投資家は日本経済への貢献を心の中で誇るべき

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春闘のベースアップに引き続き、夏のボーナスも平均を見ると堅調に
アップしているようですね。

もちろん、会社にも寄るのでしょうけれども。

 

ニュース記事は以下のリンクからご覧下さい。

夏のボーナス、平均で8万6千円増え59万3千円にアップ

 

僕は生まれてこの方、ボーナスというものを頂いた経験がただの一度も
ありませんので羨ましい限りです。

総支給額が変わらなければボーナスなんてあっても無くてもいいんですが、
ある程度まとまったお金が貰えるのは気分がいいものでしょうね。

何人かに同じ支給額だとしたらボーナスありとなし、どちらがいいかと
尋ねてみたら皆ボーナスありの方がいいと答えましたし。

 

ともあれ、働く皆さんの収入が増えるのはいいことです。
この調子で順調に景気が回復していくといいですね。

投資家は自分を誇りに思うべきでしょう。

未だに投資をギャンブルという人が数多くいる

ただ、支給額は増えているものの出費も増えている昨今です。
ボーナスの使い道も堅実になっている様子がアンケート結果から伺えます。

来秋、消費税が10%に更に増税されることも予定されており、そこに物価の
上昇も相まって先行きの不安から預貯金に回すとの回答が増えている。

決して悪いことではありませんが、景気の腰折れ要因になってしまわないか
心配されます。

 

日本は内需国ですから、国民の消費活動の低迷は景気の悪化に直結しています。

円安で海外旅行に行く人が減り、輸入品の価格が高騰し、国内企業にお金を
落とす機会が増えるのはいいことですが、税負担の増や燃料費の高騰から来る
物価の上昇により消費が抑制されるのは大きな問題。

かといって国際的な事情により財政再建の姿勢を崩すわけにもいかず、減税を
広く行って景気拡大を図る策にも出ることができません。

日本政府は増税をして国民負担を増やしながら消費も拡大させるなどという
無理難題に挑戦をしなければならないのが現状です。

 

消費税が上がれば消費が低迷するのは当たり前ですから、実需の消費以外に
活路を見出さなければいけないでしょう。

実のところその道こそが「投資」です。

 

日本人は預貯金はしますが投資をすることには慣れていません。

世界一の個人金融資産を誇っている日本ですが、その半分は現預金であり、
有価証券の割合は10%程度。

米国では有価証券が50%であることと比べると、圧倒的に低い。

 

逆に言えば、投資額が増加する余地が多くあると言えます。個人の現預金の
2割でも投資に向かえばどうなるでしょうか。

個人の現預金総額が800兆円以上ありますから、2割というと160兆円。

 

先月から話題になっている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、
世界最大級の投資ファンドであり、その運用額は2012年度で120兆円。

そのGPIFが株式への運用を増やすことにしただけで、株価が上昇する程の
影響があると騒がれています。

個人マネーのほんの2割を投資に向かわせるだけで、それよりも更に巨額の
お金が市場に流れてくることになる。

 

上昇トレンドを作り出すことができれば個人に還元される資金も増えるため、
景気の好循環が生まれるきっかけになり得ます。

NISAのことなども含め、政府が必死に「預貯金から投資へ」お金を向かわせ
ようとしているのは、これが狙いでしょう。

方向性としては正しいと思います。

 

投資に対する意識一つで日本は変わる

ただ、やり方があまりにも中途半端ですね。

NISAなんて年間100万円などというほんの僅かな非課税を使い勝手の悪い口座で
作って何をしろというのでしょうか。

麻生さんが240万円まで増額したいと発言していましたが、使い勝手が悪いまま
では意味がないでしょう。

 

せっかく日本経済を再生させつつ、日本政府の財政再建を同時進行で行うための
筋道が出来上がっているのになんともったいないことでしょう。

僕は政治素人ですから好き勝手言わせていただきますが、政治家は政治のプロ
なんですからもっとしっかりと効果的な政策を実行して欲しいですね。

当事者になったらなかなか難しいのはもちろん理解しています(笑)。

 

まあでも本当に、個人の預貯金を投資に向かわせるのは正しい戦略であると
思うんですよね。

預貯金なんて定期預金であっても金利は雀の涙です。どうせお金を縛られて
しまうのなら、高い金利を求めて投資へお金を移行させた方が明らかに得で
はないでしょうか。

それがきっかけとして景気が回復に向かい、順調に給与収入が増えていき、
また加えて投資による収入が得られるようになれば個人の所得はぐっと増え、
消費にも良い影響を与えてくれるはず。

納税額も増加し、財政再建の道筋が立てばより積極的な経済政策も取りやすく
なるので更に景気回復が加速します。

 

これは有効な政策が行われなくとも、個人の意識の変革で十分可能なことです。

投資を行ってお金を稼ぐことで景気が回復し給与も増えるのであれば、投資を
しない手はない。そう思いませんか?

では、今すぐ貯金からほんの少しだけ投資に回しましょう。

 

……とは言っても、うまくはいかないでしょうね。景気の先行き不安が先に
解消されない限り日本で個人マネーが投資に向かうことはないのが現実。

どうしたらいいんでしょうね。

 

投資家は日本経済に大きく貢献しています

そういった意味で、融資を受けて不動産投資をしている、もしくはこれから
始めようとしている方は自分を誇っていいと思います。

少なくとも普通預金やタンス預金にお金を貯めているだけの方よりも遥かに
景気に貢献している。

投資家は経済に大きな影響を及ぼす、日本の救世主です。

 

私たちが稼ぐことで日本の景気は良くなります。投資家であることに自信と
誇りを持ちましょう。

株式投資なり、不動産投資なりをしていることを隠さず、オープンにして
みて下さい。ご覧の通り僕は常にフルオープンです。何ひとつ悪いことは
起こってません。

 

日本政府には、投資をしていることを隠す必要のない環境をぜひ整えて頂き
たいですね。

経済を回していることを誇れることとすれば、きっと投資をする個人は増え、
個人マネーは市場に流れてくるはずですから。

それは日本経済復活の旗手となるに違いありません。

 

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