうか。
比較対象にもよりますが、燃費性能は倍かそれ以上になっていると
言っても過言ではありません。

ガソリン価格は30年前でリッター110円くらいだったようです。
リッター単価は1.5倍程度。

個人の自動車での移動距離がさほど伸びたとは思えませんから、
移動距離当たりの燃料費はむしろ安くなっているといっていい。

 

円安で輸入価格がどうだとよく言われはしますが、その時の短期的な
トレンドについて文句を言っているに過ぎません。

短期トレンドでしか物事を語れないのは非常に残念なことです。

 

長期トレンドで考えると、バブル時代現役だった世代は随分としんどい
思いをされてきたのではないでしょうか。

それまでの高度経済成長時代、上り調子しか知らなかったのにいきなり
バブルが弾けたといわれて日本中に不安が満ちてしまったんです。

急激な環境変化によりこの先どうなるのか不安で仕方がなかったのでは
と思います。

 

最近でもあったでしょう、リーマンショックの起こったあの日です。

株価も為替もリスク資産は上昇を続けていたところに急な大暴落が
起こりました。その後から民主党政権が誕生し、崩壊するまでの
4年間、どのような思いでしたか?

この経験がある限り、とてもではありませんがバブル世代が羨ましい
なんて僕には言えません。

 

世間の雰囲気に流されているだけ?

確かに平均賃金は下落を続けていますが、決して生活レベルが落ちた
のではありません。

もし生活レベルが落ちたと感じるとすれば、それは昔と比べて「最低限」
の生活レベルが高くなった、相対的なものでしょう。

 

携帯電話やインターネットなんて30年前は普及していませんでした。
よほど賢く節約しなければ、この二つだけで月に五千円~一万円程度は
固定費が増えています。

自宅に置く家電の種類も増えました。パソコンやタブレットもあるのが
当たり前。

30年前よりも遥かに物質的には豊かになっています。

 

下落している賃金についても、共働きが一般的になりつつある現代では
独身世帯以外は世帯収入は増えていないでしょうか?

賃金が最も高かった時代の1馬力より、今の2馬力の方が金額で比較しても
高いとしか思えません。

もっとも、若い世代は個人の収入の低さに自信を失ってしまっていたり、
古い時代の結婚生活への憧れから男女間で結婚に対する意識にギャップが
生まれてしまい、2馬力を作ろうにも作れないことも多いようですが……。

 

それを差し引いても昔よりもずっと物質的に豊かな時代に生きているのに、
バブル時代が羨ましい、デフレで賃金が下がって辛いと嘆いてしまうのは
なぜなのでしょうか。

幸せを見つけられないでいるのを、とりあえず目に見えて数字が下がって
いる賃金の下落に押し付けているのだろうかとか、ネットによる集団意識
が働いているのだろうかとか考えてみてはいるものの。

結論は見えてきません。

 

羨ましいなら努力をすべし

バブル時代が羨ましいと感じる方が本当のところどうなのかは、結局のところ
答えは今より更に経済的に豊かになってみなければ分からないでしょう。

恐らく人の豊かさを想像で羨ましいと感じる方は、バブル時代に生まれても
自分より豊かな人を羨ましいと感じているだろうと思います。

それであれば、今の時代に生まれたのは実にラッキーです。何しろ、株でも
為替でも不動産でも、個人で簡単に投資ができる時代なのですから。

特別な才能が無くても資産の形成ができる。それが投資です。

 

高度経済成長時代が羨ましいと感じたことがあるあなた。是非とも今からでも
何かに投資することを始めてみて下さい。

投資で成功をすれば、バブル時代を疑似体験できます。

それと共に知ることになるでしょう。成長し続けることがいかに大変であり、
努力を必要とするかを。

 

ただ、ひとつだけ僕が思うことを書いておきます。

人は努力した結果得られたものに幸せを感じるのではなく。思いを実現させる
べく努力した過程を振り返って幸せを感じるのではないか、と。

努力なしに幸せなし、です。

 

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