いつも応援ありがとうございます。
参議院選挙、終わりましたね。皆さんは投票されましたか?
僕は選挙当日の朝7時に、暑くなる前に投票を終えて、
あとはブログ記事などを書いて結果を待っていました。
予想通り与党・自民党の大勝に終わり、
ねじれ国会は解消されました。
個人的には外交・安全保障上の問題がどうなっていくのか、
社会保障制度はどうなっていくのかも気になるところなんですが。
不動産投資家の立場でいえば、やはり気になるのが
経済・金融政策、税制がどうなるかなどのお金の話です。
外交や社会保障の面なども結局はお金に辿り着く部分が大きく、
決して切り離せない部分ではあるのですが。
私たち一般庶民にとって直接的に関わってくるのが
経済政策や税制の変化ですから、注目せざるを得ない。
いくら安全が保障されても、いくら社会保障が充実しても。
働く私たちの手元にお金が残らなければすべては回らないし、
私たちも生活ができなくなってしまうのですから。
雇用制度改革こそが日本の要
気になるのが雇用問題です。
結局のところ、雇用が溢れていなければ。
労働者に対して求人が増えなければ労働者の価値は
決して上がりません。
買い手市場である以上、労働者より雇用者の立場が
強いなんて当たり前です。
(労働力市場は雇用者が労働者の労働力を買っているので
雇用者が買い手、労働者が売り手です)
不動産賃貸の現状も。
人口の減少が始まり、世帯数の増加も天井を迎えた今、
借り手(入居者数)は今後少なくなっていく。
しかし、建物は減らないどころか、
都市部では大型新築マンションが次々と建設されている。
新築物件ですら空室がある。
誰でも知っていることですが、これが現状。
不動産賃貸は今や完全な買い手市場です。
(不動産賃貸では生活空間を入居者が買っているので
入居者が買い手、大家が売り手です)
買い手市場には売り手にとってどういうデメリットがあるか。
価格の下落です。
前者の労働市場では労働力の価格下落が、
後者の不動産では家賃の価格下落が当然起こります。
これはデフレではありません。市場原理に過ぎない。
ただし、デフレの影響で価格低下も起こっていますし、
日本で最も一般的な収入源である労働対価の下落が
購買力の低下を引き起こし、デフレの根本にあるのは確か。
いわゆるデフレスパイラルというやつですね。
現在は労働力市場があまりにも買い手有利に
偏り過ぎてしまっている。
日本の完全失業率は世界的に見ても極めて低く、
社会と雇用形態のアンバランスが根底にあることは
容易に想像ができますが、その辺りは話が脇道に
逸れ過ぎてしまうので置いておきましょう。
要するに、雇用問題、労働力対価の正当化を図ることは
デフレの脱却に大きく寄与し、明るい日本を作るためには
必須事項であると言えます。
それは不動産投資にも良い影響を与えます。
デフレ脱却だけでも家賃収入の上昇に寄与しますので。
6年ぶりの自民党政権可でねじれ国会が解消されましたが、
どうなっていくでしょうか。
ともかく、今後の日本に期待しましょう。
国が変わるのを待つより自分が変わった方が早い
さて、他にも消費税増税だとか気になるところは多いですが、
政治による変化を待っていたら寿命がいくらあっても足りないので。
私たちサラリーマンがビジネス、そして不動産投資で
成功するためには世間の変化を待つよりも、
自分が変わった方が遥かに速くて効率が良い。
デフレが解消されて労働力対価の賃金が上がるのを待つよりも
自分で収入を上げることに注力する方がよっぽどいいわけです。
政治なんていつ変化するか分かりませんし、
全てが自分に有利に働くなんてことはありえない。
政治には国を守ることだけを期待して、
自分のお金のことくらいは自分で何とかする。
ビジネスでも不動産投資でも、成功したいならば
それくらいの気概が必要です。
むしろ、ただボケッと待っていたらいつ激震により足元が崩れたり、
若さを失ったことによりチャンスがあっても活用ができない
なんて環境になってしまうことでしょう。
特に、サラリーマンは自分の属性について、
もう一度考え直さなければいけません。
不動産投資でなるべく早く成功する、自由になるという目標は、
融資が受けられなければ決して達成できないのですから。
そして、サラリーマンが不動産投資をスタートするにあたって
融資を受ける時に「属性」という要素を無視することはできません。
何となくは聞いたことありますよね? 属性という言葉。
収入が多いほど、収入源が安定しているほど、
収入源の持続性が長期なほど、属性は高まる。
属性が高いほど融資を引き出しやすく、融資金額も大きくなる。
属性が低いと融資を受け難く、融資金額も小さくなってしまう。
もし属性という言葉を知らなければ、
とりあえずこの程度の認識を持っていてください。
融資市場で売り物となるのは『属性』
先ほどは労働力市場、不動産賃貸市場について買い手市場であると
例を挙げました。
では、融資市場はどうでしょうか?
お金を出すのは金融機関。借りたいのは私たち不動産投資家。
金融機関が何とかローンという形でサービスを提供しており、
契約上は金融機関から私たちにお金が動くので、
金融機関が売り手、私たちが買い手のように感じてしまいますが。
それは間違った認識です。
金融機関はお金を貸すことにより利息という利益を得ている。
私たちはお金を支払っている。
つまり、金融機関は買い手。不動産投資家は売り手です。
金融機関は、私たちの現在と将来を買っているんです。
融資を受けるにあたって、この認識はとんでもなく重要。
自分が買い手だと思って金融機関と向き合っていると、
融資を引き出すことに失敗します。
金融機関が買い手。不動産投資家は売り手。
その前提に立って、良く考えてみましょう。
全員の思惑を。
そして、どうやったら融資を引き出しやすくなるのか。
どうすれば金融機関の側からどうかお金を借りて下さいと
頼み込んでくるような立場になれるのか。
もし、どうやって考えていいか分からない方。
楽待コラムの僕の連載記事の一つ、これを読んで下さい。
自分で考えることが大事。
フィルターを増やす練習です。
僕の考えについては次回以降に綴っていきますので、
まずは考えて下さい。
そして、あなたの考えを僕にも聞かせて下さい。
特にメルマガを読んで下さっている方。
今週のメルマガの布石でもありますよ。
キーワードは、「属性」と「信用」です。
では、次回に続きます。続きは数日開けさせて頂きます。
必ず考えてから読んで下さいね。
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