給与所得控除が縮小される可能性。企業依存が危険な時代到来か。

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選挙が終わりましたが、早速財務省が動きを見せてきました。

給与所得者の既得権益ともいえる、給与所得控除に手を突っ込んで
きた形です。

 

給与所得控除はサラリーマンにとって手取りを増やす大きな控除。

雇われ者であっても仕事をするに当たり必要経費が発生するはずで、
例えば仕事用のスーツや靴などを買ったり、仕事時間とは別に仕事
に関わる勉強をするための教科書、講習にかかる費用など。

そういったものを、いちいち経費計上させると申告する側もそれを
チェックする側も大変で、お金も掛かります。サラリーマン全員が
経費申告するとなると今の何倍になるでしょうか。

 

それを国は、給与所得控除を設定し、給与所得者の経費を所得金額
に応じて一律に認め、納税額が多少抑えられるものの、経費計上の
手間を省き大幅に経費を削減することに成功しました。

サラリーマンにとっても給与所得控除で控除される金額は、大抵の
場合において真面目に経費計上するよりも高くなるよう設定されて
いますから得をしている計算です。

中にはオーバーしている方もいるかもしれませんが、今はその辺も
法律が是正されていて、給与所得控除を上回る経費計上はきちんと
認められますから、非常に公平でバランスの取れた制度と思います。

 

それを財務省が弄ろうとしています。内容からして給与所得控除を
縮小しようとしているのは間違いありません。

僕は給与所得控除も最大限利用をしようと考えているので、もしも
控除が縮小されたとすると少し痛いです。けれども、給与からしか
収入が無い方にとってはもっと痛いでしょう。

何しろ、給与所得控除の縮小は「増税」なんですから。

 

まだ結論は出ていませんが、ただでさえ重税感が増していて消費税
も増税予定の今、給与所得控除まで縮小するとなれば大荒れは必至。

一番のボリュームゾーンであるサラリーマンからの反発は大きいと
思われ、政府の支持率には悪影響を与えるに違いありません。

だからこそ、選挙が終わった直後に発表したのでしょうが……。

今時、副業なんていくらでもあります。

個人委託契約型企業が震源地か

ただ、これにも理由がありそうで。

最も大きな影響を与えているのは、実質的な雇用者を個人事業主に
して委託契約を結ぶ形としている事業者ではないかと思います。

法の穴をついて少しでも得を取ろうとする人がいる以上、国が対策
をしようとしてくるのは当然の話。

法の想定外利用を極力無くし、安定した国家運営を行うのが政府の
役割ですから、致し方ないのかもしれません。

 

ただ、財務省は歳入を増やそうとし過ぎですね。税金を取れば取る
ほど民間の、市場のお金は減りますから景気に悪影響を与えるのは
当然で。

税金を取ることが公務員の利益を増やすことに直結する構造が問題
であるのは間違いありません。

もっと長期的視野に立った働きが評価をされるような制度が公務員
に適用されればいいのですけれども。

 

それはともかくとして、給与所得控除がどのような修正を受けるか
は11月中旬には報告書がまとまるようですから、それを待つ他なく、
様子見です。

が、今のうちに、給与所得控除が縮小されてしまっても、手取り額
が減らないような、収入が増えるような仕組みを作っていくように
したほうがいいかもしれません。

政策内容がはっきりしてから動き出しても、ライバルが増える一方
です。収入を上げようとの試みは、早ければ早いほど効果的。

 

不動産投資などはもちろん効果的ですが、リスクを伴わない事でも
構わないでしょう。

手取り額の減少は将来設計を大幅に狂わせます。消費税の増税から
納税額が増加するのは明らかですし、今後もそう簡単に減税をして
くれるはずもないのですから。

いち早く所得上昇に向けて動き出すのが、将来の大きな利益になる
と僕は信じています。

そうした努力をしておくと、政策がどう転んでも対応しやすくなり、
悪影響も抑制できます。

 

例えば僕は給与所得者の顔も、個人事業主の顔も、法人代表者の顔
も、投資家としての顔も持っているわけで、どこが優遇され、どこ
が冷遇されても全体的には変化がありません。

これからは、複数の仮面を日常的に付け替えて生活をするのが人生
を安定化させる時代です。

企業に依存せず生きられる力を習得しましょう。

 

個人的方針は副業推奨

僕はこれから人を雇用する立場になっていく予定です。どのような
雇用体系、待遇を作ろうかと色々と思案しています。

その中で必ず実現しようと思うのが「副業推奨」。副業をしている
人こそ優遇し、実力、人間力を高めて頂きたいな、と。

僕がこうして複数の仕事を持って、色々なところから利益を上げて
いる以上、雇用をした人にそれを認めないわけにはいきませんし。

副業をする中で必死に足掻いた経験が自らの血肉になり、医療者と
してのレベルも大きく上昇させるのを、身を以って体験をしたから
に他なりません。

 

そして、こうした自分自身との一貫性、整合性こそが経営者に必要
なものではないか、との気持ちを強く持っていて。

これを貫けば必ずついてきてくれる方が現れ、助けてくれるはずだ
と確信をしています。

経営者は多種多様で、様々な考え方があって良いと思います。その
中で僕は、こんな信念を持ってやってみようかな、と。

 

これも、己の仮面を更に増やし、時の政府のきまぐれにより転落を
させられないようにする工夫の一環です。

 

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