日経平均株価は一段上昇。株価が安定化した先に見えるものは。

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株価の上昇が著しくなっています。

選挙前は「選挙後に下落する」などと言う声が一部でありましたが
大外れのようで。

むしろ選挙後は、不安要素が無くなったかのように日経平均株価の
上昇が始まりました。21年ぶりの22,000円台とは、何とも景気の
良いことです。

 

米国株などもっと激しい上昇をしていて、史上最高値を更新中。米
もリーマンショック後、ドルを大量に刷り続けましたからその影響
が続いているのは間違いなさそうです。

中央銀行が貨幣を市場に供給すれば、貨幣の単位価値が低下します
ので、その分だけ価格は上昇する。当然の流れでしょう。

しかし、そこにはタイムラグがつきもの。市場に供給された貨幣が
流れ、循環するまでには時間が掛かります。金融緩和による副作用、
悪影響を極力小さく、金融緩和の効果を大きくしたいから、です。

 

日本でも黒田日銀総裁による金融緩和がかれこれ4年ほど続いており、
株価は浮き沈みを経つつ上昇傾向が続いています。ついこの間まで、
天井となっていた20,000円台を超えられず長らく停滞していました。

キリの良い数字であったのを始めとして、様々な心理的な壁があった
のでしょう。特に今回乗り越えた22,000円は、消費税が3%から5%
に引き上げられてから一度も超えられなかったところでした。

それ以前でも、22,000円を超えていたのはバブル時代を除いて一切
ありません。日経平均株価22,000円越えは、実はとてつもない境界
を踏み出ようとしている段階です。

 

ここを踏み上げられれば、金融緩和の効果は十分に発揮できていると
考える一つの根拠となってくるでしょう。

今後また浮き沈みは繰り返すでしょうけれども、22,000円台が定着
するかどうかは日本経済浮揚の成否を判断できる需要なライン。

この先の株価には、不動産投資家としても注目せざるを得ません。

このまま少しずつ上昇をしていって欲しいものです。

株価は先行指標の一つ

何故、僕が株価が気になるのかと言うと。

一つには、別に僕は不動産投資しかしていないのではなくて、少額で
あるものの株式市場にもいくばくかのお金を投じて、分散投資を実践
しているから、があります。

また、本業である医業は世間の景気によって締め付けられるか、緩和
されるかが大きく変わってきます。不本意ながら、国民の健康が国の
経済事情に左右されてしまうのは世の常です。

特に国民皆保険制度を敷いている日本では。

 

不動産投資家としての側面から株価が気になる理由は、日経平均株価
は将来的な不動産価格の先行指標として有用であるからに他ならない。

ここ3年程度で、不動産価格はバブルを起こしている、などと言われて
きました。しかしそれは、株式市場の動きを10年前から追ってみると
別に異常な値動きではないのがすぐ分かります。

何しろ、株価は今や3倍になっているのですから。リーマンショック後、
日経平均株価の最安値は7,000円を割っていました。

 

たった10年で価格が3倍になるなど、そちらの方がよっぽどバブルです。
不動産価格はそれに追いついてきたに過ぎません。ですが、今の株価が
バブルであるとの意見はほとんど聞きませんね。

単に、不動産価格の高騰は都合の悪い人間も多数いるものの、株価上昇
で困る人はいないので、バブルの不安を煽って価格上昇を抑制する必要
がどこにもないのが理由と思われます。

 

金融緩和によるマネーが株式市場に先に回るのは単純な話で。流動性が
高く、売買しやすく、売買に伴う税金も安いため。お金が余っていたら
とりあえず買っておけ、が効く株式は非常に都合が良い存在です。

日銀による下支えも、株式市場に大きく偏重していますし、金融政策を
見れば先行して株価が上昇するのは当然です。

ですが投資先が複数ある中で、ずっと株式ばかりに投資が回らないのも
必然です。価格が上昇してくると買う旨味も少なくなってきます。市場
はメリットがある投資先を常に探しています。

 

株式の次に資金を投じる先として、不動産は非常に安定していて実益に
適う、有力な投資先。

株価が一服したら不動産価格が上昇するのは、余ったお金を投じる先と
して不動産が高い信頼性を誇っているからです。

 

株価の安定化に期待

あくまで指標であって、必ず連動するなんて都合の良い話ではないこと
には注意して下さい。

しかも、タイミングが全く分かりません。株式が上昇した後、良い状態
が続けば不動産価格も連動して上がってくるのは間違いありませんが、
数年のタイムラグは普通に生まれます。

今の株価上昇が一寸の光陰でないと証明する手立てがない以上は、株価
の上昇だけを頼りに大きな融資を背負うのは根拠が不十分。

 

いくつか、自分なりの指標を見つけておくといいでしょう。その一つに
日経平均株価が利用できるのは確かですから、日ごろから株価や為替の
変動を見るのは慣れておいた方が良いように感じます。

くれぐれも、書籍やセミナーの知識だけで株価や為替の動きを分かった
ように思いこまないで下さい。

頭でっかちになるとやられてしまうのは相場の常ですから。

 

不動産価格がどうあれ、株価にはこのままもう少し上を目指してもらい、
高値で安定して頂きたいものですね。

株価の安定は、企業の経営基盤を強固にする最良の環境。企業の足元が
盤石になって初めて社会環境は良い方向へと向かいます。

不測の事態はまだまだ予想されますが、果たしてどうなるかは数年後を
待つしかないかもしれません。

 

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