いつも応援ありがとうございます。
日経平均株価を見る限り、日本の株式市場はほぼ想定通りの動きを
していますね。少し予想よりも間延びしている感がありますが。
といっても僕は株式投資は今のところしていませんので、予想が
当たっていたといってもこれといった恩恵はありません。
昨年末の大納会で年初来高値を更新した時点で、年明けからは下落傾向、
その後4月からは強含みとなっていくだろうと書いてきました。
実際にはそれよりも低迷期間が長かったのはご存知の通り。
その後、5月までは日経平均株価は円の動きに合わせて上下するだけ
でしたが、6月に入ってから円が高くなっても下落せず、円安に伴って
上値を追う展開となってきています。
今後、日銀の追加金融緩和が発表されれば、夏頃に今年の最高値を
つけるのではないでしょうか。外国株や世界経済の動向などでまた
色々と変化もありそうではありますが。
ここまで読んで、どう思いますか?
あくまでこれは僕のこれまでの経験を根拠にした「直感」からくる予想に
過ぎず、こんなものを読んで一瞬でも「なるほど」とは思ってはいけません。
僕が株式投資をしないのは、こうした直感に頼りすぎてしまうきらいが
あるからです。直感はかなり正確に働いてくれますが、根拠がないため
ちょっとした不安でブレやすい。
また、ポジショントークをしてしまいがちです。ポジショントークは
自分を暗示にかけているようなもので、自身で作り上げた固定観念に
縛られてしまう行為。
本質を見失う原因となります。
僕は少なくとも現状のステージでは株式投資をやるべきでないことは
理解できていますので、手を出しません。
ポジションを持たないことで正確に市況を把握し、また順次軌道修正を
図れるような体制を作っています。
市況を把握することは、今後の不動産価格や景気動向の大まかな傾向を
予測する助けになります。株式はその縮図として一つの参考になります。
それは僕にとって、株式投資で小金を稼ぐことよりもよほど大事なことです。
不動産投資家も投資家らしくあれ
不動産投資を続けて行く上で、市況を知っておくことは決して外すことが
できません。不動産価格の動向や家賃の変動は利回りに直結しますし、
修繕費や光熱費などもキャッシュフローに大きく影響します。
景気の上昇には物価の上昇(インフレ)がどうしてもついてきますし、
逆もまた然り。
不動産投資は経営でもありますから、そこはしっかりと長期的な把握をし、
行動しなければいけません。
金融機関と融資の相談をするにも、しっかりと市況を観察し、今後の市場
動向の見込みを把握できているかどうか、そこを説明できるかどうかで
融資の可否判断が変わってくることもあるでしょう。
また、市況が分かっていれば買って稼ぐことができた物件もあれば、
市況が分かっていれば地雷であることが事前に知ることができた物件も
あると思います。
施設依存型の地方物件なんて、企業の経営状況を見る癖をつけておけば
リスクが高いか低いかを容易に判断できます。
不動産投資も投資。私たちは投資家なのですから、投資家らしくその辺りの
勉強をすることは必要不可欠と言っても過言ではありません。
その他にも、金融・経済政策、安全保障、災害対策、社会保障、その他諸々、
全ての政策に経済活動が関わってきます。
新しいニュースには敏感に、しかし表面的な理解ではなく政治家たちの理念、
思惑、繋がりなど本質的なことを理解するのが大切。
そして、実際に政治・経済に関わるかはともかくとして、自分なりの答えを
自分で考え、用意しておくことが必要でしょう。
日本人は政治・経済に興味がなさ過ぎますから、ちょっと興味を持って調べて
みるだけですぐに人より優位に立つことができますよ。
実態を知らないことは意見の偏りを生む
株式も為替もいじったことのない方は、2,3年は挑戦をしてみることを推奨します。
僕もかつて為替(FX)をしていました(そして結構な損失を出しました(笑))。
その時の経験があって本当に良かったと思っています。
市場に再度参入するのはしばらく先の話となるでしょうが、非常に面白い世界でも
ありますから是非ともまたチャレンジし、プロの投資家として活動したいですね。
実際にお金を預けて取引を行うことでしか見えない世界もあります。
本で得た知識だけで物事を語るのは、地に足が着かず、上っ面を整えるのが
精一杯。特に私たちの目標は誰かに虚勢を張ることではなく、自分自身の
ステージを上昇させること。
知識に思考と経験を乗せることで初めて自分の身につきます。
金融市場がどのようなものかを身を以って体験してみて下さい。
きっとそれまで視えていなかったものが視えるようになります。
不動産投資でも、時々いませんか? 不動産投資をしたこともないのに
ただの詐欺だの、稼げないだの、暴落するだのと知ったように語る方。
手術なんかでもそうですね。脊椎の手術なんか、なぜかほとんどの人が歩けなくなる
なんて噂がまことしやかに流れています。
そんなにリスクしかないなら不動産投資なんて誰もやらないし、
手術をする医師なんて誰もいなくなると思うのですが……。
実際を知らずに語ればネガティブなワードしか頭に残りません。
本質を見失うだけです。
不動産投資をまだスタートできていないあなたも、もしかしたら不動産投資より
株式や為替の方が向いているかもしれません。
投資金額さえ調節すれば、不動産投資よりも遥かに参入しやすい市場ですから、
是非とも挑戦をしてみて下さい。
政治・経済について今よりずっと詳しくなれますよ。
投資を通じてステージを上げることができれば、不動産投資でも
成功しない道理はありません。
僕のように損失を出すようなことだけはないようにして頂ければ幸いです。(笑)
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